ARROW!! -1- 始
文章力はありませんが、自分なりに書いてます。
あなたにとっての「矢印」はなんですか?
ARROW!!
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5人に出会えて、本当によかった。
私の進むべき道の矢印は、ここがスタートでした。
本当にありがとう。
。.。・.。*・:,゜,。。・☆:*・゜:*・゜☆ ゜・。・゜・゜+。。.。
15年前、この 周りは田んぼと畑と家しかないし、
バスや車が1番通る道には トラクターが走っているこの
『田舎』としか言い様のないこの街に、
私、桜井 空奈は 生まれた。
友達も居て、人並みに恋をして、あほなことをして
小学校、中学校を過ごした。
現在
2005年 3月。
卒業式を終え、友達と5時間のカラオケとプリクラを撮って
「最後」を 痛感した。みんな、小学校・中学校と9年間を
過ごし、2クラスしかないこの学校でケンカしたことや、
先生に内緒でプールに忍び込んで遊んだこと、たくさんの想い出が
涙として、あふれた。
そして、いつもの帰り道のように十字路で
「ばいばい」して、家に帰った。
家についたころは7時を回っていて
さすがに、怒られるかなあって思いながら帰ったら 何故かみんな、
客間に集まっていた。
ばあちゃんとじいちゃんが両方居て、お母さんと
お父さんも居て、弟も、何故かみんなそろって 机に広がったチラシや
パンフレットを開いている。
「・・・ただいまあー」
いっせいにみんなの目が私の方を向く。
すると、みんなして にやにや笑いながら 私を見るなり
「あ!お帰り! あんたも見てみぃ♪」
お母さんのソプラノ音が部屋中に響き渡る。
「やっぱり、キッチンもトイレもお風呂も付けなあかんでなあ、ココとか
ええんちゃう?」
ばーちゃんが問う。引越しでもするんかな。
「ちょっと、空汰!」
弟の名前を呼ぶ。そしたら、エラそうに
(メ`Å)チッ←まさにこんな感じで「何?」と答えた。
「え、引越しでもするん?」
「え?姉ちゃん知らんの?」
全くこの状況ができない私を察した弟がまた言う。
「姉ちゃん、春から大阪で1人暮らしするんやろ???」
えええええええええええええええええええええ?!
〜(´∀`)〜 どんだけぇ〜 ←ちょっと言うてみたかった。
「よし!!!!! ここで決まりっ!」
おとーさんが1枚のピンク色の紙を差し出してきた。
見れば、キッチン・風呂・トイレ付き 2LDKの新築アパート。
名前は「ARROW」。
「空奈、よく聞くんやで? あんたはな、こんなあったかい人らがいっぱいの
街に生まれて 何不自由なく暮らしたやろ? でもな、あんたも1人で生きて
いかなあかんねん。 いつまでも、人にあまえて生きるんはいかんって自分でも
わかるやろ?だからな、大阪行きぃ。仕送りは毎月送るで。な?」
そんなこと言われてしまっては断れない。
どっちにしろ、本音はこんな「田舎」で一生暮らしたくなかった。
農家の人と結婚して、子供生んで、農業を楽しむ、そんな生活
絶対嫌やって思ってたから。ここは、どうする? どう回答しようか。
「田舎なんか居たくなかったしありがとう!おかあさん!」いや、こんな
こと言ったら どうなるかわからない。
「アリガトウ オカアサン」 誰? んー、よし。これで行こ。
「・・・ うん、あたしもずっと思ててん。ぁりがとうなオカアサンッ」
やばい・・・最後のほう「アリガトウ オカアサン」の言い方まじった;
「よう、決意してくれたなあ 空奈。おじいちゃんすごい嬉しいでな。
しゃーないで、じいちゃんからも5万くらい祝いつつんだるでな^^」
(´∀`*)ノ ヤッタよ、 オカアサン!
「ありがとう、じいちゃんっ あたし頑張る!」
つくづく、桜井家の皆様は人が良い。そこも良いところだけど、
気をつけようネ。
「出発は明日だよ。朝1の電車で行くからね。空奈の荷物はもう送ったからね」
この、桜井家の中でたった1人 標準語に近い言葉で喋るのは
お父さんのオカアサン。
明日、この田舎から 桜井 空奈 居なくなります^^
ARROW!!-2-へ続く。
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