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エピソード15 黒羊と悪魔契約
気がつくと私は家の布団で横になっていた。一体何がどうなってしまったのだろうか?そう思い体を起こす。まだ体はかなり痛いが動けないことはない。とりあえず何がどうなってしまったのだろう?あたりを見渡しても特に何かがあるわけでもなかった。私は首を傾げながらも皆を探して話を聞いたほうが早いと思いとりあえず皆を探すことにした。しかし探しても部屋には誰もいなくなっていった。もしかしたらあそこになったいるかもしれない。そう思った私は真っ直ぐ広場の方へ向かった。するとそこにはリーダー姿があった。リーダーは私のほうを見ると驚いたような表情をして私のほうを見てきた。私は何をいまさら驚いているのだろうと思った。するとリーダーは口を開きこういった。「メリー…生きていたんだな…あっけなく死んでしまったのかと思ったぞ。」そう私に言い、自分の杖の手入れをしていた。