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第6章 久々のバトル
僕は後悔していた。少し強く言い過ぎたかもしれない。でもこれでいいんだ...そう思いながら学校の裏に停めてあった車に乗り込み妬ましいやつの家へ向かう。30分後そいつの姿が見えたので車を止めると乗り込んできた。
「よぉ。久しぶりだなぁ~」
「ん。」
「相変わらず、この車なんだな。」
「だから何だ。」
「いや、変わらないなと思ってね。」
「あっそ。」
僕はそのままサファイアの事務所へ向かう。10分後僕は事務所の駐車場に車を止め、事務所の中に入った
「で、急にどうしたんだ?」
「吉田から挑戦状がきてな。」
「どっち?」
「弟だ。」
いつもだったら流すのだが、今回は久しぶりにバトルがしたい気分だった。
「やりたいようにすれば?」
僕はうなずく。そして夜の10時。僕は山にいた。山の下りコースのスタート地点でただ呆然に吉田を待っていた。数分後車のエンジン音が聞こえた。吉田が来たようだ。山を登るとき道の端にギャラリーがたくさんいた。どうせ吉田が集めたのだろう。そんなことを考えていると横に吉田の車が止められた。