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気付いたら異世界で走ってました。。  作者: 黄昏のハヤト
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装備

新たな世界で旅立つため、

それも異世界なら必要なモノがある。

武器だった。

さぁ碧人はどんな武器で新たな一歩を

踏み出すのかお楽しみに。

第6話装備 


俺はよく分からないそのモノに触れた。

すると、そのモノが水色の光を放ち、爆発した。

爆発と言っても1mぐらいしか吹き飛ばされなかったが。

だが俺は尻からコケてしまい、少し腰を痛めた。

コケたときあることに気付いた。


「寝間着じゃない。」


そう。俺は確か黒色の寝間着で寝ていたハズだが、

これはドラ○エなどに出てきそうなハンターや冒険者の衣装にそっくりだったのだ。

皮で出来てるが軽くてしっかりとしたブーツに

小型ナイフがしまえそうな穴が何個かついたズボンに

とても薄いがしっかりとした上着だった。

俺は少しテンションが上がった。

確かに服がいつの間にか変わってるのは怖いが、

そんな感情よりも好奇心の方が圧倒的に強かった。


「一度で良いから着てみたかったんだよなぁ

 なんかほんとにすげぇー。」


感想は小学生でも言えそうな内容だったが

内心はとても感激していた。


そしてもう1つのことに気付く。

先程の液晶に何かが映っていた。


「剣・・・・?」


そこには剣のシルエットがあった。

すると、剣のシルエットが変わり別のシルエットになった。


「これは・・弓・・・?」


しばらく見ていると様々な武器に変わった。

『片手剣、弓、ランス、大剣、ハンマー、斧、短剣、魔法、格闘系、太刀、槍、双剣』の12個の武器だった。すると、


『お好きな武器をお選び下さい。お一つ今から旅立つ冒険者様に差し上げましょう。どれも貴方を強くする武器です。』


と、ロボット的な声のナビゲーションが喋った。

そして、俺はどの武器にも興味が湧いた。

剣系でズバッと切ったり、ハンマー系で重い一撃を食らわしたり、魔法で火や氷を出してみたり、など様々な武器を持った自分を想像をしてどの武器にするか迷った。


「んー、どれにしようか・・・

 まぁ最初は片手剣にでもするか。王道だしな。」


そういうと液晶の片手剣のシルエットに触れてみた。


『本当に片手剣で宜しいですか』


 “○” “✕”と表示された


俺は”○“の方を押すと、液晶が光輝き目の前に細長い長方形の木で出来た宝箱が現れた。

俺は迷わず開けたら、長さは1mはあるだろうか、本当に有りがちな剣が出てきた名前は

“インチュウソード”と書かれていた。


「これが、俺の剣・・・インチュウソード・・

 超かっけえええぇぇぇぇぇーーーーーーー!!!!!!!!!」


俺は始めて手にする剣にとても興奮した、

そして軽く振って、ポージングなども決めた。


そしてある感情が俺の中では出てきた。

けどこれを心の中でとどめるのは惜しいと思い、

どうせ誰もいないなら大声にでも出すかと考え、

今度はさっきと違い不安な気分で息を吸うのではなく、

喜びの気分で息を吸い、腹の底からまたまた叫んだ。



「異世界サイコォォォォォーーーーーーーーー!!!!!!!!!」


大声と共に近くに居た鳥が数羽飛んでいった。



手にしたのは片手剣と王道な武器だが、

やはり異世界の主人公は剣じゃないとしっくりこない。ということで片手剣です。

ちなみに“インチュウソード”の“インチュウ”とは?と思った方がいるかも知れません。

“インチュウ”はラテン語で“始まり”を表す言葉です。新たな一歩を踏み出した、碧人には似合ってる言葉だと思い”インチュウソード“、

“始まりの剣”と言う名前を付けました。

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