ランクアップ
ギルドに帰った俺たちはクエスト達成報告をしていた。
「確かに、お預かりしました。少々お待ちください」
証拠の鑑定にはしばらくかかるで、俺たちはギルド内をしばらくぶらつくことにした。
「よぅ、新入り。成果はどうだ?」
すると見るからに強面の男が話しかけてきた。
「まぁ、上々だ。相手はゴブリンだしな」
「そうか、まぁその調子で頑張りな」
「魔剣同盟様、鑑定の結果が出ました。こちらにお戻りください」
呼ばれてカウンターに戻る。
「ゴブリン16体にゴブリンチーフが1体ですね。銅貨32枚になります。ゴブリンチーフはクエストを受けていないため報奨金は出せませんが、功績にはなりますので後でランクアップの告知があると思います」
「そうか」
辺りが少しどよめく。
「ほぉ、ゴブリンチーフを倒したのか?駆け出しにしてはやるじゃないか」
さっきの男が表れて言った。
「まぁな」
「だがこの辺のモンスターはBランク以上のものもいる。気を抜かないことだ」
「忠告ありがとう」
「ふん、そんなの大したことないわよ」
長らく黙っていたセティが口を開く。
「ははは。大したことないか。これは豪気なお嬢さんだ!」
男は笑って去っていった。
報告も終わったので宿屋に帰ることにした。
次の日の朝。
「うわ、ベッドに女の子がいる!」
「何よ?また寝ぼけてるの?」
「……なんだ、セティか。いい加減ベッドは2つにするべきだな。心臓に悪い」
俺たちは身支度を整え朝食を食べてギルドに向かった。
「魔剣同盟様。お待ちしておりました。Dランク昇格おめでとうございます!」
「そうか上がったか。ありがとう」
「それで今日はどういたしますか?」
「Dランクで受けられるクエストで何かいいのはないか?」
「それならグルームハウムの森のオーク退治がおすすめです」
「わかった。それを受けよう」
「ただし、森の中心付近にはハイオークが生息していますので近づかないようにしてください」
「わかった」
こうして俺たちはオーク退治に向かったのだった




