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こう見えて強いんです!  作者: レイチェルだワン
2/6

Ⅰ, PM16:00

▽・ω・▽


ご主人…………わん。


PM15:50

『キーンコーンカーンコーン×4』


終礼のチャイムがなった。一目散に教室から出るものや、友達と喋っている者もいる。


僕は前者だね


早足で廊下を駆け階段を降りる。

急いで靴箱へ。


するとそこには夏美が居た。


「遅いよ」

……終礼のチャイムなった途端走って来たのに何でいつも夏美の方が早いんだ?


「ちぇ。今日もかよー…なんでいつも僕より早いのさ?」

この謎を解くために走ったのだ。ほんとに謎だ…


「へっへーん。ひ・み・つですぅー!暴きたかったらもっと筋肉付けるんだね!!」


と背中をバンバン叩かれる。いてぇ


ヒョロヒョロで悪かったですねー…ヽ(`Д´)ノ


「まぁいいや。早く帰ろ!」


「へーへー…。」







PM15:59



大通りの横断歩道はよく人が混む。


僕は帰り道にある大通りの信号を待っていた。

夏美と一緒に。


暑苦しいほどに人がぎゅうぎゅうになって待っている横断歩道にウンザリだ。


「今日、凄い混んでるよね。」

と夏美がぼそっと言う。


「確かに。こんなに混むのは珍しいと言うか…」


「…ツいて無いよねー…」



その瞬間だった。


ドンッと背中を押されたのだ。

当然最前列にいた僕は押し出される。



(え?)




ドッカーン!!



気づいた時にはもう遅かった。

酷い衝撃を受けた。来ていたダンプカーに跳ねられたのだ。





遠くの道路まで投げ飛ばされた僕は

白けていく意識の中、最後に頭に浮かんできたのは前原くんのいっていた事だ。ニシシと笑ううざったい顔……





なんで、最後の最後に前原なんだよ………

ツイてねぇ…






PM16:00

藤堂司死亡


藤堂司、無事死亡を確認いたしました!

今後に期待ですね。



おやすみなさい

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