朝ごはん
昨日は何だかんだ、色々なこともあったな〜
今日の朝は先週の月曜日よりも気持ちがいい。
なんせ、小説原稿も終わったし、久しぶりに野乃花とあんなにイチャイチャして、今が幸せな気がする。
アラームが鳴り、二人同時に起きる。
「おはよう、康太!
「おはよう・・・・」
「今から朝ご飯作るからね!」
「うん、よろしく・・・・眠い・・・」
野乃花は眠気が取れたようにキッチンに向かい、料理を始めた。
一方、海斗は、全然眠気が取れなく、何度も欠伸をしてしまう。
「エナジー、エナジードリンク」
冷蔵庫に手を伸ばし、エナジードリンクを取る。
「コラ!」
野乃花にバレないように取ろうとしていたが、バレってしまった。
流石にそうだよな・・・1週間の殆どはこのドリンクで成果湯してたし、野乃花もこのドリンクが体に悪いことは知っていた。
野乃花にこれ以上、心配させるのは申し訳ない。
でも眠い・・・・
「このドリンクは当分禁止!その代わり・・・・」
その代わり?このドリンクの代用になる飲み物なんてあったけ?・・・
「コーヒーを飲みなさい!」
そういって渡されたのはインスタントのコーヒーだった。
「げ・・・」
やばい、コーヒーは少し苦手なんだよな〜
苦いし・・・
「もしかして、苦手なの?」
「・・・うん」
恥ずかしながら、飲めないんだよな〜
「でもダメ〜コーヒーの方が体にはいいから、私が作ってあげるから!」
「ありがとう」
野乃花はお湯を沸かし、インスタントコーヒーを作り海斗に渡す。
海斗は恐る恐る、そのコーヒを一口飲む。
「ん!美味しい!」
「でしょう?私もコーヒー甘くしないと飲めないからさ、私好みだけど大丈夫?」
「全然大丈夫だよ、体が温まる」
「ふふふ、嬉しい」
野乃花は頬を赤くし、にやける。
「待っててね!ご飯ももうすぐできるから」
「うん」
余程嬉しかったのか、ノリノリに口笛を吹きながら料理をする野乃花。
そんな野乃花を見てると、にやけてしまう。
どんな料理が来るのかな?野乃花が作る料理はどれも美味しいからな。
そう思いながらキッチンから漂う匂いを嗅ぎながらどんな料理が出てくるか想像しながら待ちながら10分が経過し朝ごはんが出来上がってきた。
机の上に並んだのは、白米、味噌汁、ハムエッグ、サラダ、ウインナー、そして昨日作ったカレーのの頃が並んだ。
彩の良い健康的な料理がほとんどだ。
カレーは朝ごはんには完全に向いてないが、残りもご飯2杯ぐらいの量しか残ってないし、一晩おいた分コクや深みが昨日よりあり美味しくなってるはず。
お腹が空いてる腹には中度いいかもしれない。
野乃花は海斗の反対側に座り向かい合って座る。
お互いに目を見つめ合い、いただきますをする。
「昨日まであんだけエナジードリンクを飲んだんだから、今日は野菜をいつもの倍食べること」
「はいはい・・・わかりました」
これは逃げられないと確信し、諦めた顔で言う。
「よろしい!海斗は顔に出るからわかるんだよな〜」
「そうかな?」
「本当はいやんでしょう?」
「それはそうだよ!でもやだって言っても多分食わさられるから」
「当たり前です、ちゃんと体健康も考えて作ったんだから!」
「それは知ってる、だからヤダでも食べるんだから」
そう言うと野乃花の頬が少し赤く染まった。
海斗は何で頬が染まっているのかを考えたら、結構恥ずかしい事を言ってしまっていた。
自分で言った事を脳内で再生したらめっちゃ恥ずかしくなってきた。
「なんか恥ずかしいこと言ったしまった気がするんだけど・・・」
「んん、大丈夫!逆に嬉しいくらい・・・」
「そうなんだ」
野乃花の顔がさっきよりも赤らめている。
「ほらほら、早く食べないと冷めちゃうよ!」
「そうだね、いただきます・・・・」
「どうぞ・・・」
白米を箸ではさみ、口に運ぶ。
「ん!美味しい!」
「それはよかったです!」
「やっぱり野乃花のご飯って美味しいよ!」
「そんなこと言ったら嬉しくなっちゃうよ」
そう言われたから野乃花の顔を見ると、頬を少し赤らませて本当に嬉しそうな顔をしている。
なんだかんだ言って、野乃花も顔に素の表情が出るよね。
そこが可愛いんだよな〜。
そんな顔を見ているとなんか心もホッとして幸せな気持ちになってしまう。
何だろうこの気持ちは・・・・・
野乃花が作ってくれた朝ごはんを食べ終え、皿を片付けて、二人で皿洗いをする。
二人で行きたいところや健康の話をしたりと、このご飯を食べる時間だけでいろんな事を話、この短時間で何時間も話してる気がしてしまった。
二人はベットに寝っ転がる。
「まだ8時くらいか・・・・」
「私も何だか昼くらいだと思ってたよ、本当に8時くらいなんでね」
「なんか眠たくなってきた!」
「今日は日曜日なんだから、ゆっくり休んで」
「そうしようとしてた」
まだパジャマなのかもしれないけど、寝そべってる野乃花の谷間が完全に見えてしまっている。
それと同時に胸が体に当たっていて、柔らかさが伝わってくる。
あれ?また野乃花大きくなったかな?
見た目じゃわかんなかったけど、確実に大きくなっている。
「もうエッチな事を想像しないの!」
「してないって!」
「本当かな?」
「本当だよ!」
「わかった、そうゆうことにしといてあげる」
「それでいいや・・・・」
「私も眠くなってきちゃった!」
「少し寝る?」
「うん!海斗と一緒に!」
野乃花は海斗にぎゅっと抱きしめてきた。
そんな野乃花の海斗は頭をなでなでしてあげる。
その数分後に二人とも寝てしまった。
ゴールデンウイーク中にもう一本あげます。
そちらもお楽しみに!
少し遅れます