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Eternal World Online ~のんびりVRMMO日誌~   作者: はらみ
第三章 「うさぎパニック」
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広場にて

Twitterチャレンジ

2/10

ログインするとざわめきが聞こえる。

いつもより大きい気がするけど、きっと気のせいじゃない。だって初の公式イベントだもの。

広場にいると大勢の人がいた。こんなに人がいて大丈夫なのかと不安になるくらい。

こんなに人がいるのは初めてかも。初めてログインした時よりも人が多いように感じる。



「迷子になりそうだね。みんなに合流できるかな…」


「!」(大丈夫だよ!)


「きゅ!」



人が多すぎるとちょっと不安になる。圧迫感を感じるというかなんかふわふわするんだよね。夢でもみてるんじゃないかっていつも思う。

それにたくさんの人が話す声が重なって大きくなってるのも原因の一つかな。



「あ、お姉ちゃん!」


「ハナミズキ!…みんな!」


「よう!」


「人が多いね、大丈夫かい?」


「場所移動する?」



可愛い弟の声に振り返るとみんながいた。

心配そうにみてくるみんなに大丈夫と伝える。

聞いたら広場は今インスタンスマップのようになっているんだとか。公式イベントに参加する人が広場に行くと自動的にこのインスタンスマップに飛ばされて、広場を出たら元のマップに戻れるそうだ。要するに言えば、門番の時のインスタントダンジョンみたいなものらしい。

ちなみに、イベント参加者で元のマップの広場に行きたい場合は設定をいじれば行けるんだとか。



「へー!すごいね!」


「人がたくさんくるからね。住人の迷惑にならないようにしてあるんだよ」



確かに。これで住人に迷惑がかかって、好感度が下がったら元も子もないものね。

運営へのヘイトがすごいことになっちゃう…。しばらく談笑していると声が聞こえてきた。

談笑のざわめきとはまた違う、全員に届くような声。



「あ、あ、あー」



おそらくマイクテストのようなことをしているんだろう。時計を見ると開始時間になっていた。

いよいよ始まるのかと思うとドキドキしてくる。響いてくるのは男の人の声。



「えー、みなさん。こんにちは、運営です」



ふと上を見上げると何かいた。

人ではない何か。あれは、そう。くまのぬいぐるみ。テディベアさん。

デフォルメされた可愛いぬいぐるみがそこにいた。サイズは可愛くなかったけど。

遠目に見てあれ、人の身長くらいあるでしょ。

もしくはそれ以上。



「もー、先輩かたいですよぉ」



また、別の声が響いた。

ひょこっと大きいぬいぐるみの上に出現し乗っかる。ちんまい猫。黒猫だ。

鳥だったらいろいろ危なかったな。特にひよことか。



「みなさん、こんにちは!運営の“ネコ”です!こっちは先輩の“クマ”さんです!よろしくお願いしまーす!」



響き渡る元気なネコさんの声。

わあっと盛り上がる広場。クマさんは呆れていたけど、そんなの気にならなかった。

いよいよ、公式イベントが始まるんだ…!!



読んでいただきありがとうございます。

これからものんびり更新で頑張りますので、温かく見守ってください。

よろしくお願いします。




参考文献を読み始めて3ヶ月。

なぜこんなに読むのに時間がかかったかというと、読んでた本に異常な拒否反応が出てしまいました。手元にあっても読まないという…。

新たに図書館で借りた翻訳が違う本を読みました。2時間で。3ヶ月…。長いですね。

ウキウキで話を考えてますが、多分文字に書き起こすのはとろいのでのんびりお待ちください。


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