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Eternal World Online ~のんびりVRMMO日誌~   作者: はらみ
第一章 「カーネーションをあなたに」
5/162

図書館にて

3つの話をくっつけました。



マップに乗っているルートに従って歩くこと10分。

目の前に大きな建物。


<マップに図書館を登録します>


すごい。これが図書館。今まで見てきたどの建物よりも大きい。そして美しい。

ずっと見てられる。…ってしっかりしないと!

図書館の中に入ると、お姉さんがいた。めっちゃ美人さんだ!

お姉さんは司書さんなのかな?


「ようこそ、図書館へ。初めてのご利用でしょうか?」

「はい」

「では、登録料は50コインです」

「はい」


お姉さんに50コインを渡す。

そっか、無料じゃないんだ。現実だと無料で使用できるところが多いから忘れがちだけど、本って貴重だもんね。


「では、こちらに手を翳してください」


お姉さんが、取り出した水晶のようなものに手を翳す。

すると水晶が光り、


「登録が完了いたしました」


え、こんな簡単でいいの!?

登録はあっけなく終わった。あっという間だった…。


「それでは図書館での規則をお伝えします」



びっくりしているうちにお姉さんはどんどん話を進める。

**


お姉さんの話をまとめると、

入場料などは特になく、閲覧は自由にできる。だけど貸し出しはできない。どうしても外で読みたい場合写本しなければならない。禁書は特別な許可がないと読むことができない。


「何か質問はありますか?」

「あの私字が読めないんですけど、何を読んだらいいですか?」

「それでしたら、絵本ブースにある本を読むことをお勧めします」

「ありがとうございます」



絵本か~。どんなのがあるかな?

入口から中へ入るとたくさんの本が。本、本、本、本…。

本がすごくたくさんある。圧倒されてしまいそうだった。

…さてと、絵本ブースはどこかな~?

しばらく探していると、薄い本がたくさんあるところを見つけた。

多分、この辺だと思う。字が読めないからわかんないけどね。

とりあえず適当に…


**


『むかしむかし


せかいはまっくらでした。


くらやみのなかにめがみさまがいました。


めがみさまはまずひかりをつくりました。


そしてだいち、みずをつくりました。


これがせかいのはじまりです。』


**


「このせかいのはじまり 1」という絵本を読み終える。

最初は絵本の題名すら読めなかったけど、ずっと見てたら、<言語>というスキルが手に入った。

どうやらこのゲームはSPを使ってスキルを取ることもできるけど、学習することによって、SPなしでもスキルは手に入るようだ。

<言語Lv1>だと虫食い状態だったが、Lv2になると虫食いが無くなり普通に読むことができるようになった。


この絵本は、シリーズものなんだよね。どんどん読んでこー!


**



『めがみさまがつくったせかいは


ずっとかわりません。


あたたかくもなりませんし、さむくもなりません。そして、なにもうまれません。


めがみさまはかんがえました。


ひかりをあつめて、ねつをあたえるものをつくろうと。


そうして、たいようがうまれたのです。


しかし、こんどはあつくてどんどんみずがなくなっていきます。


そこで、めがみさまはくらやみをあつめてよるをつくりました。


くらすぎないように、つきもつくりました。


そして、ひるとよるがこうごにおとずれるようにしました。


それだけでなく、ひるとよるをかんりするめがみさまたちをうみだしました。


そうして、<たいようのめがみ>シャインさまと<つきのめがみ>ルナリスさまがうまれたのです』


「このせかいのはじまり 2」



『めがみさまはかれてしまったみずをもういちどうみだし


みずをかんりするめがみさまをうみだしました。


<みずのめがみ>アクアレリルさまがたんじょうしました。


そして、だいち、たいきをかんりするめがみさまたちもうみだしました。


<つちのめがみ>アースリデルさまと


<かぜのめがみ>エアリルさまがたんじょうしました。


こうして、せかいはかみがみにかんりされ、めぐるようになりました』


「せかいのはじまり 3」



女神様が世界を生み出し、世界を管理する神様を生み出す話か…。

おっ、このシリーズはあと一冊だね。


『せかいがめぐるようになり、


めがみさまは、じぶんとにたすがたのいきものをつくりだしました。


それが、にんげんです。


にんげんはやがてひをつかうようになり、


めがみさまは、ひをかんりするめがみさまをうみだしました。


<ひのめがみ>フレイムレイズさまのたんじょうです。


めがみさまたちのちからからせいれいがうまれました。


かぜのせいれいがにんげんにやどり、エルフがうまれました。


つちのせいれいがにんげんにやどり、ドワーフがうまれました。


めがみさまたちは、にんげんたちのほかにせいじゅうをうみだしました。


せいじゅうは、かみがみのつかいです。


このせかいにあふれたまりょくからまじゅうがうまれました。


こうしていまにいたるせかいのこんかんがつくられました。


このせかいをつくったのは、<そうぞうのめがみ>ステラさまです』


「このせかいのはじまり 4」



ふう、読み終わった。


<≪言語≫のレベルが上がりました>


おっレベルが上がった。

結構読みごたえがあったなぁ。

この世界の成り立ちか…。


ここには、神殿とかあるのかな。お姉さんに聞いてみよっと!





読んでいただきありがとうございます。

これからものんびり更新で頑張りますので、温かく見守ってください。よろしくお願いします。


絵本(漢字変換済み)


『昔々、世界は真っ暗でした。暗闇の中に女神様がいました。女神様はまず光を作りました。そして大地、水を創りました。これが世界の始まりです』


                         <このせかいのはじまり1>



『女神様が作った世界はずっと変わりません。暖かくもなりませんし、寒くもなりません。そして、何も生まれません。女神様は考えました。光を集めて、熱を与えるものを創ろうと。そうして、太陽が生まれたのです。しかし、今度は暑くてどんどん水が無くなっていきます。そこで、女神様は暗闇を集めて夜を創りました。暗すぎないように、月も創りました。そして、昼と夜が交互に訪れるようにしました。それだけでなく、昼と夜を管理する女神様たちを生み出しました。そうして、<太陽の女神>シャイン様と<月の女神>ルナリス様が生まれたのです』



                         <このせかいのはじまり2>


『女神様は枯れてしまった水をもう一度生み出し、水を管理する女神様を生み出しました。

<水の女神>アクアレリル様が誕生しました。そして、大地、大気を管理する女神様たちも生み出しました。<土の女神>アースリデル様と<風の女神>エアリル様が誕生しました。こうして、世界は神々に管理され、廻るようになりました』


                                         <このせかいのはじまり3>


『世界が廻るようになり、女神様は、自分と似た姿の生き物を創りだしました。それが、人間です。人間はやがて火を使うようになり、女神様は火を管理する女神様を生み出しました。<火の女神>フレイムレイズ様の誕生です。女神様たちの力から精霊が生まれました。風の精霊が人間に宿り、エルフが生まれました。土の精霊が人間に宿り、ドワーフが生まれました。女神様たちは、人間たちのほかに聖獣を生み出しました。聖獣は神々の使いです。この世界に溢れた魔力から魔獣が生まれました。こうして、今に至る世界の根幹が作られました。この世界を創ったのは、<創造の女神>ステラ様です』


                         <このせかいのはじまり4>


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