装備を作りたい
神聖魔法のアーツの案、ありがとうございます!
皆さんのくれた案がすごすぎて、神聖魔法のアーツの欄が足りない・・・。
神聖魔法、進化させようか考えてしまう。
神聖魔法の進化版って何なんだろう・・・。
ほえ~・・・、疲れた。
サウス湿原の魔獣のドロップを売るついでに、あのやけに強い魔獣についてアルさんに話したら、その話もっと詳しく聞こうってめちゃくちゃ質問攻めにされた。
加減をしてほしいよ、もう!
「お姉ちゃん、大丈夫?」
「うん・・・、平気」
「良かった。あ、お姉ちゃん、この後用事とかある?」
「ないけど・・・」
「じゃあ、お姉ちゃん。これから装備を作ってもらわない?」
「装備?」
「うん。だってお姉ちゃん、いまだに初期装備でしょ?新しい装備に変えた方がいいよ!」
「そうだよね」
「じゃあ、僕の装備を作ってくれる人のところに行こうか」
「うん!」
装備か・・・
どんなのにしようかな?
和装も憧れるけど、この見た目じゃ無理だし、何より大天使だもんね。合わないと思う。
じゃあ、ドレスとかその辺かな?
迷うよ~!
「ふふ、お姉ちゃん」
「・・・・はっ!」
「着いたよ」
ここが・・・。
露店じゃなくて、お店なんだ。
お店ってすごく高かった思うんだけど、お店を買えるくらいの経済力をもう持ってるってことなのか。
すごいな。
ドンドンドンドンドン!
「ガンテツ!いるんでしょ!」
ちょっ!ハナミズキ何やってるの!?
そんなに叩かなくても聞こえてるよ、絶対!
いきなりのハナミズキの行動に私の顔は絶対真っ青、そして体は固まった。
ガンガンガンガンガンガン!
「さっさと出てこーい!」
ひぃ~~~!
もうやめてーーーー!
「ちょっ!ハナミズキ!」
「いい加減にしろやこらー!」
私がハナミズキを止めようとした瞬間、勢いよく扉が開いて怒鳴り声がする。
ハナミズキはドアが開く瞬間に逃げて、無事だった。
「聞こえてるんだよ!」
「出てこなかったじゃないか」
「無視してんだよ、気付けよ馬鹿!」
「知ってるけど」
「こいつむかつくわ~!」
すみません。うちの弟が・・・・。
ハナミズキとガンテツさん?が喧嘩を始める。
ガンテツさんは多分ドワーフだよね。
背が低くて、浅黒い肌。そしてもじゃもじゃ!
初めて見た~!
「あ、今日は僕のお姉ちゃんの装備を作ってもらいに来たんだよ」
「あ?どういうことだよ!?」
「僕のお姉ちゃんの装備を作ってほしい」
「嫌に決まってんだろ?」
「どうして?」
「どうしてって、俺は自分で認めた相手にしか作らない。どうせお前に頼んで俺のところに来たんだろう?」
「ガンテツ、それ以上言ったら怒るよ?僕」
「知ったこっちゃねーな」
はわわわ、なんでこんなことになるの?
「あの!」
「あ?」
「えと、私、装備なんていりませんから・・・。ハナミズキ、ほら帰ろう?」
「でも、お姉ちゃん!」
「いいから!」
「むぅぅ・・・」
「すみません、お騒がせしました」
「ま、待ってくれ!」
「へ?」
「俺に装備を作らせてくれ!」
「はい?」
・・・さっき作らないって言ってたのに、どういう心境の変化ですか?
読んでいただきありがとうございます
これからものんびり更新で頑張りますので、温かく見守ってください。よろしくお願いします。
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