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無職転生 - 蛇足編 -  作者: 理不尽な孫の手
ナナホシのグルメ
24/32

24 「味噌煮込みうどん」

 私の名前は七星。

 七星静香。

 色々あってペルギウスの居城、ケイオスブレイカーに居候している。

 彼の配下の能力を使い、一ヶ月に一度だけ目覚める日々だ。

 これは、私が「今はまだ帰れない。この世界で何かを成し遂げなければいけない」という仮説を立てたことによるものだ。

 だが、それは置いておこう。


 元の世界には『三年寝太郎』という物語があった。

 干ばつに苦しんでいたとある村に、寝太郎という男がいた。

 彼は仕事もせずに三年間寝続けていたため、周囲の者は怒っていた。

 だが寝太郎はある日目覚めると、山にいって巨石を動かした。毎日毎日、大きな石を川に放り込むと、やがて川の流れは変化、干ばつの村に向かう支流ができた。

 その支流のお陰で田畑に水が供給され、村は干ばつの被害から救われた。

 彼はただ寝ていたのではない。いかにして干ばつを解決するかをずっと考えていたのだ……。

 という話だ。


 私はそれと似たような感じだ。

 と、自分では思っている。

 ただ、この世界の人間のためとか、そういう殊勝なことは考えていない。

 いかにして自分が元の世界に帰るか、ということを考えている。


 もちろん、この世界の人にはお世話になった。

 その人たちが苦労したり、辛い目にあっているというのなら、助けてあげたいとは思う。


 まあ、それはそれとしてご飯だ。

 今日も私の胃袋はカラッポ。

 お腹はぺこぺこで、水浴びをしている最中から、グーグーと大きな声で主張を続けている。

 今の私は餓狼だ。

 赤ずきんちゃんだろうと七匹のこやぎだろうと食べてしまうだろう。


 それにしても毎日(実際には一月に一度だが)、これほどの飢餓に襲われていては、いつしかガリガリに痩せてしまうかもしれない。

 あまりに痩せすぎて、元の世界に戻った時に知り合いにわかってもらえないというのも嫌だ。

 今日もしっかり食べなければ。


 なんて思いつつ部屋に戻ると、ツンといい匂いが鼻についた。

 同時に、テーブルで何かを用意するルーデウスの姿が視界に入った。


「ああ、おはようナナホシ」

「おはよう」


 私の方を向いたルーデウス。

 その前には土鍋が置かれ、コンロのようなもので暖められていた。

 グツグツといい音が響いている。


 今日は鍋のようだ。

 この世界ではいわゆるごった煮系のスープは珍しいものではない。

 具材をそのまま煮込んだりしたものが多く、その具材もえぐかったり青臭かったりで、美味しくもない。

 腕のいい料理人が作れば、それなりに食べられるものにはなるが、基本的には食欲の沸く代物ではない。


 しかし、どうだろう、この鼻をくすぐる味噌の香りは。

 しっかりと出汁のきいたスープに味噌を溶けこませなければ、こんな香りはしないのではなかろうか。

 ああ、またお腹が鳴ってしまう。


「……今日は?」


 私は挨拶もそこそこに、席についた。

 部屋の中で火を使ったら、またペルギウスに小言を言われるかも?

 という忠告は一瞬にしてスッポ抜けていた。

 いいのだ。

 どうせ彼も食べるのだから。


「今日は……ほら」


 ルーデウスが土鍋の蓋を開けた。

 すると、むわっとした湯気の中から、それが姿を表した。


 予想していた通りの、こげ茶色のスープ。

 そこに鶏肉やネギ、キノコといった具材が並び、真ん中のあたりには白い卵と一緒に、ぐらぐらと揺れていた。

 さらに、具材の下には、白くて細長いものが見えた。

 白い麺だ。

 となればもしかするとこれは……。


「うどん?」

「そう、味噌煮込みうどんだ」


 味噌煮込みうどん!


