2/45
図表
□満州要図
本文では、地域を指す場合に満州、国を指す場合に満洲と呼び分けようとしています(努力目標)。
□関東軍隷下師団の変遷
【史実】関東(総)軍隷属の軍編制を師団の変遷で表にしたもの。青太字は昭和一五年の在満師団だが、二〇年までにいなくなった。百番師団は国境守備隊や在満邦人の召集で編成したもので、師団と呼べるほどの火力はない。
□東部決戦構想
【史実】昭和一七年末頃まで関東軍対ソ戦方針の主流であった先制攻撃構想。先行して航空撃滅戦が実施される。この頃が満州における地上戦力の高潮期。以降、南方に兵力を抜かれて、守勢構想へと転じる。
□ソ連軍侵攻予想
【史実】昭和一九年末までに関東軍が分析したソ戦軍侵攻作戦の予想。西方が攻勢主軸で機甲軍が主力など、的確であった。実際のソ連軍侵攻は概ねこの通り。
■満州東部、旧満朝ソ国境付近