未来
――現実
「ねえ知ってる? 最近お悩み相談みたいなサイトが出来たんだって!」
「ほんと? 聞いてもらおうかな」
現実に、また1つの噂が立った。とあるサイトによって相談を聞いてくれる。それでも、解決しない悩める人間の元に天使が助けが来ると。
「自殺率が現象していますが、〜さんどう思いますか?」
「そうですね。おそらく、新しい省が出来ましたよね?その方達の取り組みではないでしょうか?」
――そして、もう1つの影が動いていた。
「……なにこれ」
とある少女は青い封筒を手に取った。
「えーと、「貴方は選ばれた。世界の定めた条例により、人間は魔力による支配を必要とした。選ばれた者には、〜施設に来てもらう」」
ツイトラ
「どうなってるんだ、俺呼ばれたけど」
「おめでとうございます」
「めでたくないだろ。ふざけんなよ」
青い封筒は一瞬でトレンドに上がり、人々はスマホに顔を近づけ、あるものは封筒を握りしめて喜び、あるものは泣きわめき恐怖のあまりひざまずく。
「……クロク、仕事を」
「別にいいじゃん。僕、現実を見るのが趣味だし。やはり、人間は同じ道を辿るんだね。ただ……世界はたった1人のせいで知らない未来に向かっているんだ。」
「速く」
「……もう。分かったよ。」
これで終わりとなります。続編も是非期待ください。
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