表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
羊飼いと黒羊 ❂  作者: 巳夢
レオン編
20/44

最終章 羊飼いと黒羊

前回のあらすじ

全ての戦いを終えたレオンだが…

 村に帰り着くと昔の荒れた状態が広がっていた。「私がいないうちにこんな風になっていたんだ…」そう言うとメリーは昔とは変わり果てた姿の村を見渡した。一番栄えていたであろうはずの村が無くなっていてかなり驚いた様子だった。まぁそれもそうか…するとメリーは魔法を使い始め、村を元の姿に戻していった。「戻しても誰も戻ってこれないんだったら戻しても意味がなくない?」そう言うとメリーは軽く僕を睨みつけ「あーあ…そういうこと言っちゃう人嫌いだなー」そう言った。言い方的に何か拗ねているようにも聞こえる。僕は分かったよと返しながら村を元の姿に戻す作業の手伝いをした。メリーの魔力量が凄いおかげで1日と掛からず終わった。終わった後少しぐったりしているとメリーは何かを思い出すようにどこかへ走っていった。僕も追いかけるように走る。少しの間走りメリーは止まった。僕も追いつき周りを見るとあの紫の花畑にいた。「ここ…は無事みたいだね…良かった…」そう胸をなで下ろした。久しぶりにメリーといっしょに花畑の真ん中に座る。二人とも体が大きくなってしまったからなのか花畑から少しでそうになっていた。僕はきちんと成長できているのだろうか?そんな事をふと思ってしまった。しかしメリーはただニコニコと笑っていて「懐かしいねwよく昔2人でここでいっぱい遊んでさw」そう言うとまた笑っていた。その後、僕らはまた村に戻り家に戻った。メリーは「一緒の家で寝てもいいんだよ?」そう言っていたが僕も一応男だ。流石に一緒の家ではなく元々あった僕の家に行った。もとに戻すタイミングでできる限り内装まで元に戻したおかげで部屋に入って奥の所に行けばふかふかな布団が敷いてあった。今日はつかれてしまった。僕はそのまま寝落ちをして気がつくと朝になっていた。すると朝からいい匂いがする。僕は眠い目をこすりながら台所に行くとそこにはメリーが朝食を準備してくれていた。「おはよう…」層言うとメリーはこちらへ振り返り笑顔で「おはよう!朝食はできてるよ!」と声をかけてくれた。「まるでお嫁さんみたいだな…」そう呟くとメリーはもう一度振り返り「うん!そうだよ?」そう言いながらまた料理の続きをしていた。僕は少し考えさっきの返答に驚く。「え?どういうこと?」そう言うとメリーはにっこりと笑い「そういうことw」そう言いう。何ヶ月も何年も、僕らは一緒に暮らした。きっとこれからもずっと一緒にいてくれるだろう…

 


ここまでの閲覧ありがとうございました…!とうとうレオン編が終わってしまいましたね…レオン編…は…これからも見ていただけると幸いですw

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