アイテム確認と図書館への道
二つの話をくっつけました!
目を開けるとそこは中世ヨーロッパののような街並みが広がっていた。
そして、人、人、人、人、……人。人多いね。
このゲーム割と最近始まったゲームだし、人気だからかな。
人酔いしそう。
私が最初にログインしたのは、中央噴水広場と呼ばれる場所だった。
「すごい」
その名の通り噴水があった。一つだけ。
でもその一つが大きくて、つい見惚れてしまった。
「そんな所でぼーっとしてんじゃねーよ。邪魔だろうが!」
「わっ!」
突き飛ばされてしまった。
「す、すみません」
私を突き飛ばした男の人は不機嫌そうに私を見てたけど、すぐにどこかへ行ってしまった。
私がいる場所。通りのど真ん中。しかも突っ立ってる。
…確かにここは邪魔になるかも。
ベンチを探して座り、チュートリアルの報酬を確認してみる。
初級HP回復ポーション10個と500コインだった。
ちなみに初級ポーションとコイン、ついでに今着ている装備を鑑定してみると
アイテム名:初級ポーション
説明:HPをMAXの時の10%分を回復する
<調薬>で作成することができる。
アイテム名:コイン
説明:一般的な流通硬貨。
10コインでパン一個買える。
アイテム名;はじめてのシャツ
説明;防御 +0
耐久 ∞
初めから着ている装備。壊れはしない、壊れは。
アイテム名:はじめてのスカート
説明:防御 +0
耐久 ∞
初めから着ている装備。壊れはしない、壊れは。
アイテム名:はじめてのブーツ
説明:防御 +0
耐久 ∞
初めから着ている装備。壊れはしない、壊れは。
初級ポーションって今の私だと一回でHPを100回復するんだよね。多いのかな。
500コインで大体5000円かな。お小遣いだね。
はじめてのシリーズは、着ても着なくても同じだけど壊れない。
しばらくはこのままでいいかな?
…チュートリアルの報酬を確認していたら、結構時間が経っていた。
取り敢えず街を歩いてみようかな。
**
どうしよう。
…お店の看板を見ても何のお店か分からない。なんて書いてあるのかな。
看板の文字は日本語ではないみたい。
「すみません」
恰幅のよいおばさんに尋ねてみる。…無視されたらどうしよう。
「はいよ、なんだい?」
「あの、ここって何のお店ですか?」
「ここは、雑貨屋だよ。看板に書いてあるだろう?」
「実は私、ついさっきこの世界に来たばかりで…。字が読めないんです」
「なるほど、異世界からの旅人ってわけかい。字が読めないんだったら図書館に行くといいよ」
<図書館へのルートがマップに登録されました。ご確認ください。>
わっ、びっくりした。アナウンス?
えっと、確かマップはメニューから開けたはず。…本当だ。
「ありがとうございます」
「いいってことよ。困ったときはお互い様だよ。あたしは、ターシャっていうんだ。あんたは何て名前なんだい?」
「私はチェリーっていいます」
「チェリーか。あたしは<豚の丸焼き亭>って宿屋をやってんだ。今度ぜひ泊まっておくれよ」
「分かりました。ターシャさん、また今度ぜひお願いします」
「じゃあね」
行き方も分かったことだし、図書館にいってみようかな?
読んでいただきありがとうございます。
これからものんびり更新で頑張りますので、温かく見守ってください。よろしくお願いします。