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BLUE・STORY  作者: 森田しょう
◆3部:記憶を求めて
33/149

27章:地下宮殿 炎剣士ホリン「2」



27章後篇です。




 

 ホリンはハッハッハと笑いながら、天井を仰いだ。かと思うと、瞬きする間も与えず、ホリンは僕たちの方へ突撃してきた。

「おらぁぁ!!」

 ホリンの振るう剣から、炎がほとばしる。僕たちは剣自体の攻撃を避けることはできる。だけど、剣を避けてもレーヴァンテインから発せられる朱色の炎が、追い討ちをかける。

 目と鼻の先で何とかホリンの攻撃を避けたとしても、少し遅れて、炎が体に降りかかる。

 僕がその炎に当てられて体を転がしている隙に、ホリンは後ろへバック転し、大きく剣を構える。


「屑が、こいつで死にな! 烈衝斬牙ァ!!」


 レーヴァンテインを地面にめり込ませるくらいの勢いで、ホリンは剣を振り下ろした。

 前回のような白い風ではなく、炎を纏った、紅蓮の風が僕を目掛けて飛んで来た!

 僕は炎によって火傷を負った肩の痛みを堪え、床を手と足を使って押し、横へ転がるように避けた。

「うおっっ!? ……あちちち!!」

 間一髪、避けることができたが、さっきと同じく、その衝撃波よりも広い範囲で炎が追い討ちをかけ、今度は僕の太ももの部分に降り注ぐ。その熱さで、思わず飛び起きた。

 熱さで体勢を戻せたって言うのもなんだかおかしな話だが、なんとかホリンを見据えることができた。ホリンは、うれしそうに笑顔を浮かべていた。

「クックック、ただ逃げるだけか? さっきみたいに俺に向かって来いよ!」

 再び、ホリンはすばやく突進してきた。その速さは目で追えるものの、身体がついて行けていない。

 ホリンの横からの攻撃を何とか防御し、反撃に出た。左で防御した後、すぐにホリンの目の前へ、レーヴァンテインの刀身が当たらないところまで踏み込んだ。そのまま、ホリンの利き腕である右手を掴んだ。

「何?」

 ホリンが攻撃できないよう、動きを封じるためだ。ヴァルバがその隙を狙い、ホリンの後ろから攻撃を仕掛ける。

「お前程度の腕力で、俺の動きを止められるか!!」

 ホリンは左手で僕の胸倉をつかみ、そのまま前へ押し出した。僕は床へ転げて倒れた。

 そして、ホリンはすばやくヴァルバの方へ向き直り、槍の矛先を顔面すれすれで避けた。

「ハハハ! やるじゃねぇかぁ!!」

「ちっ……!!」

 ヴァルバは悔しそうに舌打ちをした。

「ハッ、のろいんだよ! 屑が!」

 ホリンは上から叩きつけるように、ヴァルバへ剣を振り下ろした。ヴァルバはそれを槍で防御するが、僕の時と同じようにレーヴァンテインの刀身に漂っている炎が、ヴァルバへ襲い掛かる。

「うあっち!?」

 と、ヴァルバは声を上げた。こんな切羽詰った状況だってのに、よくもまぁあんな声が出るもんだ。人のこと言えないけど。

 ホリンはもう1度振り上げ、再びヴァルバ目掛けて振り下ろした。その瞬間を突いて、ヴァルバは反復横とびをするかのように、右に避けた。勢い余って、レーヴァンテインが床にめり込んだ。その衝撃で、柄に敷き詰められた黄色いレンガが、あるものは砕け、あるものは浮き上がった。その光景が見えた後、その床から朱色の炎が噴き上がった。その炎は、ヴァルバにも当たりそうなくらいで、ヴァルバはとっさに後ろへジャンプして逃げた。

「あぶね〜……。ったくよ、物騒なもん振り回しやがって」

 どっかの高校生がしゃべっている感じで、ヴァルバはつぶやいた。

 ヴァルバは僕の方へ早足で近づき、言った。

「……まったく、あいつにダメージを与えることができないな。どうする?」

「どうするって……」

 ホントに、どうすればいいんだ?

 ホリンがレーヴァンテインを覚醒する前から、歯が立たないのに。一度だけかすり傷を付けることができたが……。

 今の状況なんて、レーヴァンテインを覚醒させたため、斬撃をガードしてもその上から炎が追い討ちをかけてくる。しかも熱い。かなり。

 そんなことを考えていると、ホリンが剣を横に構えた。あれは、斬撃の衝撃波を放つ構えだ!

