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√アイドル  作者: ことり
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五投目

「調子はどうすか?」

 スーツ姿のこぢんまりとした女性が、男の病室を訪れた。その手には何枚かの書類を手にしており、足で戸を閉める。

「悪くない」

 病室にいる入院患者は男一人で、簡単なキッチンやバス、トイレまでもが揃っていた。女性は髪をまとめ上げ、まだ幼さの残る顔を誤魔化すためか、引き締まった印象を与える眼鏡をしていた。彼女は資料をベッド脇の机に放り投げると、その足で調理場に向かう。

「りんごでも食うすか?」

 男が断ると、彼女はりんごを切った端から自分の口に運んだ。小気味よい咀嚼音をさせながら、女性は語り出す。そして折りの良いところで本題に入る。

「ホントに賠償は治療費だけでいいんすか?」

「ああ。完全に元通りになるそうだしな」

 言って男は包帯をした手を掲げて見せた。その下には火傷であまり人に見せたくはない有様の掌が隠されている。しかしそれは現代の再生医療技術においてはさほど問題にはならない程度だ。手術の時を待ち、それが終われば完治する。

「それにしても立派な病室すね~、あんた何者なんすか?」

 男が病院に運ばれた際には気を失っていた。そのために荷物を漁られた結果が、この病室を宛がわれた理由だろう。

「どうやら通帳を見られたらしいな。遺産がまあそれなりにある。あの《スタジオ》としては災難なことだ。一泊いくらするのか知らんが、請求書は見たくもない」

「まあそれを見られるのは《スタジオ》側だけすし、いい気味すよ。うちの可愛い凛ちゃんを危ない目に遭わせおって」

 危険な笑みを浮かべる女性に、男は失笑で返す。

「それにしても本当に助かったす。もしもあの場にあんたがいなかったらと思うとぞっとするす。ありがとうございました」

 もう何度目になるか分からない謝辞に、いい加減男もその感謝の気持ちを受け入れざるを得なくなっていた。

「その礼に賠償請求だの、入院手続きだの面倒な事務手続きをやって貰っている。正直、煩わしいので助かる」

 実際のところ、揉めがちの賠償請求に関しても実に手際よく短時間で女性は決着を着けた。凛の話には聞いていたが、確かに目の前の女性は優秀なようだ。

「だが赤鳥といったな。別に毎日見舞いに来る必要はないぞ。全てお前に任せて問題ないようだ、事務所の切り盛りをしているのはお前なのだろう?」

「大丈夫す。今回の件で不本意ながらその位の余裕は出来たす。それに――」

「――調子はどう!?」

 駆けてやって来たのだろう、凛は頬を蒸気させ、胸を上下させていた。

「凛ちゃん、ノック。あしとこの人がイケナイことしている最中だったらどうするんすか?」

「え、いつの間にそんな関係に? じゃない。ダメ、ダメだよ絶対」

「あ~あ~、そんな真剣な目しちゃって。これだからあしが毎日見舞いに来る羽目になるんすよ。ほっといたら凛ちゃん何するかわからないす」

「何それ」

 言って凛は唇を尖らせた。ここ数日で凛は赤鳥の前だといっそう子供っぽいことを、男は知った。よくよく考えるとまだ十六だというのでこういった面も不自然ではないだろう。

「りんご買って来たよ。食べる?」

「凛ちゃん、りんごの皮むき出来るす?」

「出来るよ。……ピーラー、使えば」

 最後の方は蚊の鳴くような声だった。りんごの準備を頼むと、赤鳥は笑窪を浮かべる。

「悪いすね、うちのお嬢が」

 凛は何かをさせていないと次々と世話を焼こうと何事かを尋ねて来る。それを赤鳥も想像がついているのだ、彼女は男に軽く頭を下げた。

「何が?」

 知らずにいるのは当の本人だけだ。小首を傾げたが、すぐに気を取り直して流し台へと向かって行く。その後ろ姿を赤鳥は見送ると、男に向き直った。

「後二、三日で退院だそうすね。気は、変わらないすか?」

 男が首肯すると、赤鳥は小さくため息を吐く。団子状にまとめ上げられた髪を弄ると、彼女は再び男の目を見つめ、また深く息を吐いた。

「話しただろう。俺には《アイドル》に関わる資格がない」

 もちろん《ライセンス》という名の資格ではない。それを赤鳥も重々承知している。しかし彼女が男について知らないことは多い。

「そうは言ってもその理由については話してくれないじゃないすか。それで諦めろというのは無理な話だと思わないすか? 凛ちゃんと出会った時《簡易ドレス》をその場で改造してみせたそうじゃないすか。正直その能力は喉から手が出るほど欲しいすよ」

