3話 ステータスと吸血鬼。
3話 ステータスと吸血鬼
いまだに、のびているお父さんを無視して、私は自分の部屋に行く、そしてベットに倒れこむ、
今日はいろいろ濃い一日だった。クラスの連中はどこぞの異世界へ召喚されるは、家に帰ってきたと思ったらお父さんの襲撃を食らい、そして、極めつきは私の瞳の変化、衝撃的な事が起きすぎて
私の脳はショート寸前だよ。
ベットに沈みこんだ私は思う、何でこげん面倒な事ばかり、起きるんかと。勇者召喚?私の居ないところでやってくれ。
そうそう、勇者召喚で思い出したんだが、ゲームみたいな、ステータス画面、マジで出たな。今でも出るんかね?あん時は眠気に負けてよく見てなかったし。
「ステータス。」
天橋朱里
種族:吸血鬼(先祖帰り)
年齢:15歳
レベル:1
防御:9800
攻撃:19700
HP:∞
MP:249000
スキル
火魔法Lv1 水魔法Lv1 風魔法Lv1 雷魔法Lv1 土魔法Lv1 闇魔法Lv1 空間魔法Lv1 威圧Lv3 剣術LvMAX 槍術LvMAX 体術LvMAX ガンカタLv9 吸血 夜目 魅惑の魔眼 眷属化 再生 光魔法無効化
称号
先祖帰り 真祖 いずれ魔王にいたる者 面倒くさがり 天才 祝福を喰らう者
・・・なんか、ステータスがスッゲー物々しいんですが、何でかな?吸血鬼?このステータス画面バグっているのかな?HP無限だし、魔王にいたる者とか書いてるけど、そうだ!もう一回見たらなおってるかも。
~少女確認中~
このステータス画面は、バグっていない・・だとっ・・・。
何で私、こんな化物ステータスなの!?RPGで言えば、ラスボス級なんだけど!?そして、ご先祖様は吸血鬼やったん!?
私はHPが無限なはずなのに酷く疲れてしまい、急にやって来た、睡魔にその身をあずけた。