コンテストの応募傾向について
はじめに
本作はあくまで、「なろうで執筆を始めてみた初心者」が迷った際の情報まとめとして書いています。
私自身は文系では無いので、文系バリバリの方には劣ります。
なのでマサカリはやめて下さいね。
心をおおらかにしてお読み頂くか、無理そうならブラウザバックをお願いします。
こんにちは、あるいはこんばんは。
「小説家になろう」では出版社が主催する多くのコンテストがあります。
執筆を初めてみたは良いけれど「応募しても良いのだろうか?」と思ったことはありませんか?
企画コンテストへ応募する作家の傾向は、質問板でも話題にあがった内容です。
その傾向をAPIで簡単に調べてみました。
※「小説家になろう」は以降、「なろう」と省略表記しています。
※話題が気になる方は質問板で検索してみて下さい。
───お品書き
・ユーザの執筆歴について
・二つのコンテストで比較
・作品数とユーザ登録時期のグラフ
・さいごに
───ユーザの執筆歴について
ユーザの執筆歴は正確に把握することが困難です。
そのユーザの投稿した最も古い作品から執筆歴をある程度算出することは可能でしょう。
しかし、統計で集計するにはかなり負荷が高く、又、なろう以外での執筆歴も分かりません。
そうした事情から、「傾向だけ分かれば良い」という点に立ち返り、ユーザの「なろう」への登録時期ごとにグループ分けをして、おおよその執筆歴の目安とすることにしました。
「なろう」ではユーザを登録した順にユーザIDが連番で振られるため、ユーザIDの数値の大小で古参か新人かは判別可能です。
※但し、非ログインで長年愛用していたユーザが新しくアカウントを作ったケースもあるため、あくまで傾向としての参考値となります。
───二つのコンテストで比較
2025年07月24日時点で開催されていた二つのキーワードを対象にAPIで集計してみました。
・HJ大賞6(3864作品)
・集英社小説大賞6(4274作品)
上記2つへの登録傾向をまとめています。
応募数としては「ネトコン13」が多くて適切かとも思いましたが、件数が多すぎるので避けました。
今回、対象としたコンテストは、「文字数8万文字以上」の規定があるため、件数が抑えめです。
───作品数とユーザ登録時期のグラフ
グラフを見て分かる通り、新しい作家の方がより多く応募する傾向にあります。
実際に評価されている作品が応募されているのかも次のグラフでまとめました。
古参の作家が応募する場合は、総合ポイントが高い作品を応募しているため、平均値があがっています。
逆に新参の作家は応募する全体数は多いのですが、総合ポイントの平均値は低い結果となっています。
これは私の主観ですが、恐らく、新参の作家は記念受験的な応募も多いように思われます。
───さいごに
応募する際に「私の作品は人気が無いのに応募して大丈夫だろうか?」と不安になる気持ちは理解できます。
ですが、統計データを見ても、経験が浅い作家の方がより多く応募していますし、その中には総合ポイントが0ptで応募している人も多くいらっしゃいます。
※どちらの応募も100pt未満の作品の方が過半数を超えています。
あまり小難しく考えずに、応募規定に沿っている内容であるなら、気軽に応募してみては如何でしょうか。
貴方の作品の向上に繋がれば幸いです。
◆備考
情報はデータ収集を行った2025/07/24時点のものです。




