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狂気に染まった怪物は愛を知る  作者: 炎龍剣心
6/7

「本気出してやるよ」

「古龍ぅぅぅぅぅう!」


田中の声が聞こえてくる。うるせぇな、少しは静かに出来ねぇのか。


(主、今回は私を使ってくれ)


黒一・・・・二尾までだぞ。後 接続リンクはなしだ。

(わかった!)


_____________________________


誰もが勝負がついたと思った時、俺が飛んでった方から黒い何かが飛び出した。それは


「行くぜ黒一」

(ハイ!)


黒い狐だった


「本気出してやるよ」

(本気みせてあげますよ!)


俺は一直線に神崎に向かっていく。途中カイチが邪魔してくるがそっちは黒一に任せる。


「オラァ!」

「ぐっ!」


神崎が風で壁を作るが俺の拳の方が早く、壁を作る前に神崎に拳を当てている。


「蟷螂円!」


俺の踵が神崎の首を蹴り飛ばす。神崎は立とうとするが軽い脳震盪で動けないようだ。


「あ〜終わった〜黒一終わったか?」

(終わったよ)


カイチは体力が尽きたのか神崎の中に戻る。

「まだ・・・・終わって無いわよ」

「勝負はついた。怪我人を追い打ちする程卑怯じゃ無いんでね」

「舐められた・・・ものね」


神崎は手の中で風を圧縮していた。


「風ノ弾幕!」

夥しい量の弾幕が向かってくるが、まだ脳震盪から復活してないのか、狙いがバラバラだ。俺は刀で全て斬り落とす。力の使い過ぎの所為で死なれても後味が悪いので、刀の柄を腹に突き刺し気絶させる。


「ちっ、やり過ぎたか」


[試合終了 勝者 古龍]


俺は準備控え室に戻る。そしてそこから出て待ってたのは女子からの手厚い歓迎だった。


「何だお前ら?今の試合に文句でもあるのか?」

「そうよ!神崎さんが負けるはずが無い!貴方イカサマしたでしょ!」

「そうよ!薬を盛るとか!」

「まずそんな事しなくても、まず勝てる。あれが使えればもっと早く終わらせれたのに。もう一つイカサマしていても、ばれなきゃイカサマじゃ無いんだぜ。覚えときな低脳雌猿集団」


そう言い終わると女共は幻獣を出して来やがった。めんどい


(黒一3秒でやれ)

(いえ、2秒です)


俺の中から黒一を出して一瞬で女共を蹴散らす。


(弱すぎますよ)

「まぁ殺す事を知らない餓鬼だしな」


俺はそのまま寮へと帰った。


次の日


「はぁ?えってことわ」

俺達がやった試合は無駄だったと先生に告げられた。なぜなら


「今年のクラス代表は二人だったんだ」

「つまり?」

「試合は無駄だった」

「嘘だドンドコドーン!」





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