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Eternal World Online ~のんびりVRMMO日誌~   作者: はらみ
第一章 「カーネーションをあなたに」
23/162

ゲーム内は別腹です♪

まとめました。


生産所を出て、宿屋に戻る。

外は真っ暗で街灯も少ないから、星がよく見える。

綺麗だなぁ・・・


そろそろ現実世界はお昼時。

ログアウトしないと・・・



「あ、そうだお姉ちゃん!」

「何?」

「フレンド登録しよう!」

「フレンド登録?」


フレンド登録とは!

フレンド登録した相手とチャットが使えたり、メッセージが送れる機能があり、相手がログインしているかどうかも分かるのだそう(ハナミズキ談)


「はい、できたよ!」


一瞬だった・・・。



「じゃあ、私はログアウトするね!」

「じゃあ、また会おうね、お姉ちゃん!」


<豚の丸焼き亭>に戻る


「ターシャさん、ただいま!」

「チェリーかい、夕飯は食べるかい?」

「ん~、今日はいいです!あんまりお腹が空いてなくて・・・」

「そうかい」

「あ、でも朝ごはんは食べますから!」


ターシャさんにそう言って、部屋に戻る。

ベッドに横になって、ログアウト!



ふう、疲れた~

体が動いてなかったから、バキバキだよ・・・

運動しないと太っちゃうかもね


部屋から出てリビングに向かう。

お父さんはいつの間にか仕事に行っていた。

もうこんな時間だし、当たり前か・・・

そんなことより、お昼ご飯は何だろう?


「今日はパスタよー」

「パスタ!」

「ソースは自分でかけてね~」

「分かった!」


ソースはレトルトだった。

カルボナーラとミートソースとタラコソースがあるね。


「僕はミートソースがいい!」

「じゃあ、私はカルボナーラかな」


瑞樹はミートソース好きだからなあ。

私は何でも好き。トマトソースもバジルも全部好き。

もぐもぐお昼ご飯を食べながら、ゲームのことを話す。


「それでね、瑞樹すっごく強かったんだよ!」

「へ~、そうなの」

「お姉ちゃんだってすごいんだよ!魔法をいっぱい撃って敵をずばばば!って」

「そうなのね」


すごく盛り上がった。


「あ、瑞樹、宿題は終わったの」

「うっ!・・・まだです」

「じゃあ、お昼はやりなさい」

「はい・・・」


瑞樹は宿題かぁ。

私は宿題ないんだよね。


「手伝おうか?」

「お姉ちゃん!」

「桜!瑞樹を甘やかさないの!」

「はい・・」


怒られちゃった。ゲームでもするかなぁ。

そうと決まったら自分の部屋に戻って少し掃除をする。

・・・うん。綺麗になった。

さあ、ベッドに横になってログイン!



見慣れてきた天井が目に入る。

夜明けまではまだ時間があるなあ。

町の外には出れないし、お店もあんまりやってないよね。

どうしよう。

・・・散歩しようかな?



部屋から出て、宿屋の受付に行く。

ターシャさんがいた。


「ターシャさん?」

「チェリーかい?」

「どうしたんですか、こんな時間に?もしかしてずっと起きてたとか・・・」

「違うよ。あたしは早寝早起きなんだ。普段からこの時間から起きてるよ。それよりチェリーこそどうしたんだい?」

「あ~、散歩に行こうかなって」

「そうかい、朝ごはん食べてから行くかい?」

「いいんですか!?」

「簡単なものしかないけどね」

「ありがとうございます」


朝ごはんは、黒パンとスープとスクランブルエッグ。

ちょっと固い黒パンをスープに浸して食べる。

スクランブルエッグはトマトソースみたいなのがかかってる。自家製かな。

おいしい。


「ご馳走様でした!」

「お粗末様でした」

「ターシャさん、スクランブルエッグにかかってたソースって何ですか?」

「あれかい?あれはトメルのソースだよ」

「おいしかったです!」

「そうかい、それは良かった。そう言ってもらえると嬉しいよ」

「トメルってどんな野菜ですか?」

「トメルは五分くらい流水にさらさないと逃げるからね」

「逃げる・・・?」


今野菜の注意点では絶対聞かないことを聞いたような・・・


<≪料理≫スキルにメモが残ります>


本当みたい。この世界の野菜っておかしいよね。



「じゃあ、行ってきます!」

「はいよ、気を付けてね」

「はい!」


ターシャさんに挨拶をして、外に出る。

実はもう行く場所を決めていたり・・・

お菓子を捧げないとね。

向かうは神殿!レッツゴー!


読んでいただきありがとうございます。

これからものんびり更新で頑張りますので、温かく見守ってください。よろしくお願いします。

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