「うどん、作ったの?」

「ああ、『麺』というものを理解してもらうのに少しだけ時間かかったけど、試作自体はそんな難しくなかったってさ」


 元の世界の料理を再現してくれているのは、主にアイシャだ。

 ルーデウスがふわっとした料理法や完成品の説明をすると、何度かの試行錯誤を繰り返すものの、あっさり完成させてしまう。

 この味噌煮込みうどんも、そうした試行錯誤の末、出来上がったのだろう。


「ささ、伸びちゃう前に食べてくれ」


 ルーデウスはそう言うと、オタマと菜箸を器用に使って、味噌煮込みうどんをお椀によそうと、私の前にトンと置いた。

 途端、私の鼻に味噌の湯気が飛び込んでくる。

 口の中が唾で一杯になり、私は即座に箸を手にした。


「……いただきます」


 早速うどんを、と思ったが、私はそこで一瞬躊躇。

 箸を一旦置いて、スプーンを手にした。

 うどんの汁からいただくのだ。

 先ほどから漂っている、この濃厚な味噌を味わうことなく、麺に手出しはできない。


「ん」


 しっかりと出汁の聞いたスープ。

 恐らく、魚介系だろう。

 それが濃い味噌味で上書きされ、形容しがたい芳醇さが口の中を温めた。


 その瞬間、お腹がグゥと急かしてきた。

 はやく固形物をおくれ。

 焦らすのはやめておくれ。

 そんな言葉が聞こえてくる。

 言われずとも、だ。


 私は改めて箸を手に取った。

 お椀の中に漂う、柔らかく煮こまれたうどんを持ち上げた。

 箸の扱いには自信があったつもりだが、久しぶりのうどんは崩れるほどに柔らかく、何本かが千切れてお椀の中に戻った。

 しかし、私は構わず、残った数本にふーふーと二度ほど息を吹き付けた後、ちゅるりと口内へとすすり込んだ。


「んふ」


 うどんだ。

 小麦粉の質のせいか、記憶にある味とは少し違う。

 でも、間違いなく、うどんの味だった。

 噛まなくても飲み込めるぐらい、柔らかいうどん。


 ああ、懐かしい。

 そういえば、こんなうどん、昔食べたことがあったな。

 インフルエンザで学校を休んだ時に、お母さんが食べさせてくれた。

 あの時に食べたものは薄味で、病気ということもあって味気ないものだったが……。

 これは、美味しい。


「……ふっ」


 うどんを飲み込み、息継ぎをする。

 続いて、長く切られたネギも食べる。

 この世界のネギは、かなり青臭い。

 生で食べると、毒のある雑草のような味がする。


 だが、味噌でじっくりと煮ているせいか、臭みがほとんど残っていなかった。

 噛めば噛むほどにネギ特有の味が出てくるも、不快感は無い。

 むしろ、次のうどんを口に含むための前準備のような感覚すらあった。

 私はその前準備に逆らうことなく、次のうどんをちゅるりと口にする。

 うどんにネギの味が絡まり、より一層、うどんの味が引き立つのが感じられる。


 次は、キノコだ。

 見た目からして、シイタケやエノキではない、この世界特有のキノコだ。

 色もなんだか毒々しい。もしかすると原材料は魔物かもしれない。

 そんなものを端でつまみ、ギュっとした歯ごたえを感じつつ噛みしめる。

 すると、中からジュワッとした旨味が滲み出てきた。味はシイタケに近い。いや、これはきっとシイタケだ。シイタケと呼ぼう。


 その味が口中に残っているうちに、鶏肉も放り込む。

 こちらも若鶏というほどではないのだろう。

 だが、しかし長時間煮込んでいたせいか、口の中に入れるとホロりと崩れた。


 シイタケの旨味に鶏肉、ネギに味噌。そしてうどん。


 まさに神の組み合わせだ。

 口の中でもちゅもちゅと咀嚼し、ゴクリと飲み込む。

 柔らかく煮られた食材は喉に引っかかることなく、そのまま胃の中へストンと落ちていった。

 お椀の中身は、あっという間に空だ。


「……おかわり」

「はいよ」


 ルーデウスはすぐさま、土鍋の中からうどんを掬ってくれた。

 目の前に復活した味噌煮込みうどんを、私はすぐさま食べ始める。


 ネギ、うどん、鶏肉、うどん、きのこ、うどん、おかわり。


 そんなサイクルで黙々と食べ続ける。

 味噌煮込みうどんなんて、きっと元の世界では滅多に食べないだろう。

 自分がうどん屋に赴いても、味噌煮込みうどんを頼む姿は想像できない。

 もっと別のうどんを頼むだろう。


 でも、こんなに美味しいものだと知った今なら、きっと違う。

