4話 朝ごはん。
4話 朝ごはん。
『チチチッ』
・・ん・・うぅ・・・・もう、朝か。私は小鳥の軽快な鳴き声によって起こされる。
んぅ~?ああ、そうだった。昨日めちゃくちゃありすぎて、疲れて寝ちゃたんだった。
はぁ・・・それにしても、あのステータスは何なの?化物じゃん。
こんな力、あったら暴走しそうで怖いわぁ~。面倒臭いけど、今こそ我が天橋家、第一条:身に余る力とはどんなモノか知るべし を実行するか。
まず、この力があるし、こんな人が密集したところいたら、下手したらこの辺り一面がスプッラッタな事になるかも、しれんし、取り敢えず山に行こう、それなら人もいないし、見られる事もない
そんな事を考えながら私は服を着替え階段を降りる。
「あら~朱里ちゃん~もうすぐ、朝ごはん出来るからぁ、待っててねぇ。」
「うん。」
『トットットッ』
階段を降りるる音が聞こえる、丁度、愛香たちも起きたようだ。
「ふわぁ・・・お姉ちゃん、おはよう~。」
「姉さん、おはよう。」
「おはよう、愛香、怜香。」
「愛香~怜香~おはよう~今日の朝ごはんはぁ、ベーコンエッグとトーストよ~。」
「はーい。」
少ししてお父さんが降りてきた。
「あなたぁおはよう~」
「ああ、おはよう。」
「お父さん遅いよー。」
「はははっ、すまんな。」
全員が席に座り。
「それじゃ、いただきます。」
『いただきます。』
モグモグ、相変わらず、お母さんの焼いたパンは美味しい、家ではパンを手作りしている。そんじょそこらの店には負けないレベルだね。ウマ、ウマ。
パンに夢中になっている私に愛香が
「そう言えばさ、お姉ちゃん着替えてるの?いっつも、この時間帯、パジャマ着てるのに。」
「ん?今日は少し用事があってね。」
「用事って?。」
「ちょっと、やることがあってね。」
「へえ~。」
そして、暫くして朝ごはんを食べ終わり、出掛ける仕度を整え。
「んじゃ、お母さん、いってます。」
「行ってらっしゃい。」