表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
羊飼いと黒羊 ❂  作者: 巳夢
メリー編
61/62

エピソード40 黒羊と花畑2

 今までの後悔もあるが、今は彼と一緒の道を歩きたい、そう思った私はレオと同じように紫色の花の指輪を作り左手の薬指に通す。するとレオも固まり恐る恐るつぶやく「え…?これってつまり…?」そう言った。私は立ち上がり大きく伸びをしながらレオに言う、「さてと…村巡りをしなくっちゃ…当然レオも来るでしょ?」そう言いレオを置いて村のほうへ向かう。「え…!?ちょっと待てよ!!」そう言いながらレオもついてくる。私たちは今まで歩いてきた道を使ってもともと住んでいた村のほうへ歩いて帰っていく。「帰る前に家族のところに行かないと」そう言い家族のところに言ったがもう亡くなってしまっていた、ほかの羊たちもいなくなっていてきっと私たちが戦っている間にもう全滅してしまったのだろうと思った、レオはかなり驚いた顔をしていたが、私は仕方がないことだったのかもしれないと思い、村のほうへ歩き始める。私たちが村に帰り着くと昔のきれいな村ではなく、かなりあれていて人がとても住めるような状況ではなくなっていた。「私がいないうちにこんな風になっていたんだ…」そう思わず呟いてしまい変わり果てた姿の村を見渡した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