エピソード3 黒羊と噂
そんな話をしていると先ほどレオンに攻撃していたであろう羊の人がきた。「キシ、キシャ…」何かを訴えているようにも見える。「ナニ…?ソレハホントウカ?デカシタ…!コレデトウトウオオクノジンシュウノイノチヲウバエルゾ」そうローブの人は言った。私はどういうことだと思い首をかしげると「オマエノムラハトクテイデキタ、ドウヤラソンミンタチガアラソッテイルラシイデハナイカ」そう言われた。村民が争っている…?どういうことだ?特に争われるようなことをした覚えはない。「テイサツタイニヨルトオトコガオマエヲミゴロシニシタトカナントカ」そういった。男が見殺しにした…?レオンが…?そんな事あるはずがない。何かの勘違いだ……するとまた別の羊のような人が私の影からでてくる。私は驚いていると重低音で「アイツラ……ツカマエタ……」と響いた。他の羊よりも体が大きい。私達と同じ人語を話せるものもローブ姿のやつ以外にもいると知って少し安心した。しかし捕まえたというのはどういうことなのだろう?するとローブ姿のやつはこういった。「オマエノカゾクハワレワレノモトニイル。モシモオマエガハンギャクシタラドウナルカ…ワカッテイルヨナ」そう言われた。流石に家族に手を出されるのも嫌な私はその条件を飲んでしまった。死ぬ気で頑張ればなんとかいけるものだろうか私は早速羊たちのアジトに向かった。