焦らずゆっくり、自分のペースで
今回、同じことがループしてないか心配です。
あ、今回は特に進展はしないです。
確認と説得の回です
「そっか、そんなことがあったんだ」
「うん」
瑞樹に詳しい事情を話した。
不甲斐ない。助ける方法が分からないのに手伝ってもらうなんて・・・。
ダメダメなお姉ちゃんでごめんね。
「大丈夫だよ」
「え?」
「顔に出てたよ?不甲斐ない、ダメダメなお姉ちゃんでごめんねって顔してた」
「え、嘘!?」
そんなに顔に出てるの!?
・・・・どんな顔だったんだろ?
「お姉ちゃん、僕は、方法が分からなくてもお姉ちゃんを手伝うよ。例えクエストじゃなかったとしても。方法が分からないから、お姉ちゃんを手伝わないっていう選択肢は僕にはないんだよ」
「・・・・・」
「それに方法が分からないなら、これから考えればいいよ。お姉ちゃんにはこのクエストを諦める選択肢はないんでしょ?」
「うん」
聖霊は絶対に助ける。助けたいじゃなくて、助けるんだよ。
「なら、たくさん考えて、僕たちともたくさん話し合って、たくさん悩んで、お姉ちゃんが納得のいくやり方を見つければいいと思う」
「瑞樹・・・」
「僕はお姉ちゃんのやり方に従うし、きっとガンテツもヴァイスさんも同じ考えだと思うよ。2人とも特殊クエストだからっていう理由で協力してくれるわけじゃないと思うよ。お姉ちゃんを信じて協力してくれるんだよ」
「でも、会ってそんなに時間が経ってないよ?」
「お姉ちゃんが、たった数回会っただけでも信用に足る人物だって思われたんだよ」
「買い被りすぎだよ」
「そうかな」
「そうだよ」
「・・・ありがとう、瑞樹。元気でた。私、頑張るよ。絶対に聖霊を助ける方法を見つけるよ!」
「僕も手伝うよ!」
2人にも話をしないとね。
なんだかネガティブに考えちゃったよ。
絶対、大丈夫。
ポジティブに考えよう。
暗いことを考えたって、不安に思ったってチャンスは何度もあるわけじゃない。
チャンスは一回しかないんだから。大切にしないと。
暗く考えて、台無しにするわけにはいかない。
「よし、やるぞー!」
「ねぇ、桜。洗濯物干してくれないかしら?」
「あ、うん。お母さん、任せて!」
「お姉ちゃん、僕も手伝うよ」
今はできることをしよう。一つ一つ丁寧に、ね。
そしたら、道は見えてくるはず。
焦っても何も得られないもの。
**
「ふわー、今日はいい天気!」
洗濯物もよく乾きそう。良かったぁ。
春はポカポカしてる。お昼寝したら、絶対気持ちいいだろうな。
ああ、お昼寝したい・・・。
「お姉ちゃん」
「はっ!どうしたの、瑞樹?」
「お姉ちゃんは運営からのワールドクエストのメールは見た?」
「ううん、まだだよ」
「そっか」
ガンテツさんも言ってたやつだよね。
「ワールドクエスト、リアルで明日みたいなんだ」
「え、明日!?」
「うん、明日の夜からだね」
「早くない?」
「ゲーム時間では約三日後だからね。魔物は待ってくれないからね」
「やることはいっぱいあるなあ」
図書館にいって、聖霊や封印の森について調べたり、聖霊を救う方法を考えたりしないといけない。
今は思いつかなくても、あとからあとからやるべきことは出てくるね。
「お姉ちゃん、焦らず頑張ろう」
「うん」
読んでいただきありがとうございます。
これからものんびり更新で頑張りますので、温かく見守ってください。よろしくお願いします。
桜は不安で不安で仕方ないんです。マイナス方向に考えると、なかなか戻れないですよね。