 ここ数日繰り返し行われた問答だ。お互い諦めることなく、平行線を辿った結果、今日も同じ場所へと行きつく。

 男は口を噤み、目を伏せる。赤鳥はしばらくその光景を眺め、そして口を開く。

「退院したら、《エアリアルレイド》を引取に伺うす」

 赤鳥から訣別の意志を受けたその日も結局、男は首を縦に振ることは出来ずに終わった。


「何をしている?」

 男が買物から帰り、部屋着に着替えようとした時だ。男の寝室で、雪奈が立っている。雪奈とその妹の華奈を男が引取り、数日が過ぎたが、それは初めてのことだった。

「妹と二人纏めて引取って貰った恩を返そうかと」

「そうか、それは良い心がけだ」

「でしょう? 初めてだから痛くしないで貰えると助かるのだけれど」

「だが、どこがどう間違ってそうなった?」

 雪奈は意味がわからないと眉を寄せていた。それを見て男は頭痛がするように額を押さえた。彼女は、濡れた髪をそのままに、バスタオル一枚を身体に巻いていた。

「着衣のままが趣味だった? 日本人はやっぱり変態なのね」

「お前も日本人だろう?」

「そうなのかしら?」

「少なくとも俺は日本語圏以外で雪奈や華奈という名前は見たことも聞いたこともない」

「日本育ちは変態なのね」

「言い直すな。だいたい俺はお前にそんなことは期待していない」

 何を誤解したのか雪奈は自分の慎ましやかな胸を揉みしだき、ため息を吐いた。

「いつこの胸が育ち、純潔を奪われるのか慄きながら生活するのは辛いのだけれど?」

「安心しろ、そんな日は来ない」

「失礼な話ね。母の胸は中々の物だったわよ」

「そういう意味ではない」

 わかっていてやっているだろう? そう問うと、雪奈は困ったような笑みを浮かべた。

「今の私にはこれ位しか払える物がないの。恩はすぐにでも返しておきたいわ。私の手が届く範囲はとても狭い。だから、守るものは極限まで減らしておきたいの」

 日本であれば中学生程度の年齢でしかない少女は、そう男に告げた。男は何も善意で雪奈たちを引き取った訳ではない。雪奈にもその事を明言しているにも関わらず、彼女はそれでも男の行為に借りが出来たと判断しているようだ。

「《アイドルマスター》になれなかったその時はそれで返せ。まったくいらんがな」

「失礼な話。でもその頃には私一人の価値だと、これからあなたが支払うだろう金額とつり合わないと思うのだけれど? 華奈に手を出したらあなたでも容赦しないわよ? それは絶対」

「バカ言うな。お前は《アイドルマスター》になりたい訳じゃない。それを無理やりならせるためのレッスン、いわば強制労働だ。ふん、こんな物価の安い国でお前ら二人を養う程度の給料でやらせていたら日本であれば捕まる所だ。我ながらいい拾いものをしたものだ」

「……日本育ちって頭の中身が平和なのね」

 成長しないな。男はそう内心で呟き、妹の寝る部屋へと帰って行く雪奈の背を見送る。


 何をするでもなく数日が経過した。何がある訳でもないが、男は自室に戻ると気が落ち着くのを感じ、着替える間もなくベッドに身を投げた。入院前よりも心なしふっくらとした布団から、わずかに自分のものではない香りが漂う。

 入院中に一度凛を追い出そうと、部屋の掃除を依頼したことがあった。それを思い出し、男は部屋を見渡す。大きく何かが変わった印象はないが、若干小奇麗になっている気がする。

「真面目なやつだな」

 その呟きに相手を貶める色はない。そしてそれはそのまま誰に届くでもなく霧散した。凛が雑巾片手に家具を拭き、布団を干す光景が容易に浮かぶ。そしてそんな取留めのない思考は、呼出しの音で終わった。

「退院したなら、言って欲しかった。もう午前はレッスン出来ないじゃん」

 そう言う凛の唇は少し持ち上がりへの字になっており、ご立腹のようだ。だから言い訳もせず、男は短く詫びを入れる。気が晴れたのか、彼女は表情を和らげ、それから眉を下げた。

「《エアリアルレイド》、引取りに来たよ」

「そこで待っていろ」

「ううん。あたしが掃除した部屋をもう汚したりしてないか確認しなきゃ」

「今戻ったばかりだ」

「靴、揃えてないよ」

「……勝手にしろ」

 男は凛を置いて机に向かう。凛は靴まで脱ぎ、本当に男の部屋にまで入って行く。男が《エアリアルレイド》を取り出し、彼女に差し出す。

「そうだ。これ、赤鳥さんから」

 凛は学生鞄の中から厚みのある封筒を手に取り、《エアリアルレイド》と引替えに、男へ渡す。中身はそれなりの厚さになった万札の束だった。受取る必要はなかったが、赤鳥のいないここで押し問答しても仕方がない。

