クラス代表決定戦
家の電気止まったワロタ
アリーナに集まった生徒は順に教官に呼ばれていく。ここでも女尊男卑があるようで、貴族は様付け。普通の奴らは名前呼び。俺達男子は番号だ。せめて苗字でも良いから呼べよ。
「五番 次はお前だ」
俺の番のようだ。今回のテストは出現した的を的確に真ん中を撃ち抜くシンプルなテストだ。だが男子は何故か判定が厳しんですわ。
「ういっす。怠い」
出現した的の位置を全て把握する。後ろに3枚、前に8枚、左右に19枚。それを全て学園の拳銃で撃ち落とす。
「緩い。もっとちゃんとした配置でおいてこいや」
俺はコントロール室の教師を取り敢えず煽る。すると周りに百はあろうか的が用意されていた。弾は後30普通では無理だが、師匠がこんな時の為に教えてくれた技がある。弾を1発撃ち的を的確に撃ち抜いた瞬間にもう1発撃ち込み、最初の弾丸に当て軌道を逸らし的に当てる。名を変則ノ弾丸・・名前を捻ろうぜ師匠
「ふぅこんなモンか」
「スゲェな古龍!」
「てめぇはどうだったんだよ」
「10個中全部当てたけど殆ど外側だ」
「・・・そうだな、近接戦闘馬鹿に聴いた俺が間違いだった」
「酷い⁈」
この後 アスレチックみたいな物をやったりしたがほぼヌルゲーだ。
「田中後は何だっけ」
「もう終わりだよ」
「そうか・・・怠かった」
俺は教室の机に足をおいて本を取り出す。そんな時少し前の席の青髪の女が近づいてきた。
「ちょっといいかしら」
「女尊男卑に染まっているうざい奴ならお断りだ」
近づいてきた女を1発即断する。すると周りの女&田中が騒ぎ始めた。
「古龍!あの人を知らないのか⁈」
「ここ最近まで山に住んでいた奴に何を知れと」
「あの人はここの学園 十二の人の一人 神崎 千尋さんだぞ⁈」
「十二の人?あぁこの学園のトップ12を誇る女どもか、知らん。女の名前なんて興味がないし」
俺は一息起き、クラス全体に言う。
「俺より弱い奴は興味ない」
「俺は⁈」
「お前は暇潰しだ」
「案外酷かった!」
周りの奴らが騒いでいるが神崎?は表情を変えていなかった。
「なら、私と戦ってみます?」
「めんどい。怠い。気が向かん」
「そんな理由かよ⁈」
「席につけ!授業を始める」
先生がクラスに入ってきて、話を始める。なんか今度学園対抗勝負があるからリーダー決めろ、と言う事だ
三年も入るし入学式近いから一年が勝てる確率はほぼ皆無に近い。
「私!神崎さんを推薦します!」
「私も!」
おーお女どもが十二の人(笑)を選んでいるな。俺には関係ないが
「神崎それでも良いか?」
「先生、私は古龍君を推薦します」
へー古龍をねぇ・・・・・ん?
「おいまて」
「何かしら?」
「何故俺だ」
「さっき喧嘩を売られたから買ったのよ」
「田中・・俺喧嘩売ったか?基本買う側なんだが」
「バリバリ売ってたよ」
「では3日後!古龍VS神崎の試合を開始する!」
まじかよ。あれが使えないのに
俺は軽く喧嘩を売った事を後悔した