ラーメンは醤油が好きです。
ちょっと間が空いちゃいましたね。もしかしたらこれからもっと更新ペースが落ちるかもしれないです。
のんびり待っていてください。
サブタイトルのセンスが・・・ひどい。
二人と別れて、宿屋<豚の丸焼き亭>に戻る。
それにしても、パーティー申請を送ったら、二人にもクエストが来たのはびっくりしたな・・・。
こんなの初めて見たって二人とも言ってたけど、ヘルプにも書いてある仕様だったからね。
皆気が付かなかったのかな。
宿屋の部屋に戻ってログアウトする。
お腹すいたなぁ・・・。今日のお昼ご飯は何だろう?
そんなことを考えながら、目を開けるといつもの私の部屋。
あ、いい匂いがする。今日は・・・ラーメンかな。
醤油も味噌も豚骨もおいしいけど、醤油が一番好きなんだよね。
匂い的に、今日は醤油みたい。嬉しいな。
台所に行ってみると、やっぱり今日は醤油ラーメンだった。美味しそう。
もうほとんどできていた。後は盛り付けだけみたい。
「桜、瑞樹呼んできてくれる?」
「ん、わかった」
瑞樹は、今部屋で宿題をしている。
瑞樹って大人びているけど、まだ小学生だもんね。
コンコン!
「どうぞ~」
ガチャッとドアを開けて中に入る。
「瑞樹!お昼ごはんだよ!」
「お姉ちゃん!」
「わ!ちょっと瑞樹~、急に抱きつかないでよ~。びっくりするじゃない」
「えへへ~、ごめんなさ~い!」
「もう」
「ねぇ、今日のお昼ご飯はなあに?」
「今日は醤油ラーメンだよ。・・・あ、早く行かないと麺がのびちゃう!瑞樹急いで!」
瑞樹を急かして、リビングに行くと
「もう、二人とも遅いじゃない!麺がちょっとのびちゃったわ!」
「「ごめんなさい!」」
お母さんがちょっと怒っていた。
急いでラーメンを食べ始める。のびちゃってるけど、ラーメンは美味しい。
一番は醤油だけど、ちょっとピリ辛な味噌ラーメンもコッテリした豚骨も大好き。
ただ気になるのはカロリーなんだよね。
美味しいけど、食べすぎると太っちゃう。もっと食べたいのに・・・。
「「ごちそうさまでした」」
「お粗末様でした」
「どんぶり、流しに持っていくね」
「ありがとう、桜」
どんぶり鉢を洗って後片付けを手伝って、リビングに戻ると、瑞樹がいた。
「あれ?瑞樹、宿題はいいの?」
「うん、もう終わったの」
「え、そうなの?すごいね!」
「うん。お姉ちゃんと一緒にEWOしたかったから」
嬉しいこと言ってくれるなぁ。
本当にかわいい。
「そうだね、一緒にしよう!」
「やったー!」
「あ、そうだ。瑞樹」
「なあに、お姉ちゃん」
ちゃんと言わないとね。
「瑞樹はワールドクエストに参加する?」
「うん、そのつもりだけど・・・お姉ちゃんはしないの!?」
「うん、別のクエストがあって」
「そう・・・なんだ・・・」
「あのね、瑞樹。その・・・ね」
「何?」
「もし、良かったらだけど、ね?」
「うん」
「ワールドクエストじゃなくて私と一緒に別のクエストをやらない?」
「え?」
誰かとパーティー組む約束をしてるかもだし、ワールドクエストの方がいいって言われるかな。
「嫌だったら断っていいんだよ、無理なことを言ってるのは分かってるし」
「嫌じゃない!」
「本当に?」
「本当に!」
「ありがとう、瑞樹!大好き!」
「僕も大好き!」
二人で、ぎゅうぎゅう抱き合う。
本当にかわいい。大好きだよ。
私の大事な弟。絶対に守るよ。
お姉ちゃんは絶対に、このクエストを達成するからね。
読んでいただきありがとうございます。
これからものんびり更新で頑張りますので、温かく見守ってください。よろしくお願いします。
桜もブラコン。瑞樹もシスコン。兄もシスコン、ブラコン。
羨ましい。




