表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
某年1月2日。晴。  作者: あみれん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/2

その2

「俺、今生活保護受けてるんだ」

「は?」と、私は聞き返しました。


二十年ぶりに突然訪ねてきたと思ったら、何を言い出すのか。

私はしばらく彼の顔をじっと見ていましたが、どうやら玄関先で聞く話ではなさそうだと思い、彼を家に上げました。


「いいの? 悪いな」


そう言いながら家に上がる彼を、自分の部屋に通します。

パイプ椅子を引っ張り出して座らせると、私は妻のいるリビングへ向かいました。

妻も彼のことは知っていて、時折思い出したように二人で彼の話をしていたものです。

事情を説明すると、

「じゃあ、泊まってもらいましょ。今夜はお酒お酒!」

と、やけに嬉しそうでした。

初詣の予定は、どこかへ消えてしまったようです。

飲み物を頼み、私は自分の部屋へ戻りました。


ここで、彼と私の関係について少し触れておきます。

彼とは同い年で、知り合ったのは二十五歳のとき。

共通の友人を介して出会いました。

当時、私と高校時代の友人とでバンドを組むことになり、私はギター、友人はベース、そしてその友人がドラマーとして連れてきたのが彼でした。

そこから、腐れ縁のような付き合いが始まったのです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