「こそこそと相談しても、どうにもできねぇんだよ!」

 真っ赤な衝撃波が、大気中の水分を蒸発させながら、床に少しだけある砂を巻き上げながら、ものすごいスピードで僕たちの方へ飛んでくる。

 僕とヴァルバはそれぞれ、左右に前転しながら避けた。まるで、アメリカの警察とかが銃弾から避ける時のように。

 前を見ると、ホリンはヴァルバのところに向かっていた。そして、手前で剣を振り下ろした。ヴァルバは顔を歪めながら、レーヴァンテインの間合いから離れるように、身体を後ろへ引いた。そして、槍の特性を生かす攻撃、つまりホリンの攻撃の間合いの外から攻撃した。

 その時、僕はホリンは避けられないと思った。しかし、避けられた。いや、ホリンはヴァルバの突き攻撃を避けたわけではない。ヴァルバの槍の矛先は、ホリンの胸元の辺りで止まっていた。なんと、ホリンは左手で槍をつかんでいた。ホリンは不敵な笑みを浮かべ、ヴァルバに言った。

「……ちょろいもんだな」

 僕は走り出した。危険、だと思ったからだ。ホリンはヴァルバの槍を右斜め下から、レーヴァンテインで真っ二つにした。そして、ホリンはその掴んでいた槍の先端部分をくるりと回し、矛先をヴァルバに向けた。それを見て、ヴァルバは身体を倒そうとして避けようとしたが、遅かった。

 ホリンはそれを、ヴァルバへ投げつけた。目にも止まらぬ速さで、槍の先っぽはヴァルバの胸を目掛けて向かって飛んでいった。ヴァルバは倒れこみながら、胸から避けることに成功したが、ヴァルバの右肩に突き刺さった。


「ぐぁっ!!」


 ヴァルバは顔を歪ませ、その場にドッと倒れこんだ。槍の先が刺さったヴァルバの右肩から出てくる血は毒が回るかのように、その部分の服を赤く染め上げていた。

「よえぇ槍だな。ま、お前にはお似合いだがな」

 ホリンは倒れているヴァルバに、そう吐き捨てた。ヴァルバは悔しさで、歯軋りしていた。

 僕は走る勢いそのままで、ホリンに斬りかかった。しかし、ホリンは僕を見ずに攻撃をガードした。

「ハッ、邪魔だ!」

 ホリンはそのまま、剣と一緒に僕を押し切った。そして、僕は3メートルくらい吹き飛ばされてしまった。

「くっ……!!」

「雑魚は雑魚らしく地べたに這いつくばっていろ」

 ホリンはヴァルバのほうに向き直り、切っ先を向けた。波打つ朱色の炎が、ヴァルバに襲い掛からんとしている。

「……覚悟はできたか? ヴァルバ=ダレイオス」

 ホリンがそう言うと、ヴァルバは少しだけレーヴァンテインの切っ先を見つめ、キッとホリンを睨んだ。

「覚悟なんて……最初からできてるに決まってんだろ? お前のような、人を殺すことに何も感じない人間とは、格が違うんだよ!」

 ヴァルバは大きな声で、ホリンを挑発した。ホリンは目を細くし、ヴァルバを見回した。

「……じゃ、死ねよ」

 ホリンは剣を振りかざした。ヴァルバは覚悟したのか、静かに目を閉じていた。

「ヴァルバ!!」

 目の前で……死なせてたまるか……!!



 空がさらわれた光景がよぎる。

 空……あの時、僕はお前を護れなかった……。



 あん時みたいに、何もできないまま……!!

 仲間を護るんだ。

 この剣で、この意志で!!




 ――そう、その心さ――



 ――紡ぐための――




 何かが囁くのと同時に、僕は走り出していた。無意識のうちに。

 いや、違う。

 まるで、地面に足をつけないで……飛ぶかのように、僕は進んでいった。それも、人間の為せる速さではなく。

 僕は、ホリンに斬りかかっていた。

「あぁ?」

 ホリンは僕の方に体を少し向け、僕の斬撃を防御した。しかし、さっきまでのように、押し負けている感じがしなかった。なんだか、体がすごく軽い。

「なっ!? この俺が、押し負け――」

 キィィン―……と、剣が弾かれるような音が響いた。レーヴァンテインはホリンの手の内から離れているわけではないが、上へ吹き飛んでいた。ホリンの体も、同じように少しだけ浮いた。

「な、何!?」

 今の状態、ホリンは前方が完全にがら空きだ。僕はすかさず、剣を斜めに斬り下ろした。

 少しだけ、感触があった。切っ先に何かが当たり、裂けられた感触。ホリンは間一髪で、僕の斬撃を避けていた。しかし、ホリンの胴体には、50センチくらいにわたって、斜めの切り傷がついていた。そう、僕がやったんだ。

