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かめ

作者: こころ

悩みながら毎日進んでいく。

きっと、時には立ち止まることもあると思います。

それでも、自分自身で決めた道を進んでいく。

灰色の日々を、カラフルに彩ってくれた女の子との実体験からこの話を書きました。

どこにでもある日を切り取っただけ。

自分と向き合う時、いつも空っぽだなって思う。

毎日仕事して、勉強して、それだけ。

褒められるの嫌い。

目立つことも嫌い。

なんにもない自分が明らかになるから。

そんな僕が最近見つけた光。

のぞみ「おはようございます。今日も早いですね。」

そら「おはようございます。安藤さんも最近早いですよね。」

のぞみ「那月さんのこと見習おうかなって。」

そら「見習われるような人じゃありませんよ。笑」

のぞみ「また謙遜ですね。」

そら「・・・。」

彼女はなぜか僕によく話しかけてくるし、たくさん褒めてくれる。

のぞみ「那月さんって、休日なにしてるんですか?」

そら「答えた方がいいですか?」

のぞみ「いや、答えたくなかったら、大丈夫です、、、。」

そら「じゃあ、秘密です。」

のぞみ「ほんとに暇だったら、一緒にどこか出かけませんか?」

そら「忙しいので嫌です。」

のぞみ「そうですか、なら大丈夫です、、、。」

彼女のことが大好きだ。

だから断る。

僕みたいなひとと深く関わって、

彼女に汚れて欲しくないから。

今日も仕事して、家に帰って寝るだけ。

毎日あっという間に過ぎる。


店長「本社で働くことに興味無い?那月さん仕事熱心だし。」

そら「・・・。あります、興味。」

店長「そっか、良かった!」

嬉し過ぎる。

生きてていちばん嬉しかったことかも。

コツコツ頑張ってると、認めてくれる人いるんだな。

のぞみに会えなくなるけど、それは大丈夫。

うん。

のぞみとそらの関係は、発展しません。

ただ、そらは、彼女のことを一生忘れずに生きていきます。

私の中にも、忘れたくないひとがいます。

誰しもそういう人が1人はいるんじゃないかなって、個

人的に思ってます。

コツコツ型のかめさんタイプのそらの努力が、これからも認めてもらえることを願って、、、。

出会いを大切にしたいです。笑

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