錬金と図書館
やっと書けました・・・。
ちょっとテンポを上げました。
なんとなくストーリを考えました。
後は時間がとれるかどうか・・・。
錬金っていろいろ便利だよね。
錬金術で有名なのは金を生み出すとか、ホムンクルスとかだよね。
あと、何百年か前の手を合わせて錬金する某漫画とか。
そういえば、この間錬金術についての本を読んだとき大事だなって思ったことは
「無から有は生まれない」
という言葉。
これって錬金の本質を表すことだと思う。
錬金は材料が必要、つまりは等価交換っていうことだよね。
ということで≪錬金≫をしていきましょうか!
パネルを操作して、錬金セットにしてもう準備万端。
ヒスイは・・・見学しててね。
「!」(うん)
今日、作るのはガラス瓶。
材料は、珪砂などが含まれた綺麗な砂。
これだけ。
あとは想像力?らしい。
錬金セットは錬成陣が三つ書いてある。
錬成陣の上に材料を乗せて魔力を流す。
そして、形をイメージする。
ポンッ!
出来上がり!
アイテム名:ガラスの瓶 ☆5
説明:≪錬金≫で作られたガラスの瓶
製作者:チェリー
結構簡単だね。
材料はいっぱいあるから、どんどん作ってこー!
<≪錬金≫のレベルが上がりました>
いろんなガラスの瓶を作る。
ジャムを入れるのとか、結構大きいやつとか。
保存するのに便利だよね。
<≪錬金≫のレベルが上がりました>
そういえば、調合のときに瓶が勝手に出てくるから、それに入れてたけど。
≪錬金≫で作った瓶には入れれないのかな?
今度試してみようかな。瓶を出しっぱなしにして、それに入れるとか。
<≪錬金≫のレベルが上がりました>
あ、ビーズとか作れないかな?
・・・作れるけど、透明なのしか作れないね。
色とかってどうやってつけるんだろう?
今度調べてみようかな。
<≪錬金≫のレベルが上がりました。≪錬金≫にアーツが追加されました>
レベルが5まで上がったところでちょうど材料が無くなった。
ちなみに追加されたアーツは【変換】。
効果は本に載ってた気がする。
確か、特定数の下位素材から一つの上位素材を作ったり、一つの上位素材からたくさんの下位素材を作り出すアーツだったはず。
便利そうなアーツ。
でも、≪錬金≫のアーツってあんまりないんだよね。残念。
そんなこんなで生産所の使用時間が来たので部屋を出て鍵を閉め、受付に返す。
さて、<豚の丸焼き亭>に戻ってログアウトしようかな。
現実ではそろそろ夕ご飯だからね。
「お帰り、チェリー」
「ただいま、ターシャさん」
ターシャさんに挨拶して、部屋に戻る。
ベッドに横になって、ログアウトする。
あ、あとで図書館にでも行ってみようかな?
そんなことを考えていた。
ぱちりと目を開けると外は夕焼け空だった。夕日が綺麗だった。
明日は晴れかな。そんなことを考えながら台所に行くとお母さんが居たので夕ご飯を手伝った。
今日は肉じゃがだった。
肉じゃがってもとは日本人がビーフシチューを作ろうとして生まれた料理だったはず。
結構昔からありそうな料理だと思ってたけど、よく考えたらジャガイモとか牛肉とかを使ってる時点で明治以降の料理なんだよね。
肉じゃがは次の日とかにコロッケにしてもおいしいんだよね。
肉じゃがに味噌汁、ほうれんそうのお浸し、ご飯。
うん、今日もおいしそう。
瑞樹も来たのでいただきますをしてから食べ始める。
お父さんは今日も帰ってきていない。
お母さんは、今日も拗ねていた。
肉じゃがは美味しかった。
じゃがいもに味がしっかり滲みていた。
余ったら、明日コロッケでも作ろうかな?
後片付けをして、ささっとお風呂に入る。
一番風呂でした。
お風呂から出たら、再びログインする。
目を開けると一面緑の世界。
え?なにこれ、どういうこと?
取り敢えず、手を伸ばしてみるとぷにっとした触感が・・・。
あ、これヒスイが私の上に乗ってるのかぁ。
びっくりしたぁ。
ゲーム内時間は、16:40。
まだ図書館は開いてるよね。
急いで、図書館に向かう。
「いらっしゃい、チェリーさん」
「リーナさん、えっとこんにちは?」
この時間って「こんにちは」か「こんばんは」か分かりにくいよね。
とりあえず、こんにちはと言ってみた。
「ふふ、こんにちは」
どうやら、こんにちはで合っていたらしい。良かった。
挨拶をそこそこに本を探す。
今日は、魔物の狂化についてなにか本がないか探しに来た。
なかったらなかったでいいんだけど・・・。何か手がかりがあるといいな。
そんな時、インベントリから勝手に鍵―<女神の寵愛の証>が出ていた。
・・・何で?
読んでいただきありがとうございます。
これからものんびり更新で頑張りますので、温かく見守ってください。よろしくお願いします。
一応今までの話を伏線としたストーリーを考えることが出来ました!
シャワー浴びながら考えていたら、突然アイデアが降って来ました。
一番納得ができるストーリーです。