プロローグ
新規投稿です。
俺の名前は吉川海斗(よしかわ かいと)ペンネームも同じ名前だ。
高校2年生 男子
いわゆるオタクだ。
オタク故にインキャである。
だが一つみんなには、全校生徒には、先生には隠している物がある。
それは・・・自分がラノベ作家っことだ!
友達は少なく、オタク仲間か、この学校にいる数少ない作家やクリエイターだけだ。
そんな俺に春がやってきた。
クラス替えの日みんながワクワクしている中、俺はいつも通り誰ともしゃべらずこっそりと自分の席に移動した。
隣には誰もいなく、机の中が空っぽな机と誰も座っていない椅子が置いてある。
それから一日がたち、一人の転校生が来た。
担任の川口春子先生が連れ出し、転校生は自己紹介をする。
「初めまして、桐ケ谷野乃花
きりがや ののか
と言います。よろしくお願いします」
クラスの男子がざわつく。
なにしろ、黒髪ロングヘアで美人で可愛くて胸も少し膨らみある。
周りの男子がざわつくのも当然だ。
「はい!野乃花さんは海斗君の隣の席にすわってね」
先生は微笑んで言う。
野乃花は自分の席に座る。
その休み時間、野乃花は海斗に話しかける。
「海斗君?海斗君!」
「ん?」
「あの・・私まだこの学校のことあまり知らないから教えてくれる?」
「それはいいけど、ホントに俺でいいの?」
「なにが?」
「教えてくれる人が本当に俺でいいの?」
「だって他に頼めそうま人、海斗君以外いないんだもん」
「それならいいけど」
「やった!」
「所でどんなことすればいいんだ?」
「んー?とりあえず今日一緒に帰ってくれない?」
「いいけど・・・」
よくない、全く良くない
だって一緒に帰っている所見られたら誤解や変な噂が広がる。
ただでさえオタクの俺が美人で可愛い人と歩いて帰ると、学校の男子を敵に回す。
だが・・・。
「よし、決まり!放課後待っててね」
遅かった・・・・。
「お、おう」
こうして二人は一緒に帰る事になった。
海斗と野乃花は一緒に帰ることになった。
学校の校門で集合になっている。
海斗はみんなが帰り終わるごろ校門に向かう。
そこには、校門の前でスマホをいじる野乃花の姿があった。
「もう、遅いよ」
「ごめん、少し用事があって・・・」
用事とゆうのは嘘だ。
これは俺が高校生活を静かに送るための適切な手段なのだ。
まんがいち、これがみんなが帰る時に俺たちが帰っていたら他の人から変な目で見られる。
しまいには野乃花を狙っている男子からいじめられるのがおちだ、そうなってしまえば俺の高校生活はおわりだ。
これによって俺のとった行動は間違いではない。
「先に帰ったと思ったよ」
悲しげな顔をする野乃花。
彼女を悲しげにしたのはこの俺だ。
その責任は俺にある、その責任のために今俺が出来ることをする。
それがラノベ主人公、ギャルゲー主人公だ。
「どこかファミレスとか行く?」
「いっていいの?」
「俺も野乃花を待たせた責任も取りたいから・・・」
「ありがとう」
野乃花は嬉しそうな顔をしている。
2人は学校の近くのファミレスへ。
窓がはの席に座り、海斗はドリンクバー、野乃花はパンケーキとドリンクバーを頼んだ。
「今日は俺のおごりだから何でも食べていいよ?」
「うん、ありがとう」
そう言いながら野乃花は窓の外を向く。
海斗もつられて外を見る。
海斗は野乃花が見ていた物がすぐにわっかた。
それは・・きらきら輝く星だった。
「星、好きなの?」
「昔はね」
「今は?」
「昔よりは好きじゃないない・・・ってなんでそんなこと聞くの?」
「いや、、、野乃花が見てたのが星だったから」
「そう」
野乃花は悲しげな顔をする。
星になんかあるのかな?きっと何かあるんだろうな、あの顔は。
悲しみ?恐怖?それとも他の何か。
どっちにしても俺が突っ込んじゃいけないものだ。
人のプライバシーを俺が勝手に上がり込んじゃいけないからな。
俺だってみんなに知られたくないのはある。
そうしている間に頼んでいた物届く。
「お待たせしました、こちらパンケーキでございます」
「はい、私です。」
「どうぞ」
パンケーキを机に置き、戻る店員。
「半分あげよっか?」
「いや。野乃花がたべて、それは野乃花のだから」
「それじゃぁ、いただきます」
野乃花はパンケーキ口に運ぶ。
「おいしい~~~」
一口食べるともう一口と食べ進めていく野乃花。
美味しそうに食べる野乃花に海斗はにやける。
「やっぱりいる?」
「いや、あまりにも美味しそうに食べるから、少し可愛いなって」
野乃花の顔が赤らむ。
「そそそ、そそ、そんなこと、言わないで!恥ずかしいから!」
「ん?わかった」
俺なんかまずいこと言ったけ?
わからん。
「まったくもう、バカ!」
野乃花は小声で言う。
野乃花が食べ終わり外に出る。
「あの、、もしよかったら私と連絡先交換しよ?」
頬が赤らむ野乃花。
「べつに、いいけど・・・」
「やった!」
喜び飛び跳ねる野乃花。
それから連絡先を交換する。
「それじゃぁ、また明日」
「おう、また明日」
野乃花と別れた後、考えながら歩く海斗。
まんで野乃花は俺を誘ったんだろう?
俺に話す前に他の女子たちと話してたし。
俺の他に誘う人いたはずなのに何でだろう?
それだけが海斗の心に残った。