 うどんと言えば味噌煮込みうどん、そんな感じのことを言い出すかもしれない。

 通ぶった態度でウンチクとか語りだすかもしれない。あまり知識があるわけじゃないけど。


「おいしいか?」

「おいしい」


 しかし、油断はならない。

 ルーデウスは美味しいものを食べさせてくれる。

 でも、時に彼は、『相談事』を持ってくる。


「そういやさ、聞いてくれよ」


 相談といっても、大抵は大したことないものだ。

 アルスが学校でモテモテで、色んな女の子に手出ししないか心配だとか。

 ジークが最近はムキムキになってきて、たまに訓練で手合わせするけど、剣に威力が篭もりすぎてて怖いとか。

 ルーシーがクライブと付き合い始めて、最近はよく町中でデートしているだとか。

 ララが相変わらず子供っぽくて、イタズラばっかりして困っているとか。

 そんな、他愛もない話だ。


「こないだ、ジークと腕相撲したんだよ。腕相撲」

「腕相撲」

「そしたらジーク、かなり腕とか太くなっててさ、手を組んだだけで手のひらを握りつぶされるかと思ったよ」

「ジーク君は確か、アレクサンダー? に弟子入りしたのよね?」

「そうそう、北神カールマン三世。教師として優秀なのか、うちのジークが優秀なのかわからないけど、ジークの北神流の上達具合はかなり早いみたいでさ。アレクも褒めてたよ」

「ふ~ん……それで、腕相撲は? 勝ったの?」

「勝ったよ。その時は、運よく魔導鎧を身に着けていたからな。父親の威厳は守られた」

「それ、本当に守られたのかしら……」


 今日も、他愛のない話だ。

 だが、油断はならない。

 時として、ルーデウスはこういう軽い話を、重い話の前置きにしてくる事がある。

 そういう時のルーデウスは、こういう軽い会話で私の顔色を伺いつつ、言いにくそうな声音で、「なあ、ナナホシ」なんて呼びかけてくるのだ。


「なあ、ナナホシさんや。話は変わるんだけど……」


 ほらきた。

 この言いにくそうな感じ。

 しかも、さん付け。

 今日は、かなり重い話が来る。


「言い難いことなんだけど」

「…………なに?」


 正直、聞きたくない。

 聞けば、きっと味がわからなくなるぐらい、ぐったりした気分になる。

 だが、こうして美味しいご飯を食べさせてもらっている身だ。

 世話になった人が困っているというのに、聞きたくないと耳を塞ぐのも、よくない。


「もしかするとだけど……」

「うん……」


 さぁ、くるぞ。

 どんな話だ……?


「……最近、ちょっと太ったんじゃないか?」

「へっ?」


 予想と違うのがきた。


「私が?」

「いや、なんか、昔よりふっくらしてきたような……」


 思わず自分の頬に手を触れてみた。

 ふっくら、しているだろうか。

 最近、鏡を見ていないから、どうにもわからない。

 この城にも鏡ぐらいはあるが、あいにくと日本の家屋のように洗面台に一つ置いてあるというレベルではない。

 私が出歩く範囲には一枚もないことはざらだ。

 当然、この部屋にも置いてない。


 太った……って。

 どうだろう。いや、でも、そんな馬鹿な。

 私の体は、この世界ではかなりおかしい状況になっている。

 成長はしないし、髪も爪も伸びない。生理もない。

 じゃあ、太るのもおかしな話だろう。


 でも……お腹は減る。

 ご飯を食べれば、排泄物になって出て行く。

 ということは、食べ物は消化され、栄養となって体に行き渡っているのだ。

 そしてお腹が減るということは、栄養はきちんと消費されている。

 てことは、一時的にとはいえ、蓄えられているということだ。


 じゃあ、太るの……?

 維持するだけじゃなくて、蓄えてしまうの?

 朝方、あんなに空腹になるのに?


「ああ、すまん。そういう事を聞くのは、良くなかったかな」

「いえ……」

「あ、もし気になるんだったら、体重計とか作ってこようか? 正確な値は計れないと思うけど、俺の体重と比較することぐらいは出来るだろうし」

「い、いらない」


 太っているとは思えない。

 この世界に来てから、太ることも痩せることもなかったはずだ。

 起きた時に空腹感があるのは、食べた分が消費されているせいだ。

 きっとそうだ。うん。


 だからきっと、気のせいだ。

 ルーデウスだって、私の顔を毎日見ているわけじゃない。

 一ヶ月に一度だ。

 変化に気づけるとは思えない。


 いや、逆か?

