エピソード33 黒羊と化け物
「何、?これ、?」私はそう言うと悪魔は笑ったように言う。「これは今起こっている事実だ、あのバケモノはお前だよw」あれが私、?そんなことあるわけがない。その時頭に痛みが走る。私は、思わず頭を押さえる。「やっぱり無理やりこっちに入ってきちまったらその分副作用も大きいな?」そう悪魔は言う。もしもあれが私なのだったら、もうレオンを攻撃したくない。「どうすれば、レオンを攻撃しなくてづむの、?」私は涙を流しながら聞く。それを聞いた悪魔はため息をつく。「宿り主がそんな態度じゃぁ、力はでないんだよな…いいか?一度しか言わないぞ?」そうして一呼吸おき言葉を続ける。「祈れ、そして願え、お前がどうしたいのか、お前は何を求めるのか、俺らの求める物の本質はそれだ」そう言った。ため息混じりの言い方ではあったが私はその言葉を信じて祈る。「お願い……助けて…」強く、強く祈る。すると少し時間を開けてにレオンはしっかりとマドを見る。きっと、応えてくれるのかな、その瞬間、レオンの目に青い炎のようなものが浮かび上がる。明らかに魔力が上がったような、そんな気がする。するとレオンは大きく息を吸い魔法を使った。




