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伝説の鞘、貰いました。  作者: 平永 望楽
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第4話 初任務、始まりました。

伝説の鞘、貰いました。

を閲覧いただき、ありがとうございます!

俺が異世界に来てまで明らかに怪しげなオーラを放っている山に筋肉の塊の様なおっさん達といるのには訳がある。

俺はエクスキャリバー(鞘)の所持者だとゆうこともあり、処刑は免れたものの国王の依頼をこなすという仕事ができてしまったのだ。俺はエクスキャリバー(鞘)を使ってハーレム作る予定だったのに...

国王いわく、最近魔物の被害が大きく作物や食料に被害が出ているらしい。そう、俺はこのむさっ苦しいおっさん達と魔物退治に来たのだ。

だが、しかし!

俺は嫌でもない!なぜなら!

これから国の領土の端にある獣人族の村に魔物駆除の手伝いを頼みに行くからである!獣人!すなわちケモミミ!俺のハーレムの記念すべき第一歩である!

「着いたぞ。獣人族の村、シナムだ。」

待ってろ!俺のケモミミ娘!


木でできた門の様な所の奥から杖を突いた年寄りゆっくりと出て来た。

「お待ちしておりました。私はシナムの長、ムロともうしまする。」

「長老自らの出招き、感謝します。殲滅隊隊長のゴダルです。早速現状を報告させて頂きます。」

横のおっさんが説明を始めようとした所で長老がどこか嬉しそうに声をかけた

「いやはや、その様な説明は不要です。要するに害をなす魔物どもを殲滅すればよろしいのですな?」

コッワ!このジジイ!なんか戦闘狂みたいな発言はしたよ!?流石にヤバイって!このジジイ!隊長さん!いますぐ取り消した方がいいって!

「その通りです!我々のなすべき事は全魔物の殲滅です!」

ゴォォォォォダァァァァァルゥゥゥゥゥゥさぁぁぁぁん!?

え?なんで?ゴダルさんも流石だっ!みたいな顔で目を輝かせてるの!?まさかの俺これからしばらくの間、戦闘狂と生活を共にしないといけないの?

「では、村の者たちに指令を出して来ますから少々お待ちくだされ。」

ムロは門から村の高台の様な場所に登り、声を上げた。

「シナムの民よ!我らの技を、魂を、身を、今こそ真に解放せん!我らが力で今こそ禍々しき魔獣どもを殲滅せん!」

ムロの掛け声と同時にシナムの村の住人が大きな雄叫びを上げた。

怖え!この種族怖えよ!でも、味方でよかった!

魔獣の群れへの奇襲まで後3日!エクスキャリバー...鞘だけだけど。持ち主として、少しでも活躍できる様にエクスキャリバーを使いこなせる様にならないとな!

と、ゆうことで奇襲までの3日間、殲滅隊副隊長サミレさんから直々に魔法を教えられることになったんだけど...

「初めまして、エクスキャリバーの持ち主、佐谷田 健だ。サヤダでいいぞ。」

「貴方が例の!鞘しかエクスキャリバーを持っていなくてしかも魔法も使えない戦士さんですか!」

水色のショートヘアの幼女の様な見た目をしてるだけ口撃力が!破壊力が!

「ま、まあそうだ。だからサミレさんに魔法を習う訳だが...」

「改めて、サミット・レフソフィアです!あ、サミレでいいですよ!年下の童貞にさん付けされても優越感のクソもありませんから!」

人を童貞呼ばわりするとはいい度胸じゃないか...童貞だけど

「って、年上!?またまた、いくらオトナに見られたいからって盛りすぎっすよぉww」

見た目は10歳前後ですけどww

「失礼な奴ですね!私はこれでも成人してます!む...信じてませんね。ならばいいでしょう!証拠をみせてあげましょう!」

明らかに信じていない俺を見て、近くを通ったゴダル隊長にサミレが声を掛けた。

「隊長!私の年齢を言ってください!」

「ど、どうしたんだ突然。」

「サヤダが信じてくれないのですよ!」

「ああ。そうゆうことか。サミレの年齢は3よ...」

笑顔でゴダル隊長に近づき手を握ったサミレが口を開く

「20歳、ですよね?」

メキメキメキメキ

「ああ!そうだったな!サヤダ、忘れてた!サミレは20歳だぞ!20歳だから手をはなせぇっ!」

痛そうだなぁ...俺も触れないようにしよ...

手を離して微笑んでいるサミレが満足そうに俺に聞く

「こほん!それでは話を戻しますが、いくらエクスキャリバーを持っているからと言って、一撃でやられたら元も子もありません!なので防御魔法を覚えてもらいます!」

「いや、でもサミレもゴダル隊長も見たと思いますけど俺鞘で攻撃防げましたよ?」

「ええ。そうですね。その後上手に拘束魔法ナフセルスに縛られてましたね。」

ノーコメントで。

「そうゆうことで、そのエクスキャリバーの鞘を利用した防御魔法を覚えてもらいます!」

俺の初魔法習得訓練が始まった。

閲覧いただき、ありがとうございました!

感想やアドバイスをいただけると嬉しいです!

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