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第40話[ボーナスデー]

馬車の荷台。

暗い雰囲気を晴らそうと勇者は日菜にセクハラをしていた。


「いや〜、今日も日菜パイは最高ですなぁ〜」


そう言って日菜のパイを揉み、すぐさま日菜の攻撃に備え身構えるのだが、日菜は反撃しなかった。


「今日だけだから」


「おぉ〜」


今日だけ日菜パイ揉み放題か〜。


「添い寝は?」


「今日だけなら」


「おおぉ〜」


次に勇者はスタリエの方を見る。


「スタリエちゃん、使用済み靴下……、くれる?」


「はぁ?」

「くっ、今日だけよ」


そう言うとスタリエは靴下を脱ぎ、勇者に手渡した。


「おおおぉ〜」

「じゃあさ、足を舐めても?」


「ぐげぇ、くっ……、今日……、だけなら……」


「おおおおぉ〜」


勇者は笑顔を浮かべ、スタリエに靴下を返した。


「日菜ちゃん、スタリエちゃん、いいよ、気を使わなくて」

「気持ちだけで私はすごく幸せだよ」

「ありがとう」


日菜とスタリエは「勇者」と呟き、勇者を見直していた。

そんな中、勇者は心の中で笑う。

下がりに下がった好感度、この機会で上げとかないとね。


第40話 完

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