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魔女と怪盗と探偵 ~JOKER&WITCE~  作者: 永皿 輝多朗
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第二幕 ここに置いておきますから、見て頂戴願いますことよ

俺は放課後になっても高校にいたのである。これはお嬢様の悪戯に引っかかったのであるかなと俺は頭の中でそう考えらさせないこのうえない。


お嬢様とは誰なんだろう?俺はまるで記憶の中に最初からいているように感じているそれはその妖美な姫のごとき令嬢を昔から知っているのかと思わされる。


俺は宝探しをしていた。何か手ががりがあるかなと思わされていてこれは生けることに何かされないかなと思い……思惑ばこの令嬢と言える俺の頭の中の感情を表に出していて、その心の情景にいる架空のお嬢様を探しているのであった。


そんなことによりあるメモを階段の裏で見つけた。


「指令。ヒサラギ美術館から『無礼者の家から帰るお爺さん』を盗み出してきなさい」

「これはあなたに直接命令しているわけではないです。嫌なら受けなくてもいいです」

「ただし、この依頼を達成したらその依頼品と引き換えに金50万円を渡します。」

なんだってー!?金50万だと……これはすごい額だ、俺の5か月分の生活費に価するぞ……なんて羨ましいはなしであるかな……しかも俺は親父に泥棒の訓練を受けてきた。

どうする……俺はこれみがしに飛びつきていいものか……


えーい背に腹は返れない。今月ピンチだしと言えるし。その美術品とか別に古ぼけた絵なんだろう?

そのくらいなくなってもいいはずだろうに……ヒサラギ美術館の人には悪いけど……

俺の生活がかかってるんだよ……ジュルシッ……50万円、いただきに参上する。




俺は夜12時にヒサラギ美術館の表玄関に来ている。警備なんてザルだ。警備室で警備員が仮眠をとっている。これは初仕事にして楽勝であるかな……いけるかなと思いかねます。


我こよいは大泥棒となること誓う。顔はお手製の覆面を被っている。ちょっと怪人二十面相に似せている感じの覆面という名の仮面をかぶる。黒を基調とした服装。動きやすい服装だ。これはもともと家にあったものを拝借してきたのである。帽子はホンブルグというタイプのお洒落なもの。これで完璧にお洒落な大泥棒だ。おれはこれでも凝り性なんですかなと言える。とても華やかでないと大泥棒でないと言えないかなと漫画や小説に書いてあったからかな。


そして今宵の大泥棒の仕事はすんなり上手くいく……上手くいきすぎだろ。警報装置の場所は熟知しているとはいえ、こんなに早く上手くいくとは、ダミーのカラーコピーの絵もおいて来たし。これでいいのかなと思えるが……


そして探偵とはしつこいものであるかなと言える……虎である。猛獣がいる目の間にいつの間にか……誰だよ動物園から逃がしたのは……俺死んじゃうのかな……


しかしよく見ると違うそれは虎のように見えるが、揺ら揺らと揺れている。

幻想だった。「誰だよ幻想出したのは」


「それは、私でーす。マータ・グレースレイだよ~~~~」


「誰だてめえはっ!」俺はドスの効いた声で話すわざと声色を変えている。泥棒術の一つ声色変化の術だ。


「私は超能力探偵のマータだよ~君を特務警察に送っちゃうぞ~」


まず恰好がおかしい俺は泥棒だからいいが、相手の少女は巫女装束を着ている。髪色は黄色で、ショートヘアだ。少し幼い感じに見える。中学生の一番下な感じだ。


マータと名乗る少女は超能力探偵と言っていた。超能力があるとは知っていたが、そんな職業があるなんて思わないですよ普通は……。


俺はさっさと相手をしないで逃げようとダッシュで美術品をもったまま逃げようとした。


しかし逃がさないことうえ虎型の幻影が俺を襲う。俺は頭が痛くなりましたことであります。なんというかしびれている感じであるかな。こんな痛みは初めてだ。


痛いよ痛いよ……痛すぎる……頭が割れそうだ……これは虎型の幻影に触れたからか。


俺は何をしたかマータに聞いてみた。ペラペラとお喋りするマータ。


「そうだよっ・・これが私の虎ちゃんケルミナスちゃんの力!私のケルミナスちゃんに触れると精神的ダメージを受けます。これで君の動きも落ちるというわけだよ~。もう警察に通報しといたから。駆け付けるよすぐに、ニャハハッマジ楽しい~~」


くそ視界がふら付く……なんで俺がこんなわけ分からんやつにやられないといけないんだ……こんなとこで終わってたまるか!


俺はこっそり用意していたサッカーボールより小さいミニサイズの固い練習用のボールをセットした、そして相手めがけて思いっきり蹴り飛ばした。


「ニャハハハハッ……てっなにこれ!」


当たった。マータはどうも防御力が低かったようだ。一発ノックダウンであるかな。

俺はなんとか逃げ通した。よかったよかった。


依頼書に書いてあったある場所に美術品をこっそり置いておく。俺の連絡先もかいてある。

そしたら後日俺当てに宅急便がきた。中には宝石が入っていた。手紙とともに。


手紙には「依頼達成感謝致します。これが報酬の50万円の価値がある宝石です。自分で現金に換えてもらいませんか?すみません、現金を用意できなかったので。」

と書かれていた。


謎の依頼人は確かに居た。俺の大泥棒ライフは始まったばかり……これからどう捕まらないかを考えないとしまらないかなと思えるけれど、お嬢様にはいつ会えるかなと思い枕を埋める夢をみないかなと深夜に寝る。明日は休みであるかなとたっぷり寝ようかな。


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