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平常物語

 僕が山岸さんのお兄ちゃんから様々な情報を教えて貰ってから1週間が過ぎた。

 その間。僕にはそこそこの変化があった。といってもそこまで大きな変化ではないかもしれないが。まあ、それでも変化があったのは事実だ。

 具体的にどんな変化が起こったのかを大雑把に説明すると、身体能力の少々と霊力の大幅な上昇。後は寝なくて平気になったりとか、記憶力が良くなったりとか?かな。

 一応どうしてそれに気が付いたかとか、どういう風に生かしているかを簡単に説明するとこんな感じだ。


 まず僕は山岸さんのお兄ちゃんのおかげで霊力というものを認知することが出来るようになった。それを応用することにより死霊や怨霊といった存在をある程度感知出来るようになった。それでいて人並外れた体力に霊力を使っての身体強化を使い結構遠くまで行けるようになった。というかそれに死霊狩りの最中に気が付いた。因みに霊力を使っての強化は超簡単で霊力を自分の強化したい体の所に巡らせるだけ。

 そんなわけでこの二つの力を使い僕はここら一帯にいた死霊や怨霊をひたすらに吸収し続けた。そりゃもうひたすらに吸収し続けた。その結果霊力は今までの倍以上まではね上がった。一応副次的な効果で、ある身体能力も多少は上がったが、あくまで人間の範囲レベルであり想像以上に上昇はしなかった。

 まあ。霊力強化した場合は人間を大幅に止めれるレベルの化け物になれるけど、それでも普段の身体能力はあくまで人間レベルだ。まあこれは俺の予想ではあるけど。

 やっぱり人間の体は限界があるんだと思う。どれだけ鍛えても人の身で鉄を豆腐の様に砕くのは無理だ。というかそんな事をしようものなら腕が破裂すると思う。

 そんなわけで今の僕の身体能力は人間レベルではあるのだが、人間の範囲内での限界まで鍛えられているって感じだ。例えるならばそうオリンピック選手レベルのかなり狂った身体能力はしている。

 100メートルを9秒で走り、100キロ以上の重りを軽々と持ち上げて、ジャンプすれば1メートル以上は簡単に飛べる。

 後はまあ体力は中々にバグってるのでいくら全力疾走しても全く疲れない。自分でもびっくりするくらいに疲れない。多分だけど僕が体力切れに陥ることはないと思う。

 うん、あれだな人間の範囲とかいってたけど人間やめてるわ。ごめんわ嘘ついたわ。

 相当な化け物だわ。ほんで霊力強化したら更に凄いからな。そう考えると。もう。ヤバいね。語彙力が無くなるレベルでヤバいね。

 多分やろうと思えばほぼありとあらゆるスポーツでアニメですかってくらいの超絶無双が出来ると思う。いや真面目にスポーツをしてきた人に対して超絶失礼だから絶対にしないけどね。


 まあ、長々と話したが、何だかんだで今の所は特に大きな問題もなく楽しく過ごせて入る。

 後はまあ最初にも言ったが寝なくても大丈夫になったという利点がかなりでかい。

 マジでこれが結構ありがたい。

 ようは寝なくていいという力は結構便利でたまっていたライトノベルの消化やゲームの周回なんかを行えて凄く時間を有意義に使えるようになったのだ。

 他にも記憶力が良くなったので授業を結構ついていけるようになれた。最近は学校が前以上に楽しくなってきてはいる。自分で言うのはあれだが僕は結構記憶力が悪い方で勉強とかマジで覚えられない人間だったからな、テストの点数とかいつも絶望的点数だし。ってこれは僕の努力が不足しているだけかもしれないけど。後絶対に寝なくてよくなったからか、学校で授業中に居眠りしなくなったてのはあるわ。


 そんなこんなで僕はこの新しい力に気が付いたら適用し日常の一部となっていた。


 ただまあ、一つだけ問題点をあげるとすれば嘘審判という力だ。

 これがまあヤバい。マジでヤバい。

 だってこの力は相手に対して無条件で本当の事を喋らさせる力なのだから。

 相手がどんな隠し事をしていようと、相手の本心を暴いてしまう。まあ、トラブルしか起こらないよねって話だ。まあ、幸いというべきか、何というべきか。僕の関わってる人数が少ないのと友人がマジでいい人で基本ほとんど事故は起きないが。まあ遇に授業の一環とかで女子と話をするときに喋ってる内容が嘘で僕のことがメチャクチャ嫌いという事実が発覚したりするのだが。

 うん。マジで辛い、辛い。ツラタンです。何言ってるんだろ僕。

 でもさあ、マジでびっくりだよ、ほぼ関わったことの無い女子生徒から生理的に無理だから話しかけないでって言われたんだよ。つか。これ噓審判関係なくね?

 ・・・・・・・まいっか。

 何かの罰ゲームだろうな。辛い。だってそれが真実って分かったのだから。

 僕としては、そうか。それはごめん。

 としか言えなかったよ。いくら人間を辞めた力を手に入れたとしても心は人間やめてないよ、むしろ弱くなってるよ。ピエン。

 はい。以上。

 終わり。

 この話は完璧に墓穴だ自分の傷口を広げてしまう。元に戻そう。


 でまあ、この力、非日常的存在を吸収できる力を宿した僕は今の所は結構楽しく、上手くやれているということだ。

 特に闇落ちとかもしてなければ、力に溺れたりもしていない。体育では少しは活躍できるようになったが本気を出したら流石にバランス崩壊にも程があるので控えめにしつつでやっている。

 そんなわけで今の所は特に大きな問題もなく楽しくやれています。


 ――――――――――――――――――

 主人公のステータス(作者と読者様方に分かりやすいように書いたものです)(本編に出すつもりではありますが大分先の話です)


 彩香氏 陰晴 17歳 男 人間

 特殊能力

 【吸収王の残滓を左腕に宿し者】【嘘審判】


 現在使える技

 【霊力感知】

 【霊力身体強化】

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