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氷光は希望となりて闇を切り裂く  作者: varugure
1章 天使、草原を旅す
9/90

悪夢召喚! 

 召喚機能がついている装備を確認しよう。


崩永氷青獄シリーズ ランク26


所有者固定 破壊不可 共鳴 再生・回復阻害攻撃 飛行補助 氷浸 寒波 氷鎧 魂切り


      世界創造 流氷術  登録者召喚{灰燼の悪夢 光天使 闇蝕龍 +}


 やっぱり、本来は存在しないランクの装備なだけあって、結構性能が狂っているな。

 ん? 世界創造ってなんだよ。

 こんなの前はなかったんだけど。

 世界創造以外の効果(追加スキル)の変化はなさそうだ。


 今回使用する装備の効果、召喚は、この装備のコアの部分に登録したい人の魔力を一定数入れると登録が完了する。

 召喚に必要な魔力を消費すればいつでも召喚できるんだが、距離によって消費する魔力が変化する。

 しかも、この世界ではどうなっているのかは分からないので、一回だけ……。


 召喚をしたとき、この世界にどんな影響を与えるのかは分からない。

 だが、ずっと一人というのは、何かあったときに対応ができなくなってしまう恐れがある。

 まあ、スキルのクールタイムとか、制限を確認したいのもそうだが……。

 召喚するのは誰が良いのだろう?

 色々とあれだが、生存能力が一番高いあいつにするか。


「よし、じゃあやるか。 『灰燼の悪夢 召喚』。」


 数分後……

 私の近くに、人一人何とか通れそうな大きさの空間が開いた。




 日本の何処かにあるゲーム会社で、俺、黒島洸誠は働いている。

 主な仕事は、バグの発見と修正、クレームの対応かな。


「黒島君、次はこのバグの修正を頼む。」

「承知しました。」


 えーと、これはどうなっているんだ?

 あー、このアイテムが使えなくなるバグか。

 おっかしいなー。 これ修正したと思たんだけどなー。

 ここをこうして、ああすれば……。

 バグが修正できたか判らんし、なんなら、新たなバグが発生しているかもしれないから、動作確認するか。

――ピロン♪――


「何の音だ? こんな効果音入れた覚えないんだけどな……。」


 どこが、今の音が鳴った原因なのかを探すと、自分のスマホに、メールが1件届いていた。


「何の通知だ? 詐欺系のメールじゃあないよな? とりあえず、見てみるか。」


 メールの差出人は……氷天使からか。

 えーと、内容は……召喚してもよいか?

 メアドは、ちゃんとこいつのだしな。

 どうしよう、許可しようかな?


「まあ、しても大丈夫か。 そんないきなりね、ここから向こうに転移されるってないし。 ていうか、そんなの現実には存在しないし。」


 許可のボタンを押した。

 すると、自分のパソコンの画面が、黒い塔が映っている画面に切り替わった。

 そして、それは手を伸ばし、彼を掴んだ。

(あー、これは押しちゃダメだった系かー。終わったわこれ。)

 そして、それは彼をパソコンの中に引き込れた。


「あれ、黒島君は? 次のバグの修正をお願いしたいんだけど……。」


――シュー―、パチパチ……――

「って、え! パソコンが燃えている! ど、どうしよう。 なんとかしなきゃ。」


――ピーピーピー――


「え、サーバーが落ちた! どうして……。」


 彼は一瞬でこの世界から消えてしまった。




「お、召喚成功か?」

「グヘッ!!」


――ベシャッ――


「やったー! 成功だー! 彼もあのゲーム内の装備の状態だ。」


 スキルのクールタイムは……さ、3ヵ月も? 長すぎるでしょ!

