表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
羊飼いと黒羊 ❂  作者: 巳夢
メリー編
51/62

エピソード30 黒羊の本音2

 「久しぶりにあって第一声が美しい女性になった?私はあなた達みたいに平和ボケしていないの、あの時あなたは花畑でリーダーに私が連れて行かれそうになったときあなたは何をしていたの?結局あなたは私を助け出すことなんてできなかった。リーダーが私のことを飼っていた時、あなたたちは何をしていたの?聞いた話によると剣がどうの魔法がどうのこうのって言って自分の村の勢力を自分で削っていただけじゃない!私がボロボロにされた時!私が強制的に武器の鍛錬をさせられていた時!私がただの玩具として感情を殺していたとき!あなたは何をしていたの?何が修行よ!何が護衛しますよ!!あなたは良いわよね!少し傷ついただけで周りから慰められて!少し何かしただけで周りからは褒められて!!」どうしてかはわからない、ただそんな言葉が私の口から出る。実際は聞いた話で私の目で実際に見たわけではないのに。きっと、嫌われてしまっただろう。「私はただ…普通の人でいたいだけなのに…」そう思わず呟いてしまう。我慢していた涙が溢れる。視線を上げるとマドは私のことを睨みつけていた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