「くっ……ソリッドプロテクトもろとも、切り裂いただと!?」

 ホリンは驚いたような、怒りがこもっているような顔で言った。

 そして、僕は再び足を踏み出していた。ホリンに向かって、一直線に。

「てめぇ!! いい度胸だ!」

 ホリンは剣をサッと構え、僕に向かって走り出した。僕の目の前で、剣と剣がぶつかり合う。レーヴァンテインの炎が、火花に混じって僕の顔の前をちらついた。

 どうしてだろう。今までのように、ホリンに力で押し負けていない。いつもなら、僕は両手でホリンの攻撃を受けていても、吹き飛ばされてしまうほどで、さらにホリンは片手だった。なのに、今は全然押し負けていないし、ホリンは両手でレーヴァンテインを握っていた。

 ――この感覚、あの時と同じだ。そう、ステファン卿を殺そうとしたときの、あの感覚と。

 だけど、違う。意識がはっきりしている。僕自身が、僕の体を動かしている。

「クッ……この、くそが!!」

 ホリンは僕の剣を、体ごと剣をかがめ、左に受け流した。そして、くるりと回転し、そのままの勢いで僕に切りかかってきた。僕はそれを前かがみになって避けた。レーヴァンテインの炎で、後頭部のあたりの髪が、ほんの少しだけ焦げてしまったようだ。

 体勢をホリンの方に向け、かがんだままホリンのおなかの中心を狙って、突き攻撃をした。

 再び、あの感触。ズルッといくような、気持ち悪い感触が、まるで電気が流れるように、僕の指先から腕をつたり、頭の奥まで届いてきたようだった。

 ホリンはその攻撃を、すばやい行動で何とか避けていた。しかし、今度はホリンの横腹の辺りが、赤くにじんでいた。

「ソリッドプロテクトを突き破るほどの威力! まさか、覚醒したのか……」

 ホリンは顔を歪ませ、その傷の部分を片手で押さえていた。

 覚醒?

 前にも、誰かが言っていたような……。

「暴走だというなら、これほど精神が安定しているというのが、いささかおかしい。――お前、もしかして……」

 そこまで言って、ホリンはハッと何かに気付く動作をし、自分の口を手でふさいだ。

「ハッ、まぁいい。てめぇがその状態なら、俺はようやく本気を出せるってもんだ」

 ホリンは構えを緩くした。つまり、さっきまでのどっしりとした構えから、体中の力を抜いたような構えだ。

 僕は、瞬間的に感じた。今までのホリンとは違う。

 今まで、ホリンは完全に僕たちをなめていた。全く力を出さず、少々傷を付けられても、まだまだ本気を出していない、という感じだった。しかし、今は空気が違う。いつもニヤニヤしていた口元は、どこかの真剣な受験生の顔つきになっていた。


「……聖魔の力を、この俺の前で示してみろ。俺を楽しませてみろ!!」


 そうホリンは言うと、レーヴァンテインの赤く輝く刀身に指先で触れた。すると、レーヴァンテインの炎が朱色から、マグマだまりのような、どす黒い赤色に変わった。

 ホリンはレーヴァンテインを円を描くようにゆっくりと回した。すると、その軌跡に少し遅れ、マグマのような炎が円を描いた。そのマグマが床に触れると、茶色いレンガは灰色の煙を出しながら、黒く焦げてしまった。

「これからが本番だ。行くぞ!」

 ホリンは僕に向かって一直線に飛んだ。僕はゆったりしながら、剣を構えた。いつもなら、こんなに落ち着いていないのに。

 ホリンの横一文字をバックステップでかわし、剣道で篭手を狙い撃ちするかのように、ホリンの頭を狙った。しかし、ホリンはそれを体を少しだけ動かして避けた。

 そして、僕たちは剣のぶつかり合いをした。

 レーヴァンテインのマグマのような炎が、あたり一面を赤く燃やしている。だから火傷をするはずなのに、なぜか全然燃えたりしない。

 すると、両方の剣を何度もぶつけながら、ホリンが言った。

「なるほど……ソリッドプロテクトだけじゃなく、マジックシールドまで発生しているのか」

 マジックシールド? 名前からして、魔法攻撃を遮断するようなものか?