 にしても、召喚の仕方思ったよりもめっちゃ雑だな。


「ッ!!」


 あれ、絶対痛いでしょ……。


「ここは……? 確かあの画面に引き込まれて。 この装備は、あー昨日も見たな、イベ攻やっていた時の装備じゃん。 ということは、氷天使がこの世界に居ることは確定だな。」

「おー、目が覚めたか。 すまんのー、いきなりこの世界に召喚してしまって……。 実は、この世界は今窮地に陥っている。 だから勇者よ、この世界を助けてくれないか?」

「異世界召喚のボケすんな!」



「昨日ぶりだな。 まあ、この世界のことについては私もよくわからん。 なぜなら、気が付いたらこの世界に居たからな!」

「そ、そうか。 この世界では、スキルが変化したとか、アイテムが使えないとかあったか?」

「いや、特には。 まあ、たまに知らないスキルが追加されているんだけどね……。」

「なにそれ、怖!!」

「で、でも召喚は出来たし、いいじゃん?」

「まあ、それもそうか。 ってことは、体質は変化なしか……。」


 まじで? あれの変化無いの?

 それはちょっと、最悪だな。


「じゃあ、ステを確認すっか。 どうすれば、確認できるんだ?」


 ちょっとこいつをからかってみるか。


「思いっきり、【ステータス オープン】って叫べば出てくるよ。」

「【ステータス オープン】!」


 こ、こいつ本当にやってやがる……。


「それ、言わなくても大丈夫だよ?」

「だ、騙したなー! こいつ、絶対いつか仕返しをしてやる。」

「それはそうとも、ステータスを早く見せてよ。」


黒島洸誠  二つ名:灰燼の悪夢(二つ名怖っ!) Lv:97


職業:刀術士(刀士か、術師か、どっちかにしてくれ……。)


種族:人(笑) (人の皮を被った化け物のくせに……。)


装備:封厄天聖神具シリーズ ランク26(なんか凄そうな名前。)


効果:所有者固定 破壊不可 体質封印 封印強化・補助 弱体化 弱体化強化 浄化 浄化強化

   精神力強化 破邪 封印力強化 多重封印 以降同じようなのが続く

   (なんかガッチガチに封印してね? どんだけやばいの? 効果が正反対の装備もあるの!?)


スキル:刀術(これが、職業の元かな?) 迷宮(これ以外後は、変わったものないから省略)


称号:災害・厄災を呼ぶもの 無差別殺人鬼 災害と厄災を司る神 悪運 

   ダンジョンマスター(称号めっちゃひどいな。 多いから省略するよ。)


ダンジョン名:未定 ランク:S(ダンジョン名決めてないのかよ!)


階層数:666(天使より多い……。しかも、一層一層が広い。)


「毎回思うけど、酷いよねこのステータス。 称号ある系のゲームを始めた瞬間に『災害・厄災を呼ぶもの』って出るんだよ?」

「だって、めっちゃ危険じゃん。 町とか村、国を入ったり出たりするたびにランダムで災害が起きるんだよ。 しかもこれが、地球でも起こるんだよ!」

「ひどいときは、序盤でのラスボスの登場もしくは即死、ゲームサーバーの消失とか起こるし……。」

「……。」


 こいつの体質(?)は、本当に酷い。

 実際、地球で何があったのかはまたいつか時間があったら説明しよう。(絶対忘れるパターン)

 こんなところに呼んじゃって大丈夫なのかって?

 何も問題はないさ!(多分……。)

 そう、ゲーム内で私が彼の体質を『創造魔法』で、弱体化させることに成功したのだ!!

 ついでに、地球のほうでも弱体化したみたいだが……。


「で、この後どうすればいいんだ?」

「ギルドでクエストを受けたから、それを達成するだけの簡単なお仕事だよ。」

「よし、じゃあ行くか。 今の自分の実力を確かめに行くぞ!」

「いや、お前なら大丈夫だとは思うんだけどね。」


 にしても、ここに来て初めてのクエストか。

 楽しみだな!

あー、やっぱり化け物が来た!

てか、お前ら何なん? スキル多すぎやろ。

そんな使わないでしょ!

え、生活用に結構使う? 攻略時に考えながら色々使う?

そんなこと、知らん!

スキルは1つあれば十分だろ!

――馬鹿神

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