表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
192/367

第40話[結界]

皆んなで緑の帰りを待っている中、スタリエのペンダントが光だす。


[我が主人よ、お仲間がピンチのようです]


あっ、ペンダントに神獣が居るの忘れてた。

そんな事を思いながらスタリエは神獣に詳しい話しを聞く。

するとどうやら緑は何者かの結界に閉じ込められているらしい。

それを聞いた一同はその結界がある場所へと向かう。

神獣の案内の元、その場所へ辿り着いたのだが……。


「ちょっと、ただの道じゃない」


何の変哲も無い道。

見えない壁がある訳も無く、普通に通れる。


[ふむ、やはり高度な結界]

[今、皆さんと視覚を共有しますので、暫しお待ちを……]


そう言うと神獣は不思議な力を使い、日菜達と視覚を共有した。

道のど真ん中に黒い壁の様な物が見える。


「どれ、私が結界を破りましょうぞ」


そう言うとジジルガが大きな斧を振り上げた。


(良い所を見せて、仲間に入れて貰うぞ)


そんな事を思うジジルガだが、結界は強力でジジルガの攻撃が跳ね返されてしまう。


[此処は私が]


スタリエのペンダントから神獣が出て来て、結界に触れる。

するとどうだろうか、結界は消え、可愛らしい家が現れた。


[此処に緑様が居ます]


そう言ってスタリエに報告する神獣を日菜が撫でる。


「神獣さん、ありがとう」


神獣は日菜に頭を下げるとスタリエのペンダントに戻って行った。


「さて、此処に緑ちゃんが……」


勇者が先頭に立ち、生唾を飲みながらドアノブに手をかけ、そして……。


第40話 完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