10番
次の日、目ざましも何もないが、朝日が昇ったことで自然と目が覚めた。
平日は6時きっかりに起床するように心がけているので、その習慣が自然と俺を起こした。
昨日は運動をして、風呂にも入ってということもあり、ぐっすり眠れた。
初日とは打って変わりすがすがしい気持ちだ。
それに、やっとこの街から出ていけるのだ。
喜ばなければ嘘だ。
と、こんな時間から俺の部屋の戸が叩かれる。
おそらくはマルドだろうとベッドから腰を上げる。
「キラ君もう起きてるかい?」
「あぁ。少し待て、鍵を開ける」
禁書を仕舞い鍵を開ける。
マルドは、鍵を開けると勝手に扉を開けて入室してきた。
気に食わないが、その程度のことを掘り下げる気はない。
「起きててよかったよ。すっかり忘れてたことがあってね…」
「頭が弱い証拠だ」
「………君もだよね?」
「なに?」
「ギルドで戦ったあと、俺もキラ君も帰って、残りの作業なにもしてないまま。登録が最後まで終わってないんだよ」
「………よし。ギルドへ行くぞ」
「都合いいなぁ」
忘れていた何かの正体をハッキリと思いだした。
確実にこれだ。
ギルドのことを忘れていた。
「この街に鑑定師とかいう職業の奴はいるのか?」
「え、鑑定師?う~ん。あぁいう職業って王都に近かったり権力者が近くにいるほど嫌われる傾向にあるからなぁ…。悪いんだけど、この街にいるって話は聞いたことがないよ」
「そうか。ならいい。とっととギルドに行って街を出るぞ」
これに関してはそこまで期待はしていなかった。
もしいたら見てもらおうという程度で、いなかったら他のところで会えればいい。
「あ、入会の時に貰える道具もあるし、荷物入れなんかを持って行ったほうがいいよ」
「だったら小道具でもついでに買ってから向かう」
「じゃぁ行こうか」
商店街は朝早くからやっている。
だが、普通の店もあるが、屋台のような路上販売も多いせい商店街というよりは市場のほうがしっくりくる。
朝食を作ったり、朝早くに街を出る予定のある者がいるから開店する前の時間帯にここで売買をするような店も多いそうだ。
そういう者達でまだ早い時間なのにここはにぎわっている。
「あの店は安くていいよ」
「安いだけなら意味はないぞ?」
「心配しなくても、中古だから安いってだけで、掘り出し物とかもあるし」
「使用済みはパスだ」
折角の大金があるのだ。
節約は大事でも、ケチったりなどはしない。
「値段はある程度張ってもいい。いい物を売っている店はどこだ?」
「う~ん…。なら、そこの店なんかはどうだい?」
指さされるのは古臭い木造の店。
看板の文字はすでに読めないほどになっている。
「古いけど、それだけに昔からの良い物がそろっているよ。人気はないけどね」
「だろうな」
そそくさと店に入る。
「いらしゃいませー」
店主と思わしき男が俺達を出迎えた。
「やぁ」
「あ、マルドさんいらっしゃい。今日は何を買いに?」
「旅の必需品をいろいろかな」
「え!?マルドさんどっか行っちまうんですか!?」
「うん」
「まじかぁ…。本格的に客集めないとやばいかも…」
「まぁ、俺がいたから成り立ってたようなものだからね、この店」
「いやぁ、どうにも客寄せは面倒でなぁ…」
頭を掻き苦笑いをする男はふと俺の方へと視線を向けた。
「あんた、名前は?」
「なぜお前などに教えてやらなければならない?」
「えぇ~…」
がたいに似合わない反応で肩を落とす男。
そして、くすくすと笑うマルド。
「いやぁ、容赦ないね」
「俺はどうでもいい人間に名前を教える気はないぞ?」
「あれ?じゃぁ俺は、キラ君の中でどうでもいい人間ではないってことでいいのかな?」
「……勝手に想像してろ。それより、要件を早く済ませるぞ」
