朝ごはんと魔獣の異変の噂
サブタイトルいっつも困ります。どうしたものか・・・
ジリリリリリリッ
「ん~」
おはようございます、桜です。
ただいま、朝の六時半。眠いなあ。休みだし、二度寝しちゃおうかな・・・
コンコン!
「お姉ちゃん!」
ノックと同時に誰かが入ってくる。
ノックの意味ほぼないじゃん。
「・・瑞樹おはよう」
「おはよう!お姉ちゃん」
「どうしたの、こんな朝早くに・・・」
「今日は、一緒にゲームするって約束したでしょ?!」
「したねぇ」
「あのね、楽しみすぎて5時に目が覚めたんだ!」
「そうなんだ。あ~分かったから、部屋の外に出てね。服着替えるから」
「うん!」
そんなに一緒にやりたかったのか。昨日も一緒に遊んだのにね。
服を着替えて顔を洗う。
リビングに行くと朝ごはんが出来ていた。
お母さんはまだ起きてないよね・・・?
「あのね、お姉ちゃんと僕の分だけ作ったの!」
「そうなの?ありがとう」
「えへへ。早く食べよう!」
「そうだね」
「「いただきます」」
瑞樹が作ってくれたのは、トースト、インスタントスープ。
トーストは、ジャムを塗って食べるのが好き。
ジャムはイチゴもブルーベリーも好き。杏ジャムも好きだなぁ。
「「ご馳走様でした」」
お皿を食洗機に入れる。
これ便利。昔は一度洗ったりしてたみたいだけど、そんなことしなくていいから楽だなぁ。
「お姉ちゃん!」
「どうしたの?」
「今日はお姉ちゃんの部屋でログインしてもいい?」
「いいけど・・・」
「やった!」
瑞樹が自分の部屋にギアを取りに行っているうちに歯磨きを済ます。
「お姉ちゃん、早くログインしよ!」
「うん」
「えっとね、中央噴水広場で待ってるね」
「分かった」
瑞樹はそう言ってログインした。
瑞樹も私も同じベッドに横になる。
さて、準備もできたし、ログインしましょうか。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
「!」
「おはよう、ヒスイ」
「!」
「今日は、み・・じゃなくて、ハナミズキと一緒に遊ぶよ」
「!!」
「早く行こっか」
「!」
ハナミズキに合えると知って、ヒスイはご機嫌になった。
ヒスイもハナミズキが好きなんだね。
「おや、チェリー」
「ターシャさん、おはようございます」
「おはよう。今日はどうしたんだい」
「弟と一緒に出掛けるんです」
「仲が良いんだね」
「はい」
「気を付けるんだよ、なんだか魔獣の様子がおかしいって皆言ってるからね」
「分かりました」
前も似たようなことを言っていたような・・・。
怖いな。
・・・何もないといいけど。
そんなことを考えてたら、中央噴水広場に着いていた。
人が多いな。
ハナミズキはどこだろう?
「お姉ちゃん!」
「わっ!急に抱きつかないでよ。ハナミズキ」
「ごめんね、お姉ちゃん。つい」
「もう・・・」
「早く行こう!」
「そうだね」
「お姉ちゃん、今日はどこに行く?ウェスタン荒原?」
「ううん、サウス湿原」
「え、どうして?」
「ちょっと気になることがあって・・・ダメかな?」
「分かった。そこに行こう!」
「いいの?ありがとう、ハナミズキ」
じゃあ、さっそくサウス湿原にレッツゴー!
読んでいただきありがとうございます。
これからものんびり更新で頑張りますので、温かく見守っていてください。よろしくお願いします。
魔獣のフラグを建てたはいいけど全然踏んでない。
そろそろ踏みたいなあ。