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Eternal World Online ~のんびりVRMMO日誌~   作者: はらみ
第二章 「仲直りのカモミールティー」
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カリンさんへのお礼は

やっぱり会話文が多い・・・。

地の文を増やしていけるように頑張ります。


「カリンさん、本当に助かりました。・・・あの、さっきのお礼をしたいんですが」


「気にしないでいいよ」


「でも・・・・」


「じゃあ」


「あ、いた。お姉ちゃん!」



振り返ると、ハナミズキもヴァイスさんもガンテツさんもいた。

三人で先に合流したらしい。



「探したぞ」


「すみません・・・」


「なかなか見つからなったから心配したよ」



座ってたから余計分からなかったのかも・・・。

立ってるべきだったか。



「お姉ちゃん、その人は・・・?」


「あ、そうだ。みんな、この人はカリンさん。さっき絡まれてたところを助けてくれたの。・・・カリンさん、この人たちは私のパーティーメンバーです」


「初めまして、カリンよ」


「ガンテツだ」


「初めまして、ヴァイスです」


「・・・・」



ハナミズキが何も言わない。

心配になって顔を覗き込んだら、目を見開いて、口をぽっかりあけていた。

・・・口の中にお菓子突っ込んじゃおっかな。

インベントリの中にあったクッキーを取り出して、入れてみる。

おお!目はカリンさんの方を向いたまま、クッキーを食べてる!



「むぐ・・・。どうしてここに!?」


「ハナミズキ?」


「お姉ちゃん、この人は・・・」


「あら?初めましてよね?」


「・・・そうだね。初めましてだね。ハナミズキだよ」


「そう。よろしくね?」



二人は、がしっと握手してにこにこしてる。

もう仲良くなったんだ。いいなあ、私もカリンさんと仲良くなりたいのに。

あ、そうだ。話してて忘れてたよ。



「カリンさん、さっきのお礼の件なんですが」


「ん?ああ、そういえばそんな話してたね」


「はい。何か希望があったら・・・」


「気にしなくていいんだけどなあ。でもまあ、そうだなあ。ん~。もしよかったらなんだけどね」


「はい」


「君たちのパーティーに入れてほしいんだ」


「え?」


「第二の街に行きたいんだけど、ソロじゃ厳しくてね。それに、そろそろどこかのパーティーに入れてもらおうと思っていたんだ」


カリンさんが私たちのパーティーに入るってこと?

・・・それは私の一存じゃ、決められないね。

みんなに聞いてみないと分からないな。



「俺は別に構わん」


「僕も大丈夫」



ハナミズキはどうなんだろう。

仲良くなっても、パーティーを組むのは嫌かな。嫌がることを強制できないもんね。



「はあ、いいんじゃない?・・・足を引っ張らないでよね」


「当然よ。あなたこそ私の足を引っ張らないでね」



二人でにこにこと会話している。

羨ましい!

私も、私もカリンさんと仲良くなるんだ。

第二の街に着くまでに仲良くなるぞ!


読んでいただきありがとうございます。

これからものんびり更新で頑張りますので、温かく見守ってください。

よろしくお願いします



カリンさんって実は・・・?

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― 新着の感想 ―
[一言] ( ̄□ ̄;)!!兄? え、兄? え、兄、実は外見が兄で、中身が姉?
[一言] うーむ...ハナミズキの姉なのかな?
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