表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最年少の聖騎士は吸収魔術で無双する  作者: ライオンのコマ
1/1

プロローグ

 『スキル』。それはこの世界に存在する特殊能力である。スキルは通常、16歳で覚醒しその者の能力に適したスキルが与えられる。そして現在、存在するスキルの殆どが過去出現したスキルの劣化版だ。それはなぜか?答えは単純。代を重ねるごとに段々と血が薄くなり適正能力も一緒に低下するからだ。       

 だが、極稀に過去にない強大な能力スキルが出現することがある。そのようなスキルは『虚無ヴォイド・精霊エレメンタル』と呼ばれる。なぜ精霊とつくかというと、スキルはもともとなんの能力も持たない精霊が人の魂に取り憑き定着して、取り憑かれた者の能力に合わせて成長するからだ。       

 『虚無の精霊』を持つ者は、人類に降りかかった災いを幾度となく救い『聖騎士』として人々の希望となっていた。暴走した魔物の大災害、魔族との一か月間ぶっ続けでの戦争そして、すべての魔物、魔族を使役する魔王との戦い、これらすべての戦いにおいて『虚無の精霊』を持つものは活躍し勝利してきた。だが、『虚無の精霊』を持つ者の中でも通常のスキルより強い力を持っているからといって、悪事をはたらく者がいる。そのような者は『ダーク反逆者トレイター』という裏切り者扱いのレッテルを貼られ、すぐに『聖騎士』が処刑の任務に当たる。このように『虚無の精霊』を持って生まれてきた者たちの責任は重大なのである。

 そしてこの物語はわずか十歳で『聖騎士』に選ばれた少年ルーグス・プライヤの物語である。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 設定がおもしろかったです [一言] 次回が楽しみです
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