「わかったよ」
やれやれと首を振るマルドを置いておいて店内を物色して適当に入用になりそうな物を探す。
「これはなんだ?」
売り物にしては汚すぎるポーチを発見した。
多少汚い中古の道具と思わしき物はあるのだが、このポーチは群を抜いて汚い。
これを売り物として売っていること自体が不思議でならない。
「あぁ、それは魔法袋だよ」
「…ほう」
「あれ?こんなの前は置いてなかった気がするんだけど」
「そりゃそうだ。昨日手に入ったんだからな」
「容量は?」
「なんとまさかの1tだってんだ!」
「え!?これいくらで買い取ったの!?」
「たったの40万ルクスだ」
「これが、40万…。……偽物じゃない?」
「いやいや、それがなんと本物なんだよ。確認はしてあるから絶対だ」
「これをくれ」
俺の持っている金の半分ほどを目分量でカウンターに置く。
これで40万以上あるはずだ。たぶん。
「数えろ」
「え?」
「早くしろ」
「は、はい…」
命令の通りに金を数え出す。
ねこばばしないようにしっかりと見張りながら待つ。
「48万5422ルクス」
「じゃぁ、これをもらう」
「ちょ、ちょっとまってくれ!」
「なんだ?」
「いや、これの値段は150万ルクスで…」
「知らん。40万で入手したんだろ?だったら48万で我慢しろ」
「い、いや…」
「売れ」
「で、でもだな…」
「売れ」
「あ、あの…」
「売れ」
「……はい」
ごり押しで魔法袋を入手。
金と禁書を早速片づける。
入れ口は大きくなったり小さくなったりするようだ。
サイズが合っていない金の袋が丸々入った。
「くっそぉ…。こういうのを商売あがったりっていうのか…」
「いやぁ、なんていうか、さっきの迂闊な発言が悪かったよ。あとは相手もね…」
「ちっくしょぉぉぉぉぉぉぉ!」
「押しに弱い個人経営者なんて鴨にされても文句は言えんぞ?」
「…………そうですね」
旅の道具をマルドのアドバイスを貰いつつ購入していく。
店主はマルドに本当は150万で売り飛ばしてしばらく遊ぶつもりだったと愚痴っている。
あとは、俺をこの店に連れてきたことに文句を言っている。
しかし、知ったことではない。
最終的に、野営が出来るテントと火打石、ロープ、少量の油、水入れなどを購入した。
終始俺のことをうらみがましく見ているのだが、睨み返すとそのたびに視線を逸らす。
ビビるくらいなら最初からこちらに視線を向けるなと言ってやりたい。
「キラ君、そろそろギルドに向かおうか」
「わかった」
「それじゃぁ、またこの街に来ることがあったらここに寄らせてもらうよ」
「そこの兄ちゃんを連れてくるのだけは勘弁してくれよ…?」
「心配するな。俺がここに来ることはほぼない」
そうして、俺は店から出た。
「ん~……」
「どうかしたか?」
「あんなに簡単にポーチを売ったのがちょっと不思議っていうか疑問っていうか」
「…まぁ、確かにな」
「あれ?ごり押しで無理矢理買ったのに疑問に思ったんだ。意外だね」
「俺をなんだと思っている…。これの相場はどうなっているんだ?」
「俺も専門じゃないから詳しくはわからないけど、たぶん150万っていうのは破格の値段だって考えるべきかな」
「………怪しいな」
「うん。だけど、ポーチは本物だと思うしあそこの店主はおかしな物を売るような奴じゃないんだ。だから、本物には間違いないはず」
空にポーチを掲げて眺める。
とてつもなく汚い。
これで150万が妥当なら新品はいくらくらいになるのだろうか。
「この街はいろいろときなくさい奴が多すぎるだろう…」
大賢者に始まり、宿屋の女将、ローブ、マルド、店主と不思議がいっぱいだ。
さらには、ハクとセキも含まれる。
「でも、みんな良い奴だと思うよ」
