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Eternal World Online ~のんびりVRMMO日誌~   作者: はらみ
第一章 「カーネーションをあなたに」
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新しい装備


どうしよう。

どうすれば、聖霊を助けられるんだろう?

冒険者ギルドを出てから、私はずっと考えていた。

だけど、答えはまだ出なかった。



「??」(大丈夫?)

「大丈夫・・・・じゃないよ・・・」

「!!」(考えても、ダメなときはいったん他のことを考えてみよう?)

「そうだね」



今のままじゃ、答えなんて出ないよね。



「!!」(ガンテツさんのところに行ってみようよ)

「うん。早く装備を取りにいかないとね」



どんなのになったんだろう。

楽しみだな。



**



「こんにちは」



・・・声を掛けても、返事がない。

もしかして、今ログアウトしてる?



「うぅ・・・・」



え、声がした!



「あの・・・・」

「・・・うぁああ」



うめき声!?

まさか幽霊なの!?ゲームなのに!?



「ヂェリーざん」

「ひぃ!」

「装備できてるぞ・・・・う”ああああ」



ガンテツさんだった。

紛らわしいなぁ、もう。

こっちはすっごくびっくりしたのに。



「どうかしたんですか、そんな声を出して」

「ちょっとな、徹夜したんだよ」

「え」

「現実時間の方でな。だから、ゲーム内時間だと、約一日だな」

「お疲れ様です」

「おう。・・・装備はこっちにあるぞ」



ガンテツさんに連れられて、奥に入る。



「わあ」


かわいい。

フリルやレースがたくさん使われてる。

まるで、おとぎ話の主人公のような感じ。



「素敵です」

「だろう?最高傑作だ。すごいだろう?」

「はい、すごいです!」

「ちょっと着てみてくれないか、微調整をしたいからな」

「分かりました」



メニューを操作して、装備を変更する。

こんなにかわいい服現実では着ないから、ちょっとドキドキするなぁ。



「思ったよりも軽いし、動きやすい・・・」



この服動きにくそうなのに・・・



「俺を誰だと思ってるんだ?」

「ガンテツさん」

「まあ、そうだが。・・・これでも、トッププレイヤーだぞ?」

「へー」

「反応薄いな・・・。じゃあ、微調整していくから」

「はい」



ガンテツさんの指示に従って、腕を上げたり、歩いたりした。

その度に、ガンテツさんが微調整をしていく。



「細かいですね」

「1ミリの誤差でも、結構違うもんだからな。・・・・よしできたぞ」

「おぉ・・・。ちょっと変わった・・・かも?」

「まあ、分かんなくても大丈夫だからな」

「ガンテツさん、こんなに素敵な装備をありがとうございます!」

「おう」

読んでくださりありがとうございます。

これからものんびり更新で頑張りますので、温かく見守ってください。よろしくお願いします。


あれ、武器は?って思おうかもしれません。次回です。

装備、どんなのにしようかなって、迷ったけど、服に詳しくないから、皆さんの想像にお任せします。

かわいい装備です。イメージ的には、アリスっぽい?です。でも、想像できないので、書けませんでした。

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― 新着の感想 ―
[一言] フリル…………ま、まさか……………コスプレ衣裳、作った?
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