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Eternal World Online ~のんびりVRMMO日誌~   作者: はらみ
第一章 「カーネーションをあなたに」
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魔獣の異変

遂に踏んだよ、魔獣のフラグ!やったね。




ぷかぷか浮きながら、休憩をする。


「ふわー、疲れたね」

「確かにね」


お菓子が残ってたらなぁ・・・。

はあ、甘いもの食べたい。


「ねぇ、お姉ちゃん」

「何?」

「魔獣の異変のことどう思う?」

「ん~、・・・実際に見たことがないからよく分からないけど、自然に起こったことではないのかもしれないね」

「誰かが、異変を起こしたってこと?」

「かも、だよ」

「そっか」


魔獣が強くなってるらしい。

スライムとかホーンラビットとか、たまに強い個体がいるらしい。

スライムに負けたっていう人もいたらしいし。

・・・この辺りで出たら、めっちゃ強そう。


「ねえ、そろそろ帰らない?」

「どうしたの?」

「この辺の魔物が強くなってたら、大変なことになるかも・・・って思ったの」

「確かに・・・。なら、そろそろ帰ろうか」


町に向かって帰る。

危険だけど、そんなに急いでるわけでもないので、≪採取≫しながら帰る。

この辺りは結構果物とか、薬草とかがある。

あ、お茶がある!これで緑茶、紅茶、抹茶とかが作れる!

ちょっと残すけど、なるべく多く摘む。

はやく加工したいなぁ。


「げこここ!」


っ!敵が来た!

急いで≪採取≫を済ませて臨戦態勢に入る。

・・・あれはポイズンフロッグだよね。


「げここげこここ」

「はっ!」

「げっこー!」


ハナミズキが攻撃する。

普通のポイズンフロッグならそれだけでポリゴンに変わる。

だけど・・・


「げこげこげこげこげこ」

「生きてる・・・」


≪鑑定≫をしてみる


種族名:ポイズンフロッグ

状態:狂化


≪鑑定≫結果は長いからちょっと省略。

それよりも狂化って何だろう?



「「「げここげこ」」」

「お姉ちゃん!こいつ、仲間を呼んだよ!」

「「「「「「げここげこここ」」」」」



放っておいたらどんどん増えていく。

うるさいし・・。

どうしたものかな。≪光魔法≫を使うか・・・


「ハナミズキ、≪光魔法≫を使うね」

「分かった!」


ハナミズキが少し距離を取る。

よし!


「【ライトバースト】!」


魔法を使った瞬間、私の周りから光があふれて、ポイズンフロッグが吹っ飛ぶ。

そしてポリゴンに変わる。

全部倒したみたい。


「目がっ、目が~~~っ!」


ハナミズキがム○カみたいになってる。


「ごめんね、ハナミズキ。こんな感じだと思わなくて・・・。大丈夫?」

「うぅ、もう平気。次からは言って欲しいな」

「うん、気を付けるね」

「さ、魔獣が出てくる前に早く帰ろう?」

「そうだね」



町に帰るまで、あのやけに強い魔獣は出てこなかった。



読んでいただきありがとうございます。

これからものんびり更新で頑張りますので、温かく見守ってください。よろしくお願いします。



黒幕をどんなのにするか迷い中。どうなるかはお楽しみ。

三下感あふれるキャラとかいいですよね。書けないですけど。


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― 新着の感想 ―
[一言] これはあくまで自分の妄想です。 どこかの貴族が自分の騎士を強化するために、とある研究者•錬金術師を無理矢理に強化剤的なものを頼んだ。人間に使う前にフィルドにばら蒔き、魔獣たちを実験台として…
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