 何度も剣をぶつけ合っていると、あることに気が付いた。だんだん、ホリンの斬撃の威力が上がってきているような気がしたのだ。

 さっきまでは、ホリンの斬撃は僕と同じくらいだった。しかし、今は逆に押し負けている気がする。

 しかも、剣さばきがかなり速い。最初はついて行けられたけれど、だんだんスピードが上がっているので、辛くなってきた。

「くっ……!!」

「オラオラ!! どうした!? もうへばってきたのか!?」

 何度も切り返しを試みるが、上手くいかない。ホリンに、簡単に弾かれてしまう。

「くそ……!」

 悔しさに、言葉が漏れる。すると、ホリンは僕が振り下ろした剣を、真下からぶつけるように、レーヴァンテインを振り上げた。大きな音と共に、僕の剣は僕の手から逃げていくかのように、天井に向かって飛んでいってしまった。そして、自分の後方に落ちていく音が聞こえた。

「!!?」

 ホリンは僕を見据え、ニヤッとした。

「……所詮、そんなもんだ」

 僕は急いで後ろへ走り出した。転がりながら、床に倒れている自分の剣を手にする。すぐにホリンの方向に向くが、「時、既に遅し」だった。ホリンは大きく、剣を天に向かって上げていた。

「終わりだ! 烈衝斬牙!!」

 真っ赤な炎を纏った、斬撃の衝撃波が僕に向かってくる。剣を手にし、ホリンの方を向いてはいるが体勢を直せていない。避けることがままならない。

「――くっ!!」

 僕は剣を自分の顔の前に構え、ガードすることにした。せめて、致命傷にならなければ……!

 炎の衝撃波が僕に襲い掛かる。僕は思わず、声を上げた。電気が通ったような痛みが、体を駆け巡る。

 僕はそのまま、床に転がりながら倒れた。たぶん、距離にして10メートルくらいだろう。それくらい飛ばされたのだ。


「ぐ………があぁぁ!!」


 とんでもない痛みが広がってきた。どうやら、炎の衝撃波は僕の右肩から腰の辺りにかけて、襲い掛かったらしい。その部分の服は焼けて、黒く焦げていた。そして、皮膚の部分も切り傷と火傷で、ひどいものだった。それを目にすると、さっきよりも大きな痛みが出てきた。あまりの痛みに、僕はその場で悶絶した。

「くっ…ううぅ……!!」

「ソ、ソラ!」

 僕を心配して、ヴァルバが肩の傷を手で押さえながら駆け寄ってきてくれた。

「ソラ! しっかりしろ!」

 頭がまるで、ハンマー投げされるハンマーのように、くるくる回っている感じだった。そんな僕の意識を保とうと、ヴァルバは僕を呼びかける。

 しかし、傷口がひんやりとした感覚に襲われた。そう、心地よい感覚だ。傷の部分を見ると、淡く緑色に輝く光が、そこを包んでいた。

「な、なんだ? これは……」

 ヴァルバもそれを見て、驚きの表情をしていた。

「ちっ、『リジェネレイト』か……。しかも、ソリッドプロテクトとマジックシールドのおかげで、烈衝斬牙は致命傷にならなかったか」

 ホリンは燃え盛るレーヴァンテインを肩に担ぎ、歩み寄りながら言った。

「自分の血に感謝するんだな。お前が微弱ながらもソリッドプロテクトを無意識に発生させていなければ、お前の体はあの時の兵士たちのように、真っ二つになっていたんだからな」

「自分の、血……?」

 僕は大きく呼吸しながら、訊いた。すると、ホリンはフッと笑った。

「知らないのも当然、か。……どうだ、知りたいか? いつもいつも、変に思って来たんじゃないのか? てめぇの中に在るわけのわかんねぇ能力を、さ」

 逆にホリンが訊ねてきた。僕は戸惑ってしまった。そんなこと、考えたことも無かった。

この『変な感覚』と、自分が意識している以上の俊敏さや力……。それが、自分の血に関係しているかのように、ホリンは言う。僕は自分の傷の痛みを忘れ、『それ』を知っているホリンに聞きたい衝動に駆られた。僕は、いつの間にか口を開いていた。



「……知りたい!」



 そう言うと、ホリンは目を瞑り、ゆっくりと開いて僕を見た。

「冥土の土産だ。教えてやるよ、お前の……」

 ホリンがそう言い掛けたところで、ホリンは目を見開いた。僕たちを見ているのかと思ったら、僕たちの向こう側、後方の辺りを見ていた。

「!!!?」

 すると、ホリンは戦いの時の真剣な表情になった。そして、僕たちの頭上から何かが飛んで行った。あまりに速すぎて、よくわからなかったが、それはホリン目掛けて、一直線に飛んでいた。ホリンはそれを大きくバック宙しながら避けた。それは、人間にできる跳躍ではない。

 飛んでいったものは、そのまま反対側の壁に突き刺さった。目を凝らしてよく見ると、それは巨大な氷柱だった。


「……何もんだ、お前」


 ホリンは既に床に立っていた。その目は、僕たちの後方を睨んでいた。

 僕は、傷口を押さえながら自分の後ろを見た。そこには、見たこともない人間が立っていた。






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