「赤鳥に伝えてくれ、これで貸し借りはなしだと」

 わかった。そう頷いた凛の声が、少しだけ震えた。男に凛の気持ちを正しく察することは出来なかったが、最後の餞別代りを送る。

「フィジカルも《IL》も及第点だ。あれだけ基礎が出来ていれば問題ない。まずは《プロデューサー》を探せ。それから《ドレス》を使わず《クラシックアイドル》としてデビューしろ。お前ならある程度稼げるようになるだろう。そのアイドルデビューしたので遅くない」

 過大評価だろうか。しかし入院中から今に至るまで幾度考え直しても、答えは変わらない。それでも男は凛に《エアリアルレイド》を任せる気にはならなかった。もちろん修理が間に合わなかったこともあるが、基礎力だけで扱える《ドレス》ではないとの判断だ。

「いつ、どれくらい、稼げるようになるかな?」

「《プロデューサー》の腕次第だ。しかしそいつの給料を上回るのに仕事を数件こなす必要もあるし、お前には実績がない。半年はかかるだろう」

「そっか、そっかぁ」

 凛の瞳から大粒の涙が零れ始め、フローリングに雫が落ちる。

「間に、合わないんだね」

 凛は必死に涙を堪えようと手首で目を抑えるが、涙は腕を伝い、肘まで濡らす。彼女は何度も目元を拭い、嗚咽を我慢しようと口を覆う。酷く美しく泣く少女だと男は思った。

 男は理由を問うことも出来ず、ただ棒のように立ち尽くすことしか出来なかった。凛の押し殺し切れなかった嗚咽だけが小さく、だけれどもはっきりと男の部屋に響く。

「ごめんね、レッスン場で助けてくれてありがとう。最後に、もう一度お礼、言いたかったんだ。それだけだから」

 そう言い切り、凛は男の部屋を去っていく。その背中に対して、言葉が出てこなかった。彼女は最後に玄関のドアの前で振り返り、お辞儀をして、消えて行った。

 男は携帯端末を操作すると、入院中に教えられた番号へと電話を掛ける。

「はい、白井芸能プロダクションです」

「今しがた、凛に《エアリアルレイド》を手渡した」

「あ~、ご丁寧にどうもす」

 赤鳥の声に特に違和感はなかった。しかし凛の様子から、何かがあったはずだ。どう切り出すか思案していると、赤鳥が妙なことを言いだす。

「据え膳くわぬは、何てことはしてないすよね?」

「どういうことだ?」

「いえ、何でもないす。わざわざ電話して来たってことは、凛ちゃんは言わなかったんすね?」

 質問をしたいのはこちらの方だと男は思いながらも、律儀に説明をした。話を黙って聞いていた赤鳥が、小さくため息を吐く。

「バカなことしてないで良かったす。それで、あんたはどうしたくてうちに電話して来たすか?」

「目の前で意味深な振舞いをされたら気になるだろう」

「それだけすか? 悪いすけど、それだけなら話すことはないす。あんたには関係ないすから」

 そう言われてしまうと返す言葉もない。しかしそれでは、と通話を切る気にはなれなかった。

 もちろん赤鳥の態度が正しく、今男がしている電話など彼女の仕事の邪魔にしかならない。今すぐ切られてもいいレベルだ。

「釣りを返しに行くから事務所の場所を教えろ」

「釣り? あ~、《エアリアルレイド》の修繕費すか? 不要す。そのまま受け取るといいす。元々正規に依頼すれば数百万の仕事すから」

「そういう訳にも行かないだろう、俺は修理を終えていない。だいたいこれが原因で倒産でもされたら目覚めが悪い」

「…………その金があろうとなかろうと関係ないんで不要す。それでは失礼するす」

 待て。そう言う暇もなく、電話は切られてしまった。最初に彼女たちを拒絶し続けていたのは自分の方だと、気を静め、男は白井プロの件については頭の片隅に追いやることに決めた。凛も、赤鳥も、白井のことも、全てなかったことにすると唱え、男はベッドに横たわる。

《エアリアルレイド》は《回路》に細工をしてある。例え使おうとしても未熟な《アイドル》どころか現役トップアイドルでも起動させるのが困難なほど要求される《IL》のレベルを上げておいた。

 起動さえしなければ《エアリアルレイド》が原因で凛が事故に遭うことはまずあり得ない。彼女の容姿に《アイドル》としての基礎力、まともな《スタッフ》さえつけば自分がいなくとも《アイドライジング》でなかなかの地位にまで登りつめられるはずだ。

 男はそう言い訳するように思考を走らせた。しかし胸の靄は晴れず、彼は部屋の外へと出る。行先も知らず、男は高く上がった日の下で、足を進める。

 真夏の風景が男の背後に流れて行く。無意識に男の足は走り出していた。目まぐるしく風景が変わる。さして距離は離れていないはずだと見当をつけるが、問題は方向だった。男の自宅からは右手方向には駅、左手にはバス停がある。

 汗で張り付くシャツが気持ち悪く、運動不足が祟って走るのも辛い。男は自分が走っている間中愚痴を脳内で唱えていた。いくらか表情にも出て、道行く人々が男から距離を取る。

 そして、男は目的の者を捉えた。彼女は補習があるだろうに、公園で道草を食っていた。いつかの少年少女たちに囲まれ、何事かを話している。立っているのも辛くなってきた男は、スーツが汚れるのも厭わず、彼女たちを視界に収められる位置で座り込んだ。木の陰に入った涼しさが心地よい。息も落ち着いてくると、話の内容も聞き取れるようになっていった。

「おねーちゃん元気ない? わたし元気の出る歌、歌ってあげる」

 幼い少女のまだ未成熟な歌声が、風に乗る。《IL》も《ドレス》もない歌だ。それでも誰かの心を動かすことは出来る。《IL》を持たず、エンターテイメント性に劣る《クラシックアイドル》が、今なお廃れない理由の一環がそこにあった。

「なーなー、姉ちゃん《アイドル》なんだろー? こいつまだまだ歌下手だからさー、教えてやってよー。一応、俺達? こいつの《アイドル》になるって夢応援してやることにしたからさ、協力してやるんだ」

 少女の歌が終わると、早速少年達が凛に少女を揶揄するような発言をする。

「下手じゃないもん!」

 少年少女たちが未だに仲がいいのか悪いのか、男には判断がつかない。

「全然下手じゃなかったよ。もっと聴きたいくらい」

「え~、どうしようかなぁ、そうだ、次はお姉ちゃんも一緒に歌おうよ」

 凛がその申し出を受け入れると、何を歌おうか、などとその場は甲高い声で一杯になった。しばらく騒々しくしていたが、どうやら曲目が決まったようだ。凛が指揮代わりの手拍子を始め、それがカウントと共に三度叩かれると、合唱がはじまった。しかしそれはわずか数秒で独唱となった。

 凛はその事に気付いていないのか、歌い続ける。名を表すような歌声は、気温とは別の理由で男の頬に汗を滲ませた。男は今更ながら初めて凛の歌を聴いたことに思い当たる。その歌は、聴く者の注意を惹きつけ、離さない。

 無伴奏でありながら豊かな色を含む表現力、伸びやかに、そして丁寧に紡がれる音階。男をして一級品と言わしめすだけの魅力がそこにはあった。一曲歌い切ると、少年少女達から歓声が上がる。

「すっごぉぉい! おねーちゃん上手!」

「すげえよ姉ちゃん、半端なく上手いよ!」

 凛は、自分の持つ歌の力に気付いていないようで、称賛を受け流していた。

「パパに頼んでおねーちゃんの《ステージ》見に行くの!」

 少女の何気ない一言に、凛の表情が凍り、俯く。そして、自分の身体を抱くと絞り出すようにして口を開いた。しかし、放たれた言葉は誰にも届かない。

「ああ、観に来い。次の《ステージ》で特等席を用意してやる」

 男が、それに被せて物を言った。少年少女は、男の突然の乱入に気を取られる暇もないほど凛に熱中しているようで、目を煌めかせ、元気のよい返事をした。

「悪いな、これから仕事だ。うちの《アイドル》を連れて行くぞ?」

「うん。お仕事頑張ってね、おねーちゃん!」

 少年少女は限界まで勢い付けて手を振り、去って行く。

「無理だよ。だって、事務所がなくなっちゃうんだ」

 もう声は届かない。凛はそれを承知したから改めて呟いたのだろうか。

「ファンの前ではいつも《アイドル》で居ろ」

 凛は潤んだ目を見張り、それから怒りで細めていく。

「自分を応援してくれている人に嘘を吐いても良いって言うの?」

「そうだ。それがファンのための嘘である限りな」

「ファンのため? 何で他人が、他の人のためになるかどうかを決めるの? 他の人の気持ち何てわかりっこないじゃん」

「確かにわからない。だが決めるべき問題だ。そしてその責任は《スタッフ》が負う」

「責任取れない癖に、《スタッフ》でもない癖に! 次の《ステージ》? うちの《アイドル》? 嘘ばかりで、実現しないようなことを好き勝手に言って、酷いよ」

 第一印象は、心の強さを持った少女。次には、年相応に弱い少女。さらにその次はどうだろうか? 男にはまだわからない。

「今回、嘘を吐いたのは俺だけだ。その分の責任は、取ろう」


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