7話 戦闘
7話 戦闘
私が家に帰るときにはすっかり暗くなってしまった、夜目で帰りも明るく見えて楽だった、今思ったが、吸血鬼だと言うのにおもいっきり日を浴びていたんだが肌が焼け爛れるとか灰になるとかはない、少し怠いくらいか?
・・・家に入ろうと思っているが問題が発生したうちは門限を決められているんだった、どうしよう・・・大幅オーバーしてしまったんだが、このままじゃ確実にお母さんが襲撃してくるだろう、力は吸血鬼になったことでかなり上がったが勝てる気がしない。
仕方ない真正面から迎え撃ってやる
そーーと玄関を開けるが人の気配はない。
ふう・・・ひとあんしn「あらぁ朱里ぃずいぶんと遅いお帰りねぇ」・・・
ギギギッと私が錆びたブリキの人形のように体を後ろに向けると微笑んでいない微笑みを浮かべたお母さんがいた。
「・・・たっ、ただいま。」
お母さんは全く笑っていない微笑みを浮かべながら、
「うん~お帰りぃなさぁい、でもぉ遅れちゃったからぁおしおきが必要ねぇ~。」
お母さんがそう言った瞬間、お母さんから膨大な殺気が溢れでり次の瞬間、目の前からお母さんはいなくなり後ろから
「ちょこっと強めにいくわよぉ~」
「ぐうっ!?」
背中に痛みがはしる、幸い、咄嗟に体を捻ったお陰で完全にとはいかないもののダメージを軽減することができた、HPが無限だろうが痛いものは痛い。
そんな考え事をしてると
「考え事しなぁ~い」
「あぶなっ!」
お母さんのプロボクサーが真っ青になりそうなストレートがとんできた、それを私は腕でガードする。
「くうっ!」
重いめっさ重い何なの!?このパンチの重さ!
「あらぁ~よく防げたわねぇ。」
そう言いながらお母さんは拳撃を強めていく、身体能力じゃ完全に上回っているはずなのに全然、反応できない
「これでぇ仕上げよぉ」
お母さんはアッパーを繰り出し
「がっ!!!」
それが私の顎に直撃、いつかのお父さんと同じように天井に突き刺さる。
「これで反省できたでしょう~」
「・・・はい"」