表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Eternal World Online ~のんびりVRMMO日誌~   作者: はらみ
第一章 「カーネーションをあなたに」
47/162

アルさんと

やっぱり短いです。



目を開けるとそこは、<豚の丸焼き亭>の天井。

見慣れた天井だ。



「!!」(おはよう!)



おはよう、ヒスイ。

今日も頑張ろう!



「?」(どうしたの?何かあったの?)



ちょっと、ね。



「・・・」(ふーん。そっか、何かあったんだね)



うん。



「??」(そっか。あ、今日は何をするの?)



今日はまた、アルさんに会いに行くよ。




**



冒険者ギルドの受付にアルさんがいた。

この人ギルド長なのに。違和感がなさすぎる・・・。



「アルさん」

「チェリー、どうしたんだ?」

「お話があります」

「・・・・分かった。奥へ来い」



ギルドの奥、この間来たばっかりのアルさんの執務室に通される。

このソファーがやばい



「それで?話っていうのは?」



このソファーふっかふかだ~。沈み込みそうだけど、体をしっかり支えてくれる。



「チェリー?」



座っていても全然疲れない。まさに完璧なソファー!

最高だ~。ここは天国?もうずっとここにいたい・・・。



「おい、チェリー!聞いているのか!?」

「は、はいぃ!なんですか?」

「聞いてなかったか・・・」

「すみません」



ソファーがふかふかで思考がトリップしてた・・・。

あらがえないソファーの魅力のせいだ。



「俺に話があるんだろう?」

「あ、はい。そうでした」

「聞かせろ」

「はい。実は女神様に会いました」

「は?」

「女神様は仰いました。魔獣の異変は狂った聖霊の封印が解けたからだと」

「は?」

「そして、女神様は聖霊を救って欲しいのだと」

「待て待て!もっと詳しく話せ!意味が分からん!」

「はい」

「そもそも、なぜおまえが女神様に会い、話しているんだ?」



そこからか・・・。

道のりは、長いな。

そこから、アルさんの質問にすべて答えていった。

答えていくたびに、アルさんの顔が曇っていった。



「最後の質問だ。お前はどうするんだ?」

「どう、とは?」

「お前は、聖霊様を救いたいんだろう?」

「はい」

「お前には、聖霊様を救いたいという気持ちがある。だが、気持ちだけでは聖霊様を救えない。いくら女神様達のお願いであっても、聖霊様を救う方法がなければ、我々は、聖霊様を滅ぼすしかないんだ。・・・・魔物の大群がこの町に向かってきているという情報があるようにもう時間がない。お前を待てる余裕なんてないんだ。」

「・・・・」

「お前はどうやって、聖霊様を救うつもりなんだ?」



読んでいただきありがとうございます。

これからものんびり更新で頑張ますので、温かく見守ってください。よろしくお願いします。


なんか、チェリーが頭のおかしい人に見えてしまう・・。

おかしくないですよね?


これからどうしようかな・・・。

どうやって、救おう・・・?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] お前はどう、救うつもりなんだ? ギルマス、無能~ 救うつもりとかじゃ無くて、手伝うって言わなきゃ~ だって、原因がそれだと言われたら、しかも、女神も封印しか出来なかったのなら、…
[一言] お伽噺はいつだって、"あいとゆうきのものがたり"だよ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