 毎日見ているわけじゃないからこそ、変化に気付くというのは、ありうるか。


「……」


 思い返すのは、このケイオスブレイカーに居候を始めてからの生活。

 まさに、食っちゃ寝だ。


 ルーデウスが日本食を作ってきてくれるようになって、食べる量も増えた。

 かつては必要最低限の量しか食べなかったが、ここ最近は満腹になるまで食べている。

 空腹が助長しているのもあるが……。

 でも、よくよく考えてみると、別に何もしなくても空腹にはなるのだ。

 三年寝太郎だって、太った姿で描かれることが多い。

 なら、太るのだろうか、今の生活で……。



「ルーデウスよ。貴様は三人も妻を娶りながら、まだ女心がわからんと見える」



 と、戦慄していた所、そんな言葉と共にペルギウスが部屋に入ってきた。

 シルヴァリルの姿もある。


「女心ですか……どうにも不勉強で」

「女にとって外見は命よ。化粧や髪型、服装、全てに命を掛けているのであれば、体重の増減を指摘することがいかに礼を失する行為か、わかろうものだろう。我の分はあろうな」

「はあ、なるほど。どうぞ」


 彼は当然のように席につくと、自分のものを要求した。

 いや、私はそんなに体重とかを気にする方ではないけど……。

 太るはずがないと思っていたから、ちょっと驚いただけだ。

 ……でも、太るのは嫌かも。


 そんなことより、あんな白いコートで味噌煮込みうどんを啜ったら、汁がついてしまうのではないだろうか。

 カレーうどんほどではないけど、味噌煮込みうどんも色が濃い。

 ルーデウスは注意しないのだろうか。


「あ、食べ方はわかりますか?」


 ルーデウスは注意しなかった。

 その代わりに言った言葉がコレだ。

 こういう所、確かに彼は女心的なものはわからないのだろう。

 服を気にするのが女心かどうかは、私にもわからないけど。


「貴様、我を馬鹿にしているのか?」

「いえ、ただこの世界では、あまり麺というものが見当たらないので」

「滅んだのだ。ラプラス戦役でな。未だ少しは残っているだろうがな……」

「ああ……なるほど」


 400年前の戦争で、人族はアスラ王国以外、ほぼ壊滅状態になった。

 なら、そこで培われてきた食文化の多くも失われてしまった、ということか。

 それでも、少しぐらい残っていてもいいものだろうが……。


「とはいえ、我も久しぶりだ。戦時に一度食したのみ。そして、このような味付けは初だ」


 ペルギウスはそう言うと、フォークを手に取った。

 うどんはフォークでは食べにくいと思う。


 そう言おうと思ったのだが、ペルギウスは器用にうどんを巻き取り、優雅に口に入れた。

 汁が飛ぶ余地はない。

 無用の心配だったようだ。


「ふん、味はいい」

「それはよかった」

「だが柔らかすぎるな。以前、我が食べたものは、もっと弾力があり、ツルっとしていた。これでは老人の食べ物ではないか」


 味噌煮込みうどんは、基本的に柔らかい。

 煮込んでいるのだから当然だ。

 しかし、そう言われると、私も普通のうどんが食べたくなってくる。

 味噌煮込みうどんに文句を言うわけじゃないけど。

 でも、ツルツルとした麺も、確かに食べたい。


「そう仰ると思って」


 ルーデウスはそう言うと、袋にいれた麺を取り出した。

 用意がいい。


「一度茹でた後なので、それほどコシがあるわけではありませんが、お望みの食感に近いかと思います」


 ルーデウスはそう言うと、その麺を土鍋の中にいれて、一度沸騰させた。

 グツグツという音と共に踊る麺。

 先ほどと違う食感が、口の中で想起される。


「私もおかわり、いい?」

「ああ、もちろん。召し上がれ」


 その返事に、私は再度、お椀を持って身を乗り出すのであった。



---



 今日も満腹。

 胃袋満足。

 餓狼は丸々と太って森へと帰った。


 それにしても『太った』……か。


 今日は食事の後に鏡を見せてもらった。

 正直、記憶にある姿と、余り変わっていない気がする。

 でもどうだろうか。やはり、少し、ふっくらしただろうか。

 食べた直後だからか、確かにお腹は少し出っ張ってたけど……。


「……」


 太ることが嫌なわけではない……。

 と、言いつつも、やはり今の体型は維持しておきたい。

 少しぐらいは大丈夫だと思うけど、帰った時に太りすぎて別人と間違われたら、嫌だし。


「……ちょっと運動しよ」


 眠る直前、私はそう思うのだった。

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― 新着の感想 ―
[一言] >体重の増減を指摘することがいかに礼を失する行為か、わかろうものだろう。我の分はあろうな 流れるような要求w
[気になる点] 誤字報告が停止してたのでコチラで報告 「そんなものを端でつまみ」  ↓ 「そんなものを箸でつまみ」 蛇足編の書籍化おめでとうございます! (今更ですが…
[気になる点] 作品ではなく、寄せられたコメントの方なんですが。 考えてみると、主人公は前世ではニートだったわけで、食事は食べ歩いたわけでもなく、ほとんどが母親の出す食事だったと思います。要は母親の料…
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