「俺の想い浮かべているやつに良い奴という言葉は絶対当てはまらない奴が混じっているが?」
「そうなの?でも、もしかしたらいい奴かもしれないよ?」
「ないな。100%ないと言い切れる。もしもあいつが良い奴なら、そこらへんのごろつきですら良い奴にカテゴライズされる」
特に大賢者とローブなんて悪であって、善ではないだろう。
「怪し過ぎるだろう…」
あれほどまでに怪しい奴らはそうそういないだろう。
そこから数分後、ギルドに着いた。
なんとなく気恥ずかしいが、男は度胸で中に入る。
「あっ!?」
中に入ると早速受付嬢が俺のことを見つけ声を上げた。
「おはようございます。マルドさんも一緒なんですね」
「あぁ、俺は彼と一緒に行動することに決めたからね」
「そうなんですか。これから依頼ですか?」
「ううん。彼が旅に出るって言っているからそれに着いていくつもりだよ」
「……じゃぁ、ここのギルドから離れるってことですか」
「そうなるね。まぁ、帰ってきたらまたよろしく」
「わかりました。ご冥福をお祈りしています」
「ありがとう。それで彼のギルドカードはできてるかな?」
俺を指さすマルド。
人を指さすなとその指を弾く。
唐突に叩かれた手を見てマルドは苦笑い。
受付嬢は吃驚している。
「リュンヌさん。ギルドの登録はまだ済んでないんですから勝手に帰らないで下さいよ。おかげで、夜遅くまでここで待つはめになったんですから」
「知らん。確認しないお前が悪い」
「はぁ…もういいです。こちらがギルドカードです。説明はいりますか?」
「いらん。何かあったらこいつに聞く」
「わかりました。リュンヌさんの初期ランクは武士です。頑張って下さいね」
「あぁ」
「それと、ギルドに登録したということでこれを差し上げます」
カウンターに差し出されたのは真っ黒なポーションと白い紙。
ポーションの方はどう見ても有害物質だ。
どんな効果があるのか知らないが、こんなものを飲みたいと思う輩はいるのだろうか。
俺としてはきちんとした物以外を口にしたくはないため、このポーションを差し出されても嫌がらせとしか思えない。
白い紙のほうはなんだかEXPマップに似ている。
というか、綺麗になったらこれになるんじゃないのか。
「やっぱり、何も知らずにこれを出されたらそんな顔しちゃうよね」
「……これはなんなんだ?汚すぎて使う気にはなれんぞ」
「だよね。俺も飲むのをためらったもん。でも、効果はすごいから飲んだ方がいいんだよね」
「……飲むとどうなる?」
飲みたくない。とそう思ってはいるが、効果次第では飲む必要がある。
だいたい、こんな汚物を好き好んで飲もうとする猛者はいないだろう。
だが、飲んだ方がいいというならそれだけの効果が期待できる。
「それは、ステータスを上げるためのポーションです。武士になった方にギルドから配っている物なのですが味は期待しないでください」
受付嬢がそう教えてきた。
確かにすごい。
すごいのだが、そのくらいなら使いたいとは思わない。
「………マルド」
「なに?」
「これを飲んだことあるか?」
「うん。俺も昇格したときに貰ってるからね。ステータスは上がったし、飲んでよかったと思ってるよ。もっとあればいくらでも飲むかな」
「手に入らないのか?」
「非売品らしいからね。ギルドから、昇格の時に貰う以外の方法はほとんどないかな」
「なぜ、それをギルド側が配る?」
「製法を独占したいからでしょ?たぶん、これで売上を求めようとすると必ず作り方を模索する人が出てくるからね。こんなものがいくつもあったら国と国の均衡なんて簡単にくずれるし、一人の人物が全てを凌駕する力を持つことになりかねないから。まぁ、だからこその酷い味なのかも」
「……どんな味だった?」
