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我が無駄に無駄を重ねた半生の反省  作者: フジツボさん
2/2

<炎上>続き

その日も普通に授業を受けていたのだが、昼休みごろに放送で職員室に呼び出された。

当時の私は宿題をよくサボるクソガキだったのでまたその件で絞られるのかと思い少しだけ肩を落としつつ担任のところまで向かった。

すると、何故か親戚の叔母さんが担任の隣にいるではないか。私は困惑した。

私の認識において親戚というものは年始やお盆に会うものであり間違っても学校で待ち構えているなど有り得ないのである。

無論私は親戚を呼び出されるような非行に及んだ記憶など無いし宿題ごときで親戚を呼び出され叱られるなど聞いたことが無かった。

面食らっていた私に向かい叔母さんが説明を始めた。どうやら私の家が火事になったらしいのである。

前述した通り当時私の家では両親と祖母、そして兄弟とで暮らしていたのだが、今朝祖母を除く皆が各々仕事や学校に出かけた後、祖母が仏壇に蝋燭を立てた際に近くの衣類に燃え移ってしまいそのまま火事になったのだという。

にわかには信じがたかったが今朝のクラスメートの発言を思い出し火事は恐らく本当だろうと子どもながらに感じたのを覚えている。

その後担任に促されるまま荷物をまとめ、叔母さんの車に乗って家に帰った。

家に着いた時、そこに広がっていたのは地獄だった。to be continued……

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