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第13話[これが溶けないダイヤです]

険しい山道を越え、更に気温が下がる中、ようやく溶けないダイヤがある洞窟へと日菜達は辿り着いていた。


「いいですか、この岩を削っていくとですねぇ……」


屈強な男達がペチペチと岩を叩き、説明を始める。

だが、勇者は説明を聞かず、緑の名前を呼んだ。

緑は頷き、岩を豆腐の様に削っていく。

その様子を見て、黙り込む男達。

次第に眩い輝きを放つダイヤが姿を現した。


「流石は勇者御一行様、しかしこのダイヤは我々でしか……」


再び勇者は緑の名前を呼ぶ。

緑は頷き、ダイヤをお手頃サイズにカットしていった。

その様子を黙って見守る男達。


「さて、ダイヤも手に入れたし帰ろうか」


そう言って勇者達は山を降りて行った。

その後ろ姿を黙って見つめる男達。

後はダイヤを加工するだけだ。


第13話 完

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