「う~ん……。いろいろと迷うね。表現しようにもピッタリな言葉が見つからないし…。でも、しいて言わせてもらうなら」
「もらうなら?」
「ドブだね」
「よし。こいつはお前にやる」
誰がドブなんてすするか。
まずいだけならまだ我慢しよう。
だが、ドブと似たような物を口にいれるなんて死んでもごめんだ。
「いいの?」
「あぁ……別に自力で強くなればいい話だ。こんなものに頼らなくても強くなることはできるだろう」
「そっか。じゃぁ遠慮なく貰うよ」
そう言ってマルドはポーションを一気に飲んだ。
ハッキリ言って見ているこっちの気がめいってしまいそうだ。
褐色の肌が、心なしか白くなってきたように見える。
良く見れば手の甲の血管が浮き出ている。
相当我慢しているのがわかる。
その様子を見つめる受付嬢も顔色が悪い。
マルド程とは言わないが、真っ青と表現してもいいくらいにはなっている。
かくいう俺も受付嬢と同等くらいに顔色が良くない自信がある。
さっきから吐き気がしている。
「うぇっ…………」
「おい、大丈夫か?」
これは心から心配しての言葉だ。
「少し…話しかけないで…………」
「あぁ…わかった」
床に四つん這いになり、なにかと葛藤を続けるマルドを見下ろす。
こんなことになるのは想定の遥か上を行っている。
俺はつくづく自分で飲まなくてよかったと胸をなでおろした。
ポケモンでも不思議なアメには頼らず手持ちを育成する方針の俺は自分の成長も自分の力で促すのだ。
俺は自分にそう言い聞かせた。
「これは、あんまりだと思うんだがなぁ……」
受付嬢の青くなった顔をジーっと睨みつける。
いくらなんでもここまでひどい味になるのはポーションの製作段階でおかしな部分があるとしか考えられない。
「…おそらく、味はもう少しくらいマシにはできると思います」
「おいおい。それじゃぁ、これは嫌がらせということか?そんなに性格悪い場所なのかここは」
「…無料で配布してるんですよ?出費を抑えたいんです。この味を緩和するには非常にたくさんの材料がいるんですよ。このポーションを作るよりも高額になってしまいますからもしも味をどうにかして消したいなら、自分で料金を払ってもらうしかありません」
「金を払えば味はどうにかしてもらえるのか…」
だったら、先に言って欲しいものだ。
それなら、金を払い自分で飲もうという考えもあったのに。
「はぁ~…とりあえず、これで俺の登録は完了したということでいいか?」
「はい。最後に、依頼は別にどこにあるギルドで報告しても問題ありませんよ。ギルド同志は提携してるので、あちらで受け取った報酬はここから後日送るので」
「手数料はいいのか?」
「構いませんよ。商品のやりとりや両替などのついでに行うので」
「そうか」
「それと、ギルドの武器は貸出してるので、もし興味があったらどうぞ」
「お構いなくだ。俺はこいつが回復次第出てく」
未だうずくまるマルドを指でさす。
うめき声を上げで世界の終りが来たような状態が続く。
じっくりと待っていたが結局マルドが復帰するのには数十分を要した。
ただまずいだけでも、究めればここまで人を追い込む。
その恐ろしさを俺達は学んだ。
「これで、この街からでられる」
「……お前がもだえてなければもう少し早かっただろうがな」
「棘があるね」
「あたりまえだ」
やっとのこさで復活したマルドは食事処へ駆け込み口治しを行った。
それはもう、がっつりと食べていた。
時間をかけゆっくりと。
買い物、ダウンに加えてこれは時間のロスがおおかった。
「まぁいいがな。早く行くぞ」
「うん」
太陽は頂点に差しかかっている。
昼時だ。
一応昼食は済ませた。
マルドが食べている横で適当にすませた。
