妹たちをレイプ殺害された兄が復讐した相手は犯人を無罪にした弁護士だった
仕事として弁護するのは仕方ないですが、ありえないほどに罪を軽くしようとするのはおかしいと思います。
ある男が家に押し入り、留守番していた少女たちをレイプした上に殺害した。
女子高生、女子中学生、女子小学生の3人。
3人もの強姦殺人ならあきらかに死刑であろうと思われていた。
そして最高裁での判決が下った。
「被告人は精神鑑定により…罪の意識の無いまま行為に及んでおり、また状況から…以上によって無罪とする」
ニヤリとする被告人。
そして間違いなく有罪と思われていた裁判を無罪にした弁護人はドヤ顔であった。
そして一人、被害者である妹たちの唯一の肉親である兄だけが絶望していた。
「復讐してやる」
そのつぶやきは、誰にも聞えなかった。
「ふあああ、精神病院通いも面倒だなあ」
男は裁判後精神病院に入院していたが、すぐに退院し、それでも通院することを義務付けられていた。
「あーあ。また誰かレイプしたいな。また捕まっても、オヤジに頼んであの弁護士に金を積めば無罪にして貰えるしな。俺、精神異常らしいしー」
そう言いながら道を歩いていると、ふいに目の前に車が止まり、そこから出て来た男たちに体を抑えつけられ、口をふさがれる。
「ん?んんっ?!」
何か薬のにおいがして意識を失い…。
気が付くと、どこかの建物の中のソファに寝ていた。
すごく広いリビングではあるが、資産家の息子である男にとっては見慣れた広さであった。
「どうしてこんなところに?ここはどこだ?」
男はリビングを出ると、どこからか声が聞こえる。
「何だ?」
声のする部屋を開けると、高校生の少女が縛られてベッドに横たわっていた。
「おおぅ?」
中々可愛い少女だ。
「これはもしかして喰っていいのかあ?」
「い、いやああ!」
散々楽しんだ後で、男は別の部屋に行ってみた。
そこには大学生くらいの女性がやはり縛られて横たわっていた。
「おおう?この家は宝箱か?どの部屋にも可愛い女の子がいるじゃねーかよ」
「た、助けて」
「助けて?縛られているなら、おとなしくヤラれな」
「きゃああああっ!」
「7人も居るとはな。さて、2周目するかな」
男は最初の部屋に戻っていく。
「ここかっ?!この別荘に私の孫娘たちはここに居るのか?!」
玄関が開けられて駆け込む初老の男。
彼こそはこの男の弁護をした弁護士だった。
「あ、いやっ!やめてっ!もうしないでっ!」
「おらおらあっ!」
声のする方に行くと、弁護士の孫娘の1人に男がのしかかってレイプしていた。
「貴様っ!何をしているっ!」
「あん?ああ、あんたか。またレイプしちゃってよう。でも、金を出すからまた無罪にしてくれよな」
「き、貴様、よくも私の孫を!」
「え?あんたの孫だったの?そうかい。でも、俺って精神薄弱だし、責任能力無いってあんたも言ってたよな?」
「な、何だと?」
「俺は本能のままに動くことしかできないから、責任能力ないからさ、全部終わったら捕まってやるからさ、あと3日くらい孫たちを貸せよな」
「まさか他の子たちも?!」
「みんなお前の孫娘か?7人ともおいしかったぜ」
「貴様あ!殺してやる!」
「3人殺しても無罪だったのに7人レイプしただけで死刑にできると思うのか?」
「うっ」
「おとなしく見てな。それとも、お前も孫娘をレイプするか?」
そしてまたレイプの続きを始めた男を見て、怒りが心頭に達した弁護士は近くにあった大きな花瓶を持ち上げると、男の頭にたたき落とした。
「うごっ!」
「死ねっ!死ねっ!貴様は法で裁かれなくても!俺が!裁いてやるっ!」
男は動かなくなり死んだ。
そしてすぐに警察がやってきた。
「な?誰が通報したんだ?!」
「ネットでお前がその男を殺す一部始終が配信されていたんだ!殺人容疑で逮捕する!」
「なっ?!これは何かの間違いだ!俺は無罪だ!正当防衛だ!弁護士を呼べ!弁護士を呼べ!」
弁護士であった男は、どんな弁護をしてもらうつもりなのだろうか?
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