味付けは悪くないが、なんだか食べ慣れなかった。
「西門へ向かおう」
「そっちなのか?」
「うん。そういえば、セキくんとハクちゃんは東門からライセンという国に向かうそうだよ」
「それはいいな。俺は西、あいつらは東。ばったり会う確率もなくなったわけだ」
そう思いながら西門へと進む。
すると―
「おーーーーい!!!!!」
非常に大音量な声が聞こえた。
「……チッ」
「舌打ちは可哀想だって…」
声の主は言うまでもなく。
セキだ。
振り返れば走ってこちらに突っ込んでくる姿が確認できた。
「何の用だ?不干渉を貫くという契約だろう?」
「わかってるよ。わかってるけどさ…」
シュンとなるセキがわずわらしい。
「…………要件は早く言え」
「うん!えっとね、これを渡したいと思って」
「なんだこれは?」
手渡されたのはイヤリングだった。
黒く綺麗なイヤリングは一つだけ、白く小さな宝石のような物がはめ込んである。
「それを付けていて欲しいんだ」
「はぁ?なぜそんなことを言われなければいけない」
「ごめん。理由は話せないんだけど、絶対に損はないし、役に立つはずだから」
「…それは、お前の目的に関係があったりするのか?」
「ううん。どっちかといえば頼まれたからっていうのが大きいかな」
「なんとなく察しはついたが、なんのつもりだ?」
「言えないんだ。ごめんね…。でも、これがないと絶対にまずいことになるよ」
「……………まぁいいだろう」
「ありがとう」
「ハッキリ言っておくが、お前、怪しいぞ?」
「うん」
「臭すぎる。きな臭さすぎる」
「うん」
「だいたい、お前と俺は出会って間もない。なのに、この贈り物はなんだ?受け取ることを拒否されてもおかしくない。いや、むしろそちらのほうが十分にありえる」
「うん」
「まともな奴ならこんなものお前に投げ返す」
「うん」
「………だがまぁ、俺も自分が普通じゃないという自覚がある」
「……………」
「黙って受け取っておこう。世界は不明瞭で不確定だ。だからこそ俺は怪しさも受け入れる時がある」
「ごめん」
「わかったからさっさと行け。付けていればいいんだろ?」
「うん。じゃぁ、またいつか」
終始暗い表情だったセキは逃げるように去って行った。
その背中を見えなくなるまで俺は見つめた。
そして、マルドの胸に拳を突き出す。
「言っておくがお前もだからな?」
「………」
「気にいったと言っていたがそれをまんま信じるほど俺はお人よしじゃない。怪しいぞお前。…だが、お前になんの目的があって、何の裏を隠しているのかは知らない。だが、今し方セキに伝えたように、俺は時には怪しさを受け入れる。当然拒否することもあるが、今回は目を瞑った。気に入ったというのが嘘ではなく事実だというのもなんとなくわかる。だが、これだけは言っておくぞ―――――甘く見るなよ?」
下に見られるのが嫌いだ。
舐められるのが嫌いだ。
馬鹿にされるのが嫌いだ。
期待されるのが嫌いだ。
なぜなら、自分が大事だから。
そういう心を持つから“今”の俺『畔上キラ』は成立している。
だからこそ許せない。
我慢ならないことがある。
甘くみられる。
それもその一つだ。
「いいか。あくまでも対等だ。忘れるなよ?」
「…………いいよ。了解した」
「ふんっ……。ならいい。早くこの街から出るぞ」
「わかったよ―――」
最後にマルドがなにかつぶやいた気がした。
しかし、俺はそれを聞きとれはしなかった。
異世界に来て、二日目。
俺は、こうして街を出た。
目標は、成り行きで口走った“魔王になる”ということ。
俺“畔上キラ”は勇者になるのを拒んだのだから。
「俺は止まらない。絶対にだ……!」
最後、悪ふざけしました。すみません……。
もしも、駄目だとなったら